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お盆シーズンに重宝しそうなトロピカーナ

今月の新台で一際異彩を放っているのがユニバの「トロピカーナ」。
この台は設定は1段階しかないという不思議な台で内部モードによっていろいろな数値が変化するというマシン。その各種数値は以下の通り。


(引用:ちょんぼりすた https://chonborista.com/slot/universal-slot/214693/#index-15)

他のAT機でもモードや状態が出玉が変化するのは当たり前ですが、各モードの機械割を公表したのはおそらくこの台が初めてではないでしょうか。
モード7の欄の機械割が???で埋まっているのがいかにも「大事なことは言わない」という今のパチスロといった感じ。普通に考えればモード6以上よりも高いということになりますが、もしかすると「言わない」のではなくて「言えない」のかもしれません。言うと「射幸心を煽っている」とか検定取り消しとかそういう可能性が出てくるかもしれませんからね。

モードが変化するタイミングは

●設定変更時
●エンディング時
●トロピカループ(1G連の連チャン)終了時

と、なっていてその中でも設定変更時はモード7が50%で選ばれます。しかし、30%でモード1以下(機械割94%以下)というリスクもあります。モード7の機械割が???なので正確な機械割は算出できませんが、モード1以下を早めに見切ることが出来ればトータルの機械割がよりアップするということは間違いなさそうです。
しかし、ここまで明らかにリセットが甘いとなるとホールが「リセットをするのか?」という問題もあります。そう考えるとホールの特徴をしっかり把握しておく必要がありそうです。
リセットされているというのが大前提で立ち回るとすれば

●初当り1回目に1G連が発生
●その1G連が3連以上


この2つを満たした場合はモード示唆系の演出が出なくてもモード6or7と推測して打ち続けてもいいかな、と思います。
リセット台以外を打つ場合はそのほとんどがボーナス終了後77G(引き戻しゾーン終了)で放置されている台がほとんどでしょうが

●1G連が3連以上した後

は、ボーナスを1回引くまで触ってみる価値があるのではと思っています。導入からずっとボーナス履歴を眺めていますが、右肩上がりになる(高モードの可能性が高い)台はとにかく1G連の数が多いです。それはモード別初当りとBB回数の比率を見れば一目瞭然。

モード0→初当り1/239.5 BB 1/176.0
モード7→初当り1/235.4 BB 1/89.4


と、なっていますからモード7は初当り1回でビッグが2.5回位出てくる。つまりそれだけ1G連が出てこないとその数字になりません。加えて「連チャン抜け後1回目は1G連しやすい」「モード7は他のモードに比べて滞在しやすい」という特徴があるのでより「3連チャン以上抜け後ボーナス1回目」が強いということになるのではないかと思っています。
 その他にも演出で滞在モードを推測出来たりもするのでかなり知識介入度が高い(というか設定1段階なのでそれしかやることがないとも言いますが…)マシンなので、設定に期待できないお盆シーズンでもかなり重宝しそう。近くに設置がある方はまずボーナス履歴をチェックしてみてください。

【今週の推定設定6】
土曜新潟11R 14クールミラボー(ルメールJ)

昇級後の2走前はメイショウフンジンの刻むスローペースに脚を余しての敗戦、前走はハイペースをやや前付けしながらでスタミナが切れた感。ここで距離短縮のカードを切ってきたのは納得が行く。内外に砂被りNGの馬が満遍なくいてペースは上がりそうなので、1800mならポジションが少し下がりそうなこの馬にとっては展開が向きそう。鞍上は今年夏休みの気配もないので安心して買える。単勝10倍つけば設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka

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