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谷川温泉 金盛館のこと

大正3年。

金盛館(きんせいかん)は、今から100年以上前に創業した、みなかみ町でも指折りの高級旅館です。

館内に入ると、なんと。大正7年に当地を訪れた旅と酒を愛した歌人、若山牧水の自筆の掛け軸が。

若山牧水の歌

わが行くは 山の窪なるひとつみち
 冬日ひかりて 凍たるみち

私、とても好きな歌です。

特に牧水がこの辺りを歩き、感じ、そして詠んだと思うと、なんともはや。

さてさて、泉質は単純温泉。
4つの源泉をブレンドしています。

姫ののれん側の湯船
殿ののれん側の湯船

殿姫で左右に分かれた入り口。左右対称の湯船もなんだか良い感じ^ ^半露天風呂もあります。

源泉ごとの泉質
飲泉もできる
創業当時の分析書

金盛館、お金が盛り盛り?縁起の良い名前ですね。

名前の由来は、明治時代に宿を営んでいた方が金子さんだったそうで、その金子家がますます盛える、そんな意味だそうです。

うん、なるほど。

大正3年、今の宿を受け継いでから、現社長さんはなんと4代目だそう。

あぁ。40年近く前の夏休み、朝6時に自転車で通ったアルバイト、思い出します^ ^懐かしいなぁ。お世話になりました^ ^

素敵な女将さんをパチリ^ ^

女将さん

お邪魔いたしました!ありがとうございました。

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