見出し画像

技術介入で100%を超えるマシンの取説

月末にいつもX上のスペースでパチスロの収支や次の月に出る新台についてしゃべっているのですが、そこで1番に注目していると言った「ストリートファイター5 挑戦者への道」を打ってきました。

スト5は疑似ボーナスのAT機。リーチ目が主体ではなくチェリーやスイカ、チャンス目といったレア役でボーナスを抽選しているタイプ。ボーナスは2種類あって高目の赤7揃い「バトルボーナス」では目押しを駆使して敵キャラを撃破出来れば連チャンという本物の格闘ゲームさながらのアツさを感じることが出来ます。
なんといっても注目されているのはビタ押しが出来れば機械割が設定1でも103%になると言われている点。で、実際にビタ押しにチャレンジして見たのですが、ビタ押しの判定は結構甘そうで赤7絵柄の視認性も高くてそこまで難しくない印象でした。まだ5回くらいしか触っていないですが、しっかり収支の方もプラスで103%より甘い可能性もあるかな、と少し感じています。
スマスロばかりになったホールだと、夕方から打つと閉店までに取り切れないことが多発して期待値が下がるケースが多々ありましたがこの台ならそういったことを気にせずに打てるので、仕事帰りの人達から結構人気が出そうなマシンだと思います。
スト5を打つ際、というか技術介入で100%を超えるマシンを打つ際のアドバイスは

「とにかく台移動する」

これに尽きます。最初から100%超えているのだから打ち切ってもいいじゃないか。「どうせ設定1しか入ってないよ」と、感じている人は多数いらっしゃるでしょう。だからこそ、台移動をするのです。言ってしまえばその機種に座った瞬間にリスクは0なのですからいっぱい台を触ってみて、設定2以上確定演出が出ようものならボロ儲け。100%超えマシンで設定2を使っているということが分かればそのホールが優良店と判断も出来ます。いつも言っていますが何も考えなくなってしまうとそこで勝率が止まってしまうのです。

競馬でパチスロの技術介入系マシン程勝てる馬券があれば苦労はしないのですが、それくらい堅いと言えば…ルメールJでしょうか。特に今年の東京&ルメールはとにかく馬券に絡んでいた印象。そこで近1年の東京&ルメールJで検索した回収率を検索したデータがこちら。

直近1年、ルメール騎手の東京成績

これを見て「ああ、やっぱりルメールJでも控除率の壁には勝てないんだな…」と、思うのは正しい感覚かもしれません。でも、ジョッキー重視で見ることが多い自分はこの数値を見て違和感を感じました。そこで近3年に期間を広げて検索してみました。

直近3年、ルメール騎手の東京成績

近1年より回収率が下がりましたね。自分も感覚的にはこの近3年くらいの数字のイメージでした。なので近1年の数字を見てビックリしました。この2つのデータを比べてわかることは

「ルメールJが未だに成長している」

ということです。トータルの人気では近1年の方が高い訳ですが、人気すればするほど馬券内に多く持ってこないと回収率は上がらないわけですから、それを可能にしているルメールJは異次元ということになります。
やっぱりトップジョッキーは常に考えて勝率を上げる努力を怠っていないということですね。勝負師として見習わなければいけない数字だと思います。

なんか話が変わったような気もしますが、東京のルメールJは意外と妙味があるという方向で取り扱った方がいいでしょうね。

【今週の推定設定6】
土曜東京10R 13ヨーデル(田辺J)

2勝Cの特別戦で掲示板が2度。前走、前々走と障害で大敗、3走前は地方ジョッキーが乗って大敗、4走前は勝ち馬含めて5頭勝ち上がるハイレベルレースで大敗、そして5.6走前が4着、4着。メンタルがやられていないかどうかだけが心配だが、今週の坂路ではメンバー1の時計を出せているし、ラストチャンスのつもりで。単勝万馬券なら設定6でしょう。

赤坂テンパイ
パチスロライター。勝負にこだわった店選び、立ち回りを披露する“ガチ系”。勝ち負けをズバッと言い切るトークが持ち味。「狭く深く」が信条で一度ハマったギャンブルはとことんやりつくす。著書に『赤テン 巻一』『勝負師の一打~赤坂テンパイの流儀~』(原案・取材協力)。
X(旧ツイッター) @genkiakasaka

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?