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コンプリート達成と3連系馬券

ついに帯封!…と、までは行きませんがパチスロの帯封と言っても過言ではないスマスロでのコンプリート(19000枚出ることによって遊技不可能になる状態)を達成しました。機種はこのコラムでも何回か出てきた「チバリヨ2」でした。
朝イチ…というには少し遅い開店から30分位に着席し始めて、一番最初の天国までにかかった投資額は17000円。350Gハマるまではとりあえず打つつもりでいたのですが、5回目の天国がスタートしたのがちょうど15時。そこからノンストップで68連チャンのところでそれまでに獲得していた枚数と合わせて19000枚に到達してコンプリートとなりました。終わったのは21時半。まだ閉店まで1時間の余裕はあったものの、平気でこれだけ連チャンするわけですから、時間に余裕がある人しかポテンシャルを生かせないといってもいいですね。
これで個人的にチバリヨ2での万枚は3回目となったのですが、導入からわずか1か月で万枚3回というのは明らかに異常。もちろん、個人的には歓迎すべき異常ですが、業界内外で完全に目をつけられているみたいでどうやら増産が出来なくなったみたいなのです。
細かい話はわからないし、考えたところで自分達にはどうすることも出来ないのですが、パチンコパチスロというのはスペックの決まり事が時代時代によって変化、規制されていくわけですが、その中で各メーカーが努力して出玉性能が高い台を作ろうとしているのです。現在主流になっている「スマスロ」という枠組みの中で「チバリヨ2」の出玉性能は間違いなくトップと言えるでしょう。なので人気が出て当たり前なのですが、出し過ぎたら出し過ぎたで怒られるのがパチ業界なんですね。本当に意味がわかりません。結局ギャンブラーというのは誰かが作った枠組み、ルールの中で生きることしか出来ない悲しい生き物なんだな、ということを再認識させられています。
あと、この業界には変な流れがありまして。パチンコが良いとパチスロが悪く、パチンコが悪いとパチスロが良くなる。こういう傾向があるのです。
自分がパチスロを本格的に打ち始めた頃、技術介入機、爆裂AT機が始まる直前くらいでしょうか。その頃のパチンコはどこを見ても1/300くらいの確変50%の台ばかりでした。その後、パチスロが5号機に変わって暗黒期に突入する頃、パチスロは1/400のMAX機全盛になって立場は一気に逆転。で、5号機AT機が成熟してきた頃にはパチンコのMAX機がなくなり…と、シーソーのように動いているのです。今、スマスロで完全にパチスロのターンになっていてパチンコは本当にどこに行ってもいい話を聞くことはありません。本当、誰かに左右されてるっていう闇を感じますね。パチンコパチスロは。

もしかすると競馬とパチ業界も何かしら関係があるのかもと思って、今回は3連系の馬券が発売され始めた時期を調べてみました。
3連複が発売されたのは2002年6月、3連単が発売されたのは2004年9月。その時期にリリースされたパチスロ台は…

●2002年6月…ミリオンゴッド、ネオプラネット、ビッグシオ30
●2004年9月…お見事!サブちゃん、巨人の星2

このラインナップを見るに相関関係は全くありませんね…。なんならミリオンゴッドが出た時は爆裂AT機のピークと言っても過言じゃない時期。パチンコパチスロの人気がなくてその資金が公営ギャンブルに流れてくるから新しい券種でも作るか。っていう流れになっていたりしないかなと思いましたが。なんならギャンブル業界全体で射幸心を煽りまくっていた時期だったのかもしれません。3連単が出来た2004年9月はパチスロは爆裂AT機に規制が入ってストック機メインになった後。それにしても僅か2年で3連複から3連単にバージョンアップさせてくるのはすごいの一言。よっぽどすごい人が法を動かしたり、農林水産省系の偉い人だったり、JRAの関係者を説得したりしたんでしょうね。今のJRAの馬券の券種毎の売り上げを見るに3連系が一番売れてるわけですから、3連系の馬券を作った人は影の功労者と言えるかもしれません。
余談ではありますが、お見事!サブちゃんのサブちゃんはもちろん北島三郎さん。パチスロにも絡んで、競馬でも冠名キタサンの馬主。ギャンブル好き過ぎじゃない?

【今週の推定設定6】
土曜福島11R 11メイショウカズサ(丹内J)

ここ4走は適距離とは思えない1400m以下を走って着順は悪いが、着差的にはそこまで悪くない。1700mでもまだ短いと思うが、それでもここ4走に比べればだいぶマシなはず。年齢を重ねてズブさが増しているが、ここで丹内Jへの乗り替わりはフィットしそう。これと言って先行しそうな馬も先行意識の高いジョッキーも少ないので、後方からの競馬になったとしても丹内Jなら捲ってくるはず。単勝30倍貰えれば設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka

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