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数学30点、40点 原因は「これ!」

中学生、あるいは小学生のお子さんをお持ちの親御様、
このような悩みをお抱えではありませんか?
私は、大阪で25年小学生と中学生の
学習指導に携わってきました。
表題の点数の子どもたちを
かれこれ1000人近く指導してきました。
1000人近くも指導してきますと
この点数の子どもたちに共通する

ある事実

に気づきました。
今回はその事実をお披露目するとともに
私がどういう活動をしているのか
合わせてご紹介させていただきます。

算数・数学30点、40点の子どもの共通点

①計算力が欠けている
「欠ける」という表現にしましたが、
どういうことか?
一言で申し上げると
「計算ミスだらけ」
とでも言いましょうか。
如実に計算ミスが増えるのが
割り算と引き算
割り算単独で話をすると
余りのある割り算。
例えば、
78÷24
答えは、3あまり6ですが、
問題は、この計算をどうやったか?です。
実は、「暗算」しようとする子供が意外と多い
ということです。
暗算はダメなの?
そういうわけではないのですが、
脳ミソを使うところを間違えている
と私はいつも言います。
紙に描いて残せばいちいち覚えておかなくても
見たら計算できる
という状態にできるんです。
もっと脳ミソ使う場面があるのに
そこへたどり着くまでに脳の疲労がピークを迎えて
結果、最後までたどり着けませんでした
という事態が発生します。

②無理やり暗算しようとする
先ほどもこの暗算を話題にあげました。
暗算出来たらすごい!
みたいな風潮でもあるんでしょうか?
ただ、全く暗算が出来ない、というのは困ります。
12×6 とか 23×7 とかが暗算で出来るのは
必要なことです。
実際に、そろばん教室に通っていて
暗算がめちゃくちゃ早い子どもの指導も
したことがありますが
計算を間違えないので
授業の進みもめちゃくちゃ速かったです。
余談ですが、この子どもは、
自分で公式まで作って
問題を解いていました。
じゃあそろばん教室へ
通うことを勧めるんですね!?
と言われると、そうでもない、
と申し上げます。
紙にひっ算を書いて
計算すればいいだけなんです。
脳ミソは使えば使うほど疲れます。
暗算ごときで脳ミソ使いすぎて
疲労させるのはもったいないことです。

③答えしか書かない
これは良く目にするんではないでしょうか。
親御様と話をしていても
「うちの子、何回言っても、途中の式を書かないのよ!」
一歩踏み込んだ親御様は
「どこを間違えたのかわからないでしょ?」
とまでおっしゃってます。
おっしゃっていることは正しい。
正しいのになぜしない?
一例をお示ししましょう。
3+4
この計算に途中の式は必要ですか?
必要なし、ですね。
では、
(6+2)×6÷(5+7)
これはどうでしょうか?
必要、という方もいるし
必要なし、という方もいるでしょう。
では必要か必要ないかの境界線は何?
答えは、「暗算」です。
暗算で出来たら
途中式は必要なし、
なんです。
だから②と③で指摘したことは連動していて
点数のとれない子どもに本当に共通しているのです。

④間違えたら別の解き方を考え始める
「たて6.5㎝、横7.2㎝の長方形があります。
この長方形の面積を求めなさい。」
こういう問題があったとします。
恐らく多くの子どもは
6.5×7.2
という計算式を書くでしょう。
あるいは考えるでしょう。
そして計算を始めるでしょう。
そして46.8㎠という答えに
たどり着くでしょう。
しかし中には46.8㎠にたどり着けなかった
子どももいるでしょう。
問題はこのたどり着けなかった子どもたちが
どのような行動に出るか、です。
これまで見てきた中で一番多かったのが
「別の解き方探し」
でした。
長方形の面積ごときで別の方法なんて・・・
と思われるかもしれませんが、
実際に「÷2」をした子どももいるくらいです。
さらにこの問題、小数の掛け算ですよね。
小数点間違えたかな?と思って、
小数点の位置を変えたりと・・・
何してんの?
と思うようなことをする子どもも
意外とたくさんいました。
この事例は、次の共通点に連動します。

⑤公式や定理を理解していない
先ほどの長方形の面積ですが、
「たて×よこ=長方形の面積」
という公式を教科書で覚えて
計算ドリルで、「長方形の面積」
と書かれたページの問題を解く。
「長方形」と書かれているので
たて×横を機械的に練習する。
答えが間違っていても
計算ミスっただけ、
で、直さない。
だって、長方形の面積はたて×横だから。
結局サブタイトルがあれば
覚えたことを利用すればいい。
サブタイトルが無ければ、
多分これだろう、と思いながら
覚えたことを利用する。
答えが違うと
彼らは「違うサブタイトル」を
持ち出してきて
これかもしれない
と思いながら覚えたことを利用する。
答えが合わない。
これの繰り返しなんです。

これらを統合すると
公式の理解が甘い
 ↓↓↓
計算ミスをする
 ↓↓↓
やり方が違ったと思って
違う方法を利用し始める
 ↓↓↓
全く違う答えが出る
 ↓↓↓
また違うやり方を使う
 ↓↓↓
合わない

無駄に脳ミソを消費するだけで
数学が嫌いになっていくんですね。
その間に途中式でも書いて見直すことが
できていたら脳ミソ浪費しなくて済んだのに。

どうすれば50点とれるのか

ズバリ一言で終わります。

計算の練習をしなはれ!

いやいや、計算練習だけで
50点とれるわけないやん!
そう思った方も多いでしょう。
30点40点の子どもは、意外にも
全くわかってないわけではないんです。
計算さえ合えば必ず50点超えられます!
これは断言します。
学校の定期テストで計算問題は
せいぜい20点ほど。
残りの30点分は計算以外の部分から
加算しないといけません。
でもどの問題もよく問題読めば
(1)の問題くらいは解けるようになっています。
計算さえ合えば50点は超えられます。

だから、当サイトは数学の計算練習をメインに
PDFプリントを大量に提供しています。

計算練習にはもってこいのプリントばかり
用意しています。
これまで指導してきて
行きついたところが「計算練習」だったんです。
是非練習させてください!
50点はとれます!

まとめ

プリントだけ用意されても
実際に自分でやるかどうか・・・
ですよね。
そういう人のために
これから流行ること間違いなしの
「オンライン家庭教師」
です。

私も個人的にオンライン自習室を開講しています。
Zoomアプリを利用して
今日やることの確認をして
時間勉強するのではなく
ノルマ勉強をします。
10分でやることが終わったとしても
それ以上は要求しません。
終わったらさようならでもいいし、
別のことを始めても良し。
その間、聞きたいことがあれば聞いてくれたら
その場で解決できれば良し、
難しい問題であれば
時間をもらって翌日にLineかメールかチャットで
解説を送信
しています。
料金は・・・
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