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熱暑対策と時差オープン

今週の新潟開催は暑熱対策の一環として5Rから6Rの間に3時間半の休憩が入ることが発表されています。それに伴い、中央競馬では珍しく1場開催(札幌のみ)の時間帯が出来ることになります。これによってオッズはどう変化していくのでしょうか。ただでさえオッズが辛い今の中央競馬(先週の中京記念なんか控除率に勝てる買い目あるんですかって思いました…)ですが1場になることでレースとレースの間隔が伸びてしっかり予想が出来る、つまり直感で買う人が少なくなるはずなのでオッズは余計に辛くなるのではと考えています。その1場開催中のレース、札幌5~10R、新潟9~12Rは注意したほうがいいかもしれません。

パチスロの変則日程と言えばやはり「グランドオープン」でしょうか。グランドオープン、つまり新規オープンの日は例年ホール側が一斉に抜くであろう「お盆」「年末年始」の手前になることが多い。つまり、その時期にちょうど差し掛かっているのです。
グランドオープンは基本的に通常営業とは異なり時短営業することがほとんど。その開店時間が12時、15時、18時と様々ではありますが、やはり高設定に期待したくなるところ。しかし、スマスロを筆頭に今のパチスロはとにかく波が荒く仮にグランドオープンに行けたとしても機種選択を誤ってしまうとせっかくのチャンスも水の泡となってしまう可能性があります。
グランドオープンで打つ機種選びとしてのポイントは

●機械割
シンプルにこれに逆らうことは出来ません。現行機種で一番機械割が高いのは…やはりヴァルヴレイヴでしょうか。
●短時間での収束が見込める
打てる時間が短いので助走が長くなる可能性がある台は避けたいところ。あとは純粋に純増が早いマシンの方がベター。
●設定6だと分かる
グランドオープンといえど全台当たりということは少ないので、やはり設定推測のスピードが速い台がベター。設定推測にかけられる時間は…1時間くらいでしょうか。

これらを踏まえて個人的なオススメ機種はこちら。

●スマスロ北斗
設定推測は結局トロフィー(設定示唆演出)待ちなのですが、これは店側が出現するタイミングをカスタム出来るので初当り1回目で出すことも出来る。つまり店側の広告としては最も都合のいいマシンと言えます。純増にやや不満はありますが、他のスマスロに比べると収束しやすいという点でも高評価。
●ヴァルヴレイヴ
結果論でしか設定が分からないとはいえ、高純増はあまりにも魅力。同じような立場で比べられがちな「からくりサーカス」とは上位ATへの行きやすさが違うので、グランドオープンならこっちを選択したい
●マイジャグラー
プライベートでは全く打ちませんが(笑)。グランドオープンの短時間営業なら選択肢に入ってきます。安定感は抜群ですが、設定がわからないのがマイナスポイント。あと、そのホールがどれくらいジャグラーに力を入れてくるかはホールの総台数との比率がカギを握ってきます。総台数の3割がジャグラー系であればさすがに設定を入れてくると考えていいでしょう。それ以下だと初めからそこは貯金箱にしで他でアピールという可能性も…。

ベタではありますがこの3機種が現状ベストかな、と。機械割でいうと「チバリヨ2」が最強だとは思いますが、さすがに収束が見込めない+鈍足なので打てないですね…。大穴としてはスマスロの「南国育ち」も視野に入れたいところ。軽い初当り、どこで当たっても高純増とかなりグランドオープン向け。ただ、そもそも設置があるのかというのが弱点でしょうか。グランドオープンに行くという方は是非参考にしてみてください。

【今週の推定設定6】
土曜新潟6R 3イズンシーラブリー(石川J)
なぜかずっと1200mで使われている同馬。現級の1600m戦では大敗はほとんどない。最後に走った1600m戦は上位がオープンクラスでも好走するくらいレベルは高かった。開幕週で内枠、先行馬が揃ったメンバー、ディープ産駒の距離延長&新潟外回りとかなり条件が揃っているので現状の単勝万馬券はかなり舐められているかと。単勝50倍あれば設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka

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