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レイデラルース初勝利! その配当は…?

今年の2歳世代から一口馬主をDMMバヌーシーの方でスタートさせたわけですが出資した2頭のうち1頭のレイデラルース(父レイデオロ、母カンデラ、母父ダイワメジャー)が9/17(土)中山4Rの2歳未勝利で見事初勝利を飾りました!
新馬戦はいかにも気性が悪そうで全く競馬になっていなかったのですが、2戦目で先行する競馬が出来るようになって、3戦目は1枠1番から脚を溜める競馬で直線抜け出すというセンスのある競馬を見せてくれました。スピードというよりもパワー、そして併せ馬になってから脚を伸ばす根性がありそうで中山2000mは非常にあっていたように思えます。早めに1勝すると将来へ向けての選択肢が増えるのがメリットで、まずは放牧して次走は再び中山2000mの葉牡丹賞に向かうようです。このまま中山2000mのスペシャリストになってホープフルS、皐月賞と勝ってくれないかな…と、夢は膨らむばかり。

しかし夢ばかりみてもいられないのが一口馬主。投資の一種ですから、成績を残してくれれば回収できますが、勝てないと大損ということもありえます。

ここでレイデラルースの出資、維持費等を見ていきましょう。

出資金         18000円
キャッシュバック      8100円
会費・維持費        1230円/月

レイデラルースは3600万円・2000口で募集されていたので一口当たり18000円。キャッシュバックキャンペーンがあったので馬自体にかかった金額は約1万円。会費・維持費は2023年1月から毎月発生していて年間約15000円です。

で、未勝利戦を勝ったら配当はいくら入ってくるのかって話ですよね?
未勝利戦1着賞金は550万円。その他に特別出走手当やらなんやら細かく上乗せされて…一口当たりの配当は!!!!!

2822円でした!

うーん渋い!会費・維持費の2か月分…あまり浮かれてもいられません。

仮に5歳12月まで走ると仮定すると会費・維持費はトータルで約6万円。馬代を含めると約7万円。それの2000倍つまり1億4000万稼いでくれてようやくペイ出来るというわけです。ノンストップでオープンまで駆け上がった場合、1勝C~3勝Cの1着賞金で約3500万円。これじゃ全然足りません。やはり重賞で掲示板に載れるくらいじゃないとプラスは厳しいという感じです。もちろん、それまで長く走ってくれたらという大前提のもとに算出しているわけで、すべての馬が無事に走ってくれるとは限らないです。とにかく元気にコンスタントに走ってくれることが最重要といっても過言ではありませんね。「無事是名馬也」ってやつです。

自分も初参戦するにあたっていろいろ情報を集めましたが、やはり芝メインの馬はどうしても高額、そしてライバルが必然的にノーザンファーム等の一線級になってくるでしょうから、ハードルが高くなるような気がします。なので、まずはダートも走れそうな血統から選ぶのがいいのではないでしょうか。今年から3歳ダート路線も整備されて賞金面もしっかりしているので決して悪くないはずです。

レイデラルースもキンカメ系で芝がダメならダートも行けるかもというちょっとした保険をかけて選んだのです。実際新馬戦、2戦目の後はダートに向かうんじゃないかという話もチラホラ上がりました。それでも芝を使ってそして勝ってくれたレイデラルースと手塚厩舎陣営の方には感謝しかありません。

あとは、クラブによって会費・維持費が結構違うみたいなので必ずチェックしておきましょう。ホールごとに交換率が違うのと一緒です。打ち終わった後に「等価じゃないんかい!」って突っ込んでも遅いですからね。ギャンブルも投資も下調べの時点から勝負は始まっているのです。

【今週の推定設定6】
9月22日(土) 中山6R 6スマートワン(戸崎J)

前走は休み明け、得意ではないマイル戦、差せない松山Jとかなり難しい条件が揃っていたが0.6差までは詰めていた。3走前の1800m戦がかなりハイレベルであれだけ走れれば通用しても。

単勝15倍付けば設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
ツイッター @genkiakasaka

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