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『沖ドキGOLD』卒業式

先日大人気沖スロの「沖ドキシリーズ」の最新作『沖ドキBLACK』のリリースが正式に発表されたのを受けて現在稼働中の『沖ドキGOLD』の卒業式を個人的に執り行ってきました。シリーズの後継機がリリースされたということはほぼ間違いなく先代はハズされるので、設定に期待できなくなるのでお世話になった台に挨拶をというわけです。まあ、そもそも沖ドキGOLDを高設定狙いで打つ人はさすがにいないと思われるので、自分としても当たり1回だけという感じだったんですけど。

沖ドキシリーズは初代の頃が一番打ち込んでいて300万位は勝たせてもらっていました。初代沖ドキはコイン持ちがシリーズの中でも群を抜いて悪く、1000円でなんと23G。GOLDは30G位回るので投資スピードが3割くらい違います。出玉性能は純増3枚でボーナスが最高約90%でループするAT機。後継機も出玉性能の面ではほぼほぼ踏襲されているので初代にしてすでに完成形だったいってもいいでしょう。この初代沖ドキは導入当初こそそこまで人気がありませんでしたが、連チャンするまでやめられないアリ地獄仕様と強力な連チャン性能が相まって抜群の稼働を誇り、瞬く間に人気機種の仲間入り、そして沖スロ界を制圧したと言っても過言ではありませんでした。自分もパチスロ必勝ガイドで沖ドキのページを全て担当していたおかげで知名度がグンと上がりました。今でも「沖ドキ 赤テン」で調べたら初代の動画が出てくるほどです。

 沖ドキ初代の登場時期は2014年。もう10年も経つんですね。ちなみに2014年のリーディングサイアーのトップ3はディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ。この3頭はいずれも天寿を全うしていて10年という月日が短いようで長いことが実感できます。
もちろん、この3頭の血を引く後継種牡馬が既に活躍しているように沖ドキシリーズも多数後継を出してきました。しかし、その全てがヒットしたとは言い切れません。

コイン持ちが1000円50Gになったけれどその分初当りがREGばっかりになってしまった「沖ドキトロピカル」、何を血迷ったかノーマルAタイプになってしまった「沖ドキバケーション」、6号機の規則のせいで一撃2400枚以上出ない「沖ドキ2」と、いろいろリリースされてきましたが、どれも人気は出ませんでした。超強力な種牡馬ではあるのに、規則という名の繁殖牝馬が邪魔をして生まれてきた子供は最初から競争能力がなかった、そんな感じでしょうか。

で、今稼働中の沖ドキGOLDなんですが、これが一応初代に一番近く作られています。2400枚ぴったりで終わることがなく、きちんと連チャンしてくれる。それだけで十分なんですよね。あと、ホール的にも重宝しているようで、どうやら6号機全機種の中で一番利益を上げているのが沖ドキGOLDなのです。今でこそ稼働に陰りは見られますが、変な台よりもよっぽど稼働している印象で、ハズしてまでBLACKを入れる意味は…と、勘ぐってしまいます。
そう考えるとベストバランスとしては今現存しているGOLDの半分くらいをBLACKに変えるのがいいのではないかと推測しています。導入は7月ですが、GOLDがあるホールには絶対に入るはずなので、GOLDが残っているホールを敢えて攻めてみるのがいいかもしれません。この台は間違いなく初日から打つのでその時にまた報告したいと思います。

【今週の推定設定6】
土曜京都11R 6ハピ(菱田J)
近2走は芝のレースを使って振るわずだが、ダートが主戦場なだけにノーカウント。名古屋城Sはドスローで捕まえられず、アルデバランSはオーサムリザルト(次走6連勝でG2勝ち)のマクリが入る特殊なレースで上がり最速の脚を使うも2着。ベテルギウスSは逃げ馬だったペプチドナイルがちょうど覚醒したタイミングでの2着、3着馬のミッキーヌチバナも重賞勝ちとなっていて今のダート2000mなら間違いなく能力上位。古馬になって初のダート57kg、長距離戦得意な菱田Jに乗り替わって一発回答があっても驚けない。単勝10倍付けば設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka

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