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週末重賞展望|ジャパンC・京阪杯・京都2歳S

【京都2歳S】

◆注目馬

マーゴットソラーレ
新馬戦で負かした2,4,7,9,11着馬が既に未勝利脱出。メンバーレベル悪くない中での勝利だった。また、勝ちタイムは同日に行われた古馬1勝クラスと同タイムでこれも価値がある。手ごたえ的にも最後まで余裕がある感じだった。2走前札幌2歳Sは異質なレース展開で1,2番手から離されてしまったがラストまで脚使う競馬で見直せる。前走百日草特別は百日草特別史上最速の勝ちタイム。そこの0.1秒差2着ということでかなりいい走りだった。2歳馬で東京芝2000mを1分59秒5以内&上り34.9秒以内でまとめた馬は過去に5頭しかおらず、サトノフラッグ・ローシャムパーク・ジュンブロッサムなど世代重賞でも上位に好走している馬が名を連ねている。本馬は個人馬主・非ノーザンF・ノヴェリスト産駒ということで基本的には過小評価されやすいタイプ。あまり人気もしないはずだし確実に印を回したい1頭。

【京阪杯】

◆注目馬

キミワクイーン
前走スプリンターズSは枠順恵まれずポジション悪い競馬で差し届かず。それでもラスト強襲してきたようにやはり能力は高い。2走前も馬場が荒れた内目を通って向いていない。3走前はやや展開恩恵あるもののかなり豪快な差し切り勝ち。4走前は短距離路線で最上位候補のマッドクールとタイム差無しの好勝負。能力があるのは間違いないし、近2走の敗戦で人気を落とすなら狙い目になる。

【ジャパンC】

◆注目馬

ドウデュース
前走天皇賞秋のレースラップがこちら↓
【12.4-11.0-11.5-11.4-11.4-11.4-11.4-11.6-11.4-11.7】
11.5秒を切らない超ハイラップで脚溜まらず。強いかどうかの前にオーバーペース。これだけ非常識的なレースラップになると流石に適性や展開によるパフォーマンス差が大きくなるし、本馬にはそれをこなす下地がなかったということ。ハイパフォーマンスのダービー、京都記念はいずれも中盤11秒前半など入らないラップでじっくり脚を溜めて爆発した形。常識的なペースからの決め手比べであれば未だ底を見せていないのは事実。故に、今回距離が伸びて追走ペースが楽になることは大歓迎だろう。
また、中間の追切を見ていると、やはり前走はまだ1つギアを隠していたんだなと感じる。単純な時計だけ見ても1週前は全体時計も終いも今回が上。この流れは皐月賞→日本ダービーの時と全く同じ。1週前日曜日にもコースで動かしているがこの流れも日本ダービー時と全く同じ。友道厩舎らしく抜かりない臨戦過程で上積み十分。
本来であれば、この手のローテだと叩き2戦目で売れることになるが、如何せん前走のレースぶりから評価急落になりそうな感触がある。さらに、1度も馬券内外したことがないスターズオンアースと3冠牝馬リバティアイランドが参戦し、武豊Jが乗れないとなると過剰に売れることはなさそう。キャリアの中でも最も疑いの目を向けられるタイミングだし、引き続きここは印を回しておく。

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◆かしわうどん
21年9月に活動開始。22年中山牝馬S15番人気クリノプレミアムの的中を筆頭に安定した予想とSNS上での競馬情報発信に定評。Instagramでの発信にも力を入れている。

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