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はじめての平沢進 2019/11/19 15:38

はじめて喋る平沢さんに遭遇した時の日記。
過去ふせったーしていたものです。
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一番最初に実物を見たのは
2019年4月27日20時
BSP回=回追加公演編
https://www.youtube.com/watch?v=osL_8XcBHPg
である。

たしかご贔屓にしているゲーム実況者さんの動画を見終わって、ぶらぶらあてなく動画を見て歩いていたような気もする。
後から思えばYoutubeの「あなたへのオススメ」が今世紀最大渾身の良い働きをした。
右下に赤い「LIVE」の表示と、このサムネイルが現れたのだ。

平沢進って、パプリカの?妄想代理人の?ベルセルクの?
え、ようつべライブなんてやってるの!?
みたいな感じで見に行った。
この放送が一体何なのか、なんの事情もタイトルすら解読せず一見よろしく飛び込んだ。

回=回ってコンサート名?作品名??だとか、
核P-MODEL?だとか、そもそもP-MODELてなんだ?とか、
さらに、動いて言葉をしゃべっている平沢進を見たのが初めてだった。
さらにもっと言うと、私は氏の何らかの番組だとかPVやMVやMAD的なものも見たこと無かったらしい。
それまで映画やゲーム映像と共に聴いていても、演奏だとかコンサートだとか歌ってる姿はおろか、
平沢進そのものを見たことが無かったのだ。だって記憶にない。
どうやら私は平沢進という単語でググッたことすら無かった。
ギターを弾くことすら知らなかったのだ。
twitterでの例の平沢唯発言のみイイネをしていたぐらいのまったくの無知。

まったく予備知識のないままに会人、反会人、黄金の10年周期を説明を聞いた。
回=回の説明を聞いた。
こうして霹靂も驚いて笑う事故の如く、平沢進に初めて触れてしまったのだ。

私がこの放送で理解できたこと。
「(回=回が)言語化できるなら音楽なんて作らない」という言葉。
フジロックに出ること。
そしてなんか言っちゃいけない情報ポロリしてあわててること。
なんか怖かったこと。
ファンは馬の骨と自分たちを呼んでいて、そして口が死ぬほど固いこと。
(ポロリの内容を誰も言わなかった(表立っては))
氏はファンから師匠って呼ばれてるらしいこと。

その後の自分のツイート。
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#平沢進のBSP
平沢さんすげかった...
話すとちょっと怖いとか、理解不能だと思うこんがらがって複雑な、だけど気持ち的にはシンプルで率直な、そんなお話だった
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日本語ちょっとバグってる。

しかし、このBSPショックを受けた後も私は何も調べようとはしなかった。
wikipediaですらもだ。
依然として私の中での平沢進は「今敏監督の音楽のひと」であり、
カラオケで歌う時サビのどこで息継ぎをして良いのか分からない「白虎野の娘」と、
ラーイーヤラライヨラ♪を歌ったら出だしからして完全に息続かないけどどうしたらいいのか「夢の島思念公園」を歌うひと、
そんな人物だった。
ベルセルクは歌詞が分からなくて歌えていない。
ニコ動を見てないのでワージ!!も知らなかった。

じゃあ、是非ともそのフジロックを見ようじゃないか。
だってファンの人達がすげー騒いでるもん。ニュースにもなってる。
てか出たこと無かったんだ、意外だな。
卓球と合わせて魔界が開くとか言われてら。


「言語化できるなら音楽なんて作らない」という言葉がとても心地よかった。
そりゃそうだ、言語ですっかり説明がつくのなら芸術など消えてなくなる。
なんでやるの?とか、何を描いてるの?意味は?とか、そんな質問は嫌いだし。
(Fuji Rockで意図の質問しちゃったけど。)

回=回の説明だってそこまで謎ばかりでは無かった。
(合っているかは知らない)
細胞のひとつ原子のひとつからして、宇宙も命も時間も廻っていて全部円形だ、と私は思っていた。
大小問わず万物が同じように円のサイクルを送っており、何かの拍子に途切れたら死ぬのだ。
だからこの漢字を「一個体」とするいうのは理解した。と思う。

健康であれば「回」、不自然・不健康なら「偽回」に変貌する。
時に偽回は便利だし楽だし、基本的に無自覚なので社会的に見たらそれが健康な回に見える事もある。
なので、一度こうなったら元に戻すのがめちゃくちゃ大変。

みたいな。


よし、ファーストコンタクトはそれを聴くのが一番じゃないか。
フジロックで歌ってくれるのだろうか?
なら聴いてみたいな。

そう簡単に考えてしまった。
氏が冒頭に注意(通りすがりの冷かしが増えている的な)があったにも関わらずである。
そしていとも簡単にtwitterをフォローしてしまったのである。
ポチリ。

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