先行馬占有率の大きいレースの考え方

みねたの補講とは、6月21日に上梓した単行本『競馬場と前走位置取りだけで恒常的に勝つ方法』をテキストに、より深く語りたい部分、重要なので強調したい部分などを取り上げて解説していくコラム。

『FRONT RUNNER』では「先行馬占有率30％未満レースの前走3番手以内馬一覧」というコンテンツを配信しています。その意図は改めて説明するまでもないでしょうが、先行馬占有率が小さい（低い）レースというのは、先行争いにおいて競り合いが生じにくく、ペースもゆったりになりがちです。したがって、先行馬（＝前走3番手以内馬）が恵まれやすいので、予想の一助として紹介しているわけです。

先日、掲示板に「先行馬占有率50％以上のレースも取り上げて欲しい」という要望がありました。ペースが上がりやすいレース、ということになりますね。

もちろん、抽出すること自体は可能なのですが、それをコンテンツ化していないのには理由があります。