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天野の危機管理

 “危機管理”って、どの仕事においても大事ですよね。この仕事をしているとつくづく思います。危機管理能力、もしくは危機回避能力といった方が正しいかも知れません。あらゆる現場において、先手を打つことで危機に陥らないようにすること。私は心配性ということもあって、常にそれを心がけています。
 例えば、サウナの番組をやっている時に持っていく水着は1着でいいのですが、何かあった時のために予備でもう1着持って行きます。グラビアの現場で衣装など全て用意されていると分かっていても、念の為水着の下に付けるアイテムなどは持って行くようにしてますね。ドラマの現場で私服が必要な時、指定されている服だけじゃなく別のパターンも用意したり、テレビの収録の時はマイクをつけやすいようにワンピースではなく上下がセパレートのものを選んだり。
 それぞれの現場を想像して、あらゆる可能性を考えることでトラブルに陥らないよう気をつけること。万が一のことがあっても危機回避出来るようにといろんな準備をして当日を迎えるようにしています。荷物が多くなるので、アレもコレもって毎回大変。大体は問題なく進むのである意味無駄だったといってしまえばそれまでなのですが…。
 とにかく現場がスムーズにいって欲しいんですよね。スタッフの方の手を煩わせたくないし、何よりトラブルが起きて一番困るのは私本人ですから。撮影がうまくいかないってことは私の出番が減ってしまったり、本当はもっと自分にとっていい収録になるはずが、ちょっとしたことでカットになってしまうこともあるわけで、そんな勿体無いことはしたくないので自分なりに危機管理をしています。
 これまで、意外と現場で会う人の中で「え、私何も聞いてない」「知らなかった〜」といって準備をしてない人を目にしてきました。もちろんリクエストされてないこと、事前に伝えられてないことが出来なくても間違いではないと思いますが、先ほども書いたようにそれで損をする可能性があるのは自分です。だったら言われてなかったとしても、なんとなくでも想定しておくことで少しは窮地に陥ることを避けられますよね。
 誰かにやってもらう、誰かがしてくれるなんて考えていたらいつまで経っても成長しないし自分のために、そして皆のためにも危機的状況を作らない努力をしたいなって思います。でも正直そんなことばっかり常に考えているのでもう頭パンクしそうですよ(笑)。前に書いた明日が来るのが怖い問題と同じく、いつも明日や来週の仕事のことで頭がいっぱいです。
 でもその危機管理能力があるおかげで、より良くなったこと褒められたこと、助かったことも沢山あります。無駄手間なこともあるけど、この”心配性”がいつも自分を救ってくれているのは間違い無いです。皆が同じく少しでも円滑に回るようプラスαを意識できたらいいな〜なんて思いながら明日も撮影に向かいたいと思います!

 さて、先週の競馬予想を振り返りましょう。13日福島10Rは本命ウインマイルートが見事2着で取れたかと思いきや、3着のシテフローラルは買ってなかった〜。そして函館2歳ステークスも同じく軸馬エンドレスサマーが3着だったけど残り2頭を買ってなかったんですよね。この外し方良くあるけど、本命来てるのに当たってないパターンが一番悔しいかも。
 翌日の佐世保ステークスも同じですよ。私の本命タツダイヤモンドは2着に輝いたにも関わらず、ロードラスターは眼中になかったなぁ。こういう場合って終わってから「なんでこの馬を買わなかったんだろう」って振り返るけど、悩んで切った馬じゃない限りはそもそも買おう!っていう意識がなかったわけですから、どれだけ後悔しても仕方ないんですよね(笑)。
 函館記念は3連複12万超えという結構な高配当だったので、とりたかった〜!と思ったけどコレに限っては軸にしたトップナイフが10着だったし、14番人気3着のアウスヴァールを買い目に入れる勇気はなかった。

 みねたさんのコラムで「危険な上位人気馬」の扱い方と活かし方を伝授してもらったので、今週はその方法を取り入れてみようと思います!

舞台終わりの天野を置いておきます。

あまのまな
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優、パチンコライターとしても活躍。2022年にファースト写真集「なまのまな」(ワニブックス)が発売になった。
6月17日に東京競馬場で行われた「初心者向け競馬教室」や同25日に中山競馬場で行われた「宝塚記念スペシャル予想検討会」に出演するなど、競馬関連の仕事も増えている。
X(旧ツイッター) @akaringo_mana
公式サイト https://www.amanomana.com

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