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週末重賞展望|きさらぎ賞・東京新聞杯

【きさらぎ賞】

◆注目馬

ビザンチンドリーム
2歳戦阪神芝2000mにおいて走破タイム2.04.0以内×ラスト1F11.4秒以内×上がり最速で勝利した馬は過去に7頭。表にまとめた通り、無敗の皐月賞馬アグネスタキオン、3冠馬ディープインパクト、クラシックALL好走のサトノダイヤモンドなど名馬が計測してきた走破内容である。以下の7頭の中でも上がりがズバ抜けているディープインパクト、走破タイムが抜けているアグネスタキオン、加速ラップを差して勝利のサトノダイヤモンドが特に出世するのは納得。そこでビザンチンドリームはというと、走破タイムがアグネスタキオンに次ぐ2.01.4、ラスト5F12.6-12.3-11.7-11.5-11.3の加速ラップ、ラスト200m通過時点ではまだ先頭に立っておらずそこから別次元の脚を使って差し切りと優秀にもほどがある内容。また、アグネスタキオン・サトノダイヤモンドが共にキャリア2戦目でこの走りを見せている中、本馬は新馬戦からこれだけ走っているのが破格。しっかり賞金を加算して、皐月賞→日本ダービーという王道ローテを期待する。

【東京新聞杯】

◆注目馬

マスクトディーヴァ・アヴェラーレ
2018年以降東京芝1600m古馬重賞における連対馬48頭中30頭は4角7番手以下の差し追い込み馬。ポジション争いが落ち着いた中盤でややラップが緩み、大箱コースらしく後方勢がじっくりとポジションを上げて長い直線を使って存分にスパート出来るという構造。マスクトディーヴァは言わずもがなの秋華賞2着馬。前走は勝ち馬除けば詰まりながら秋華賞を2馬身半差で勝利したという内容、2走前も次走エリザベス女王杯を制するブレイディヴェーグ相手に1馬身半差の完勝で見せている走りからはG1馬同等の扱いで良い。故に、ここは1番人気になるのも妥当で、そのうえで嫌うことも得策ではないと感じる。アヴェラーレは近2走が内有利の中で外々回すロスの大きい走り。関屋記念は後に重賞を勝利するディヴィーナ・フィアスプライド相手に完勝だったし、京王杯SCは1ハロン短かった分だけ。間隔詰まる中でも引退間近とあってか前走よりも追切で時計を出しており、勝負気配は高く見える。

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◆かしわうどん
21年9月に活動開始。22年中山牝馬S15番人気クリノプレミアムの的中を筆頭に安定した予想とSNS上での競馬情報発信に定評。Instagramでの発信にも力を入れている。

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