見出し画像

FLATの仕事現場について/代表 サトウハルミ インタビュー

ーお仕事の現場のお話、聞かせてください。

案件をフローに落とし込むべく仕組み化を進めてます。ドキュメント化することで共有できるノウハウがどんどん溜まってます。プログラマとしては基本ではありますが、仕組み化によってコーディングの効率化が進んでる、という感じですね。作業でひっかかるところは同じなのでパターンを見つけて感覚で属人化してる部分をタスク化しました。

ー組織としてメンバーがいるから共有化できることですね。

共有は、githubやスプレッドシートをよく使います。内容はFLATの社外秘ですが、そうと知らずクライアント様が目にしているものも多いですよ。

ーFLATとしての得意な領域は?

得意な制作は誰もが使いやすい堅実なサイトです。サイトを実際に使うユーザーや運用するエンジニアさんのために使いやすいコードを心がけています。UXとしてスタンダードな美しさ、慣れ親しんだ良さを大切にしています。フローを効率化するかわりに細かいクオリティには信じられない手間をかけたり。

ー納品クオリティの高さはFLATの特長なんですね。そうなると依頼のリピートも多いのでは。

ありがたいことにクライアントの6割は制作会社様のリピーターです。

ーFLATはコーディング専門ですよね。デザイン業を伴わない専門プロダクションは珍しいように思います。会社を立ち上げる時からそれは決めてたんですか?

最初はフリーランスで動いてましたが、コーディング需要が多くて、それで、コーディングの価値を高めるためにもチームを作ることに決めました。受託の仕事はコーディングが一番面白いと思っていますし。それでやっぱり、受託案件はコーディングが一番面白いんですよね。FLATのスタッフは全員コーディングが好きですね。

ーマークアップエンジニアが在籍するFLATのポリシーは?

完璧を目指そうとせず、スタッフそれぞれが得意な分野で強烈にこだわることを大切にしています。
完璧って、面白みがなかったり、完璧のラインまでもっていくためのコストが大きくなりがちなので、技術も制作物も「ここはこだわる」「自分のモノにする」など切り分けを明確に。そこに個性が出るんだと思ってます。時間もコストも有限なので、突き抜けるには、自分が得意な分野を活かすことが重要ですね。

ースタッフさんに求めるスキルはどのように?

基本的なHTML、CSS、JavaScriptは全員必須で、他に自分で技術を目指してもらっています。
アニメーション実装が好きなスタッフには希望の案件をアサインしています。私はWordPressの実装が好きで積極的に案件に入っています。好きな技術は勉強も楽しくて、わかりやすく実力が伸びますね…!

ーJavaScriptはどのレベルまで必須ですか?

JavaScriptは入社後にスキルに合った内容からスタートできます。
フロントエンドエンジニアとして必須な技術なので、Vue.jsやReactなどスキルアップしていただきたいです。
とはいえ、JavaScriptだけでなくWebは必須な技術が半年単位で変わるので難しいところ。

ーFLATの行動指針があるんだとか?

会社としての8つの行動指針を大事にしてます。
その中でも「用意周到であること」「臨機応変であること」が重要だと思っています。
会社として一定以上のクオリティ担保のためにタスクをフロー化しているのですが、それだけ守っていればOKかといいますと実際の現場では想定外の出来事が起こります。それこそプロとして対応する部分であり、経験して培っていくところです。ハプニングに対応することもプロフェッショナルなプログラマーとして大切な要素になってくるので。

ーFLATでは、コーディング技術のキャッチアップはどのようにしてますか?
 社内勉強会などがあるんでしょうか?

週1回のコーダー定例会があり、一週間の振り返りを行います。
細かな気付きの共有をしています。社内勉強会は共通の技術があった場合に不定期に行っています。基本は自己学習ですが、Slackで気になった技術は活発にシェアしています。

ー共通の技術、たとえば?

最近はメディアクエリの書き方をそれぞれレビューしました。全員少しずつ書き方が違うんですよね。勉強になりました。同じお題で全員がコードを書くというのもたまにやっています。

ーそれ…すごく基本だからあえて聞きにくいけど、地味に気になる部分ですね。

会社として勉強しよう、と促すより業務で気になった内容など自発的に始まる場合が多いですね。
また、先日登壇したレスポンシブについては実案件の経験を元にまとめています。

ーFLATで仕事をこなすために必要な素養はなんでしょうか?

素直でポジティブであることです。

ーそれは何故でしょうか

忙しさをポジティブに捉えて自分のエネルギーを制作に注げるような、そういった前向きさが重要です。
変化の早い業界だからこそ、柔軟に対応できる素直な心構え、 初めての状況に前向きに対応できる、ということが必要です。
そうしていると、「あいつにまた頼んでみよう」とチャンスが巡ってくるものなので。

ーなるほど、確かに前向きさは大事ですね。

ポジティブはチームメンバーにも伝染するので、私も状況を前向きに捉えるよう心がけています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?