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進化思考と共に

進化という言葉は、本当にいろいろな場面で登場します。
職場でも、家庭でも。映画でも、音楽でも、スポーツでも。

進化という言葉をGoogle Trendsで見てみると、何と過去1年でも、過去5年でも、関連キーワードTOP5は、ほぼポケモン関連が占めていました。言われてみれば、わたしもポケモン世代なので、進化と聞くと昨年まではポケモンが第一想起だったと思います。

それが昨年の秋、「進化思考」に出会って大きく変わりました。進化思考の可能性に惹かれたわたしは、進化思考を実践するチャンスを日々探っています。進化といえば、今では進化思考です。

進化思考とは

それは、生物の進化と同じく「変異と適応」を繰り返すことで、誰もが創造性を諦めることなく発揮できるようになる思考法。

引用:「進化思考」太刀川英輔 著 / 海士の風 発行

事業・商品サービス・コミュニケーションなどについて、新しい在りかたを考えよう、進化させようとしている方は少なくないと思います。かく言うわたしもその1人です。進化思考はドンピシャの思考法(を記した書籍)だと思います。

著者の太刀川さんは、生物の進化はエラーを生み出す「変異」と、自然選択がなされる「適応」が繰り返され、生き残る存在が産まれることに着眼。何とそれが思考法として体系化されていて、誰もが取り組めるようになっています。書籍では、具体的なワークが50個も紹介されています。

進化思考の魅力

たくさんあるのですが、今日は特にわたしが魅力を感じているポイントを紹介したいと思います。それは「進化は、過去から受け継がれてきた"願い"を引き継いでいく」ということです。

進化思考には「系統」を探るプロセスがあります。進化させたい対象が、これまでどのような系統を辿って進化してきたのかを紐解き、そこから見えてくる人々の「願い」に向き合うことを大切にしています。願いを受け継いでいる進化は、とても力強く、周りの共感を呼ぶようになります。

普段、話し合いをするときも、系統を意識するようになったのですが、共感していただけるシーンが増えたように思います。


進化思考を学ぶ場

昨年の秋、News Picks NewSchoolという、プロジェクト(ゼミ)形式で進む学びの場があり、参加させていただきました。参加者がそれぞれ進化させたい対象を決めて、ゼミの中で実際に進化させていくという、実践形式の内容でした。
著者の太刀川さんから直接フィードバックをいただけて、さらに他の参加者の方々もとても鋭い質問をされていたので、濃密な学びになりました。

News Picksでの開催は現在行っていないようですが「進化の学校」というオンラインプログラムが開催されています。ご興味が湧いた方は下記のリンクからぜひ!
※2022年5月期は5/9が申込期限になっています。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfqHVa30S3esXDj7wFrdyq_Hh_JKSj982CIdw28ejDE7ueLHQ/viewform

進化思考の仲間ができる

様々なきっかけで進化思考を学んだメンバーが集って、現在「進化思考研究所」というコミュニティで活動中。
毎週日曜の朝7時に定例会をしているのですが、ほぼ毎回30人以上参加しています。進化思考の求心力の強さを感じます。わたしは超夜型なので、朝早いのは正直苦手なのですが、朝からとても刺激的な会話がなされるので気合いで参加しています(笑)

進化思考のさらなる広がり

定例会以外にもテーマごとの分科会がいくつも生まれており、世の中に届ける具体的なアウトプットの制作に取り組んでいます。進化思考との出会い方や実践の仕方は、これからもますます広がっていきそうです。
分科会の活動についても、ご報告できるタイミングがきたら、またここに書きたいと思いますので、お楽しみに!

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