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「どこに座ればいいのか問題」とその答え

 昨日は令和6年6月6日という全スロッターが期待せざるを得ない日付。というわけで自分も数か月振りにプライベートで入場抽選を受けてきました。普段抽選を受けないのはあらゆるメディアで言ってきましたが、その理由は

●抽選を受けないといけないホールはライバルが多い
●抽選に負けると純粋に狙い台が取れない
●抽選に人が集まり過ぎるホールはホールの設定配分と心中することになる

このあたりでしょうか。このコラムでも言ってきたこともちょくちょくありますね。要は狙い台を絞るという技術介入性が低くなるケースが高いのです。
そんな入場抽選ですが、先日はまさかの一桁。これで狙い台である「からくりサーカス」の新パネルをキープ出来ることが確定しました。で、問題はその新パネルのシマのどこに座るかという問題が浮上してきます。1台単位で狙い台を絞れているのであれば、そこに座ればいいだけの話ですが、機種単位でだけ狙いを絞っていた場合は絶対にど真ん中に座ることをオススメします。それはなぜかというと「周りの状況を把握するため」。これに尽きます。仮に隣の台なら状況を把握出来るとしましょう。そうすると真ん中に座れば自分の台を含めて3台把握できます。これが端に座ってしまうと2台になってしまいます。隣の台だけでなく2台隣まで把握出来る人なら真ん中に座れば5台分、端に座ったら3台分に。さらに後ろの台が反射して見えるともなれば把握出来る台数が倍になるので差がドンドン広がっていきます。なので出来るなら真ん中に座りたいところ。特に全台系で設定を入れるホールの場合はその情報の多さが立ち回りのスピードに直結してくるので意識した方がいいでしょう。おかげ様でそのホールを2時間で見切ることに成功(といっていいのか)しました。

「全台系は真ん中に座る」から派生して○○台並びで高設定を入れるというホールも真ん中がベスト。例えば「スマスロ北斗に5台並びで高設定入れます」というホールがあったとします。もし仮にそのホールの北斗が9台設置であった場合ど真ん中は左右どちらから数えても当たりになるという仕組み。こういうホールもたまに存在します。
 夕方から天井狙いで座る場合は打てそうな台をキープした後に、その台の視界から見えそうな高設定に見える台をピックアップしておきます。そうすれば自分の台で期待値を稼ぎながら、その高設定を眺めながら次に繋がる情報(設定が幾つなのか、どういう人が打っているのか)を得ることが出来ます。朝から打とうが、夕方から打とうが「打ちながら情報を収集する」という意識を高めることが出来れば、勝率は必ず上がっていきます。

 余談ではありますが「どうして自分の隣だけ出るんだろう」って感じる人多くないですか? 自分だって思う時あります。でもその時に思い出して欲しいことが一つあります。それは…

「自分の隣は2台ある」

これです! そりゃ2台あるんだから出る可能性も2倍なんですよ。出て当然なんです。特に今のスマスロはヒキだけで出ることが多いですからね。もう仕方のないことなんです。え? 端に座っていたら隣は1台しかないって? もうそこまで言い出したらキリがないので、やはり真ん中に座るのがベストですね…。

【今週の推定設定6】
土曜函館10R 13ピンクジン(黛J)
前走は2勝クラスの身ながら果敢に別定のG3に挑戦して4着。スローペースからの加速ラップだったが、中団に付けての4着は対戦メンバーを含めてもかなり価値が高いモノと見る。札幌、函館でも良績があり洋芝も苦にしなそうでここでは一枚抜けていると考えたい。前走逃げ先行で走ってきたメンバーも多く展開もこの馬には向きそう。3走前のオッズから考えてその半分も貰えれば充分。単勝9倍なら設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka

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