見出し画像

逆境だからこそ…

皆様こんにちは、魚谷侑未です。
Mリーグでは12/5に醍醐さん→魚谷バトンで2022年1月3日以来のデイリーダブルを決めることが出来ました。
トータルポイントは▲426.5とまだまだ道のりは長いですが、何かの弾みになったら嬉しいなと思う良き一日となりました。引き続き、チームみんなで精一杯戦いますので応援よろしくお願いします。

Mリーグでは、40/96が経過し、セガサミーフェニックスは現在▲426.5の9位です。
ファンの方からも「応援しているのが辛い」なんて声も上がるくらいには負けていますが、私なりのここからレギュラー突破までの展望などを書いていきたいと思います。

先日ファンの方から「麻雀は心理競技だと思うので焦りすぎても余計に空回りして好転しないとは思いますが、そろそろ焦って欲しいなという気持ちがあります」とコメント頂きました。
他にも同じような意見の方もいるので、私の見解をXでポストしました。

焦る=トップ取りに執着する というご意見であるとするなら、私個人の見解にはなりますが、トップ取りに執着してしまうと、普段とは違う打牌をしなくてはならなくなるので、平均的に見たら損をしながらトップを取るための賭けをする事になります。 そうなるともちろんラスになる確率も上がります。 その方法で上振れを引けたら一気に上昇する可能性は上がりますが、普段より損な事をしているので、負ける時もあっという間です。 残り試合数が半分以上ある今その戦術は、明確に損だと思うのです。 私たちの目標は最終的にレギュラー通過する事。 トップを取っても同じ数ラスを引いてしまったらレギュラー通過は出来ません。 選手は皆、レギュラー通過を信じてこれからも戦っていきますので、選手それぞれの向き合い方で見守って頂けたらと思います。 このままポイントをプラス出来ず時が来たら〇〇さんの仰る戦術を取らざるを得ない日も来るかもしれません。

Xのポストより

焦るという事が、仮に〔点棒を稼ぐために普段より少し無謀な打牌をする〕だとしましょう。
麻雀プロとして、予選を突破するため、もしくは決勝などで優勝するために“トップ条件”という試合は数多く経験してきています。
もちろん、トップ条件をクリア出来ることも出来ないこともあります。
ただ、トップ条件を狙って打つことは“大きなリスク”が伴います。ですが、それを狙わなければ勝つことが出来ないのですから、リスクがどれほど大きかろうと関係がないのです。

去年のMリーグでは、レギュラーシーズン終盤に茅森さんがトップを狙うために満貫を見逃しした局面もありました。
これは、シーズン中盤であるなら素点の8000点も得ることが出来ず、2着確保も危うくなってしまう損でしかない判断となってしまうのです。

つまり、トップ狙いに固執する、というのは通常であれば損と見える打牌も多くしなければならなくなるのです。
これは、まだレギュラーシーズンが半分以上残っている今の段階では得策とは全く思えず、トップを取るときもあれば、2着3着で我慢して稼いだポイントを減らさないようにする、またラスだとしても素点を維持する。そういった積み重ねも勝つためには大切になってくると考えているのです。
もちろん、それをしたからと言って、必ずレギュラーシーズンが突破出来ると断言出来るほど楽な位置につけているとは思いません。
それでも私たち選手は、応援してくれる皆さんの想いや、チームをサポートしてくれている方々の想いを背負って、レギュラーシーズン突破を信じて1戦1戦を大切にしていくしかありません。
ファンの皆さんも辛い気持ちで応援して下さっているのは重々承知していますが、温かい目で見守って頂けたら嬉しいです。

【ゆーみんの阪神JF注目馬】
◎ルシフェル

大本命のボンドガールが回避した事により一気に混戦模様の阪神JFです。ボンドガールは藤田晋さんがオーナーの馬だっただけに残念ではあります。
本命は萩Sで牡馬を薙ぎ倒したルシフェル。新馬戦で唯一負けた相手はコスモス賞を楽勝したエコロヴァルツで朝日杯の有力馬です。同世代の牝馬限定戦なら好勝負を期待できます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?