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【フロッグの考察部屋】よう実2-10巻を終えてのクラス評価と展開予想!

 お久しぶりです、フロッグ@よう実です!

 今回はよう実2年生編10巻の展開を交えながら、各クラスが今後どうなっていくのか、そして綾小路はどこへ移籍するのかを予想して行こうと思います!

 2-10巻は完全に2年生のみの話になっていた為、ほかの伏線等は今回は割愛します。また、クラス表記は試験前のを参考にしてるのでご了承ください。
それでは早速始めていきましょ〜!


◎Aクラス:坂柳クラス

①特別試験での立ち回り

 今回の坂柳クラスは結果的に「敗北」という形に終わりました。

 原因はもちろん、『橋本正義』による裏切り行為で龍園に情報が筒抜けになったことです。


 それまでの坂柳は、ワンマンプレーながら鋭い読みを発揮し、他クラスのリーダー達に優位を取り攻守共に高水準でこなしていました。
 やはりリーダー格の単純な力比べだと坂柳が1歩リードしていることは間違いないでしょう。

 しかしながら、結果は「敗北」。
 当然橋本が裏切ったから負けたに他なりませんが、そもそも橋本を裏切らせるに至った原因は『坂柳がやりたい様にやってきた』ツケが回ってきたとも言えます。

 外の敵達への好奇心を優先するあまり、Aクラスを目指すクラスメイト達を置き去りにした結果、内側から食い破られたのが今回の試験ですね。

 
この特別試験では、坂柳個人の動きは完璧、しかし内側への対処が十分ではなかったことが敗因に繋がりましたね。


②クラスの今後

 特別試験での敗北により、『神室真澄』の退学を許してしまった坂柳クラス。更には橋本の裏切りで内情は一気に悪化してしまっています。

 旧坂柳クラスの勢力としては以下の通りでした。

【旧・坂柳クラス勢力】
リーダー:坂柳有栖

サブリーダー:なし(元は葛城)

幹部:橋本正義、神室真澄、鬼頭隼、(山村美紀)
※山村は坂柳の懐刀な為表には出ていない

 他クラスの様な「サブリーダー」格は、早々に葛城を権限から落とした事で存在していませんでしたが、持ち前のリーダーとしての強さと、手足として優秀な幹部達を従えてこれまで戦ってきました。

 しかし、2-10巻を経て体制が大きく変わることが確定しています。

新・坂柳クラス勢力】
リーダー:坂柳有栖

サブリーダー:なし

幹部:
‪✕‬橋本正義⇒裏切りにより離脱。
‪✕‬神室真澄⇒退学により脱落。
○鬼頭隼⇒修学旅行にて龍園が執拗に狙う。
○山村美紀⇒龍園による周知で存在が明らかに。
○森下藍、真田康生⇒new幹部入り?

 幹部の中心だった橋本・神室が離脱し、山村も得意の「透明人間」による隠密がやりにくくなりました。

 山村の強みであった、影の薄さからの隠密行動ですが、龍園や堀北には認知されてしまった為、強みを活かしきれてない可能性も出てきます。

 また、鬼頭隼も修学旅行で龍園が執拗に狙い続けた生徒です。仮に何からの弱点が龍園に露見していれば、学年末試験やその前段階で足元を掬われる可能性も否定できません。

 実質的に、坂柳クラスで機能するのは【鬼頭隼、森下藍、真田康生】辺りとなってくるでしょうか。

 今後は橋本の裏切り行為や、坂柳に不満を持つ生徒達の抵抗も視野に入ります。暫くは厳しい戦いが続くでしょうね。

 一方で坂柳個人としては、綾小路の介入のおかげで成長段階に入ったと言えます。

 これまで、坂柳は『自分がやりたいようにやる』為にクラスを率い、駒として使ってきました。
 しかし言い換えれば、『クラスメイトが坂柳に歩調を合わせていただけ』であったとも言えます。


橋本が精神的にその歩調を合わせなくなり、神室は物理的に歩調を合わせず去っていく
 この描写は正に、坂柳に合わせてくれていた歩調が乱れる前触れと取れます。

 坂柳は綾小路と、そして神室のおかげでその事に気づいていくことでしょう。自慢の強さとプライドが邪魔をしていた『クラスメイトとの歩調合わせ』こそが坂柳に求められる成長です。


 そのプライドをコントロール出来た時、現状ではプライドが邪魔をする『綾小路清隆の引き入れ』も視野に入ると個人的には思います。

 現状で坂柳に足りない物は『自分が失敗した時に支えてくれる人間』です。自身のプライドがそれを拒んでいましたが、それに気づけた時初めて、綾小路の有用性と必要性が出てくるのでは無いかと思います。

9.5巻描写
9.5巻描写
10巻描写

 上記の様に、9.5巻での「無意識に綾小路の支えがあると感じた」描写や、10巻での「支えが必要である」描写もあり、綾小路が坂柳クラスに入る場合の役割はこのポジションでは無いかと思います。

 何にしろ、坂柳クラスはここからが正念場です。学年末試験では厳しい戦いになると予想されますが、もう一度敗北を受け入れるのか、はたまた覚醒と1歩目として勝利するのかは未知です。11巻以降の展開に期待して待ちましょう。


◎Bクラス:堀北クラス

①特別試験での立ち回り

 現状最も成長中のリーダー、堀北率いるBクラスは奇しくも3位での試験終了となりました。

 今回、綾小路は事前に『敵を意識すること』を堀北に意識付けし、試験に望ませました。


 重要な場面で敵の生徒を切れるか、仲間の守りを優先するのか、敵の生徒を潰しにかかるのか、敵にも慈悲を残すのか。
 そのどれもを模索する様に課題を提示し、実際に葛藤しながら堀北は戦っていたと思います。

 今回で言うと、一之瀬には敵の考えに合わせ効率的に、そして、慈悲深く戦っています。逆に坂柳クラスには容赦なく戦う印象を受けました。

 模索中の状態ながらも、良い経験が積めた試験と言えそうですね。


②クラスの今後



 堀北のリーダーとしての自覚や、陣頭指揮をする者としての立ち居振る舞い等も徐々に身についてきたと言えるでしょう。
 平田のサブリーダーとしての役割もしっかり機能しており、櫛田の圧倒的な情報網による助言、クラスメイトの積極的な協力も見られいい方向性だと感じました。

【堀北クラス勢力】
リーダー:堀北鈴音

サブリーダー:平田洋介

幹部:軽井沢恵、櫛田桔梗、他適材適所により数名
(アドバイザー兼切り札:綾小路清隆)

堀北が今後どのように考え、どういう方針でリーダーをして行くのか。これは学年末試験では見られるのでは無いかと感じます。

 あとは裏切り者である前園ちゃんを処理すれば、磐石の布陣でしょうか。堀北が自クラスに潜む裏切り者に対してどう対処するのかも含め、成長が楽しみです。



◎Cクラス:一之瀬クラス

①特別試験での立ち回り

今回の試験で最も良い動きを見せたのはこのクラスなのは間違い無いでしょう。

 一之瀬は綾小路への恋愛を糧にしてからというもの、精神面で一切のブレが無くなりました。

 精神面でぐらつきが無くなった事で、その広い視野と感情を読み解く力、そして容赦のない戦いをするようになりました。

 一之瀬クラスは相変わらず、『脱落者なし』を大前提として動いていましたが、堀北がどう考えて攻めてくるかや、龍園との取引で対等に立ち回ること、そして龍園側からの意図を正確に汲み取り、軽井沢一点狙いゴン攻め(得点献上)など、今回の試験では満点の立ち回りだったと思います。

 

②クラスの今後

 今回の試験はほぼ完璧の立ち回りをした一之瀬クラスですが、やはり一之瀬の綾小路に対する異常なまでの執着が懸念材料です。

 綾小路が一之瀬を切り捨てた場合や、逆に一之瀬が綾小路を手に入れてしまった場合、原動力が無くなり崩れる恐れがあると考えられます。

 このまま快進撃が続けば問題ないですが、恐らくそんな事は無いでしょう。
必ず一之瀬が崩れる場面が来るはずです。

 そんな時、一之瀬が立ち直れるのか、そしてクラスメイトや反乱分子達が役目を果たせるかがキーポイントとなってくるでしょう。

【一之瀬クラス勢力】
リーダー:一之瀬帆波

サブリーダー:神崎隆二 

幹部:浜口哲也、他???
(革新派:神崎隆二、姫野ユキ)

 今のところ、一之瀬クラスの幹部ポジションは余り明かされていない(居ない?)ですが、革新派の動きと一之瀬の変化が今後を決めることになるでしょう。
 また、一之瀬が崩れる場合、綾小路の移籍が最も濃厚なのは間違いなくこのクラスですね。

ただこれは完全に個人的にはですが、一之瀬は綾小路と敵対している時の方が強さを発揮できるのではと感じました。
 手に入れるための原動力や、手に入れてしまったあとの失速の恐れを加味すると、綾小路は敢えて寄り添わない選択を取るかも知れませんね。



◎Dクラス:龍園クラス

①特別試験での立ち回り

 今回の龍園は実にクレバーな立ち回りをしていました。

 橋本からの提案に乗り、尚且つそれが露呈しないよう前半戦では敢えて動かず『獣の匂い』を消すことに専念。
 そして後半戦に入ってから作戦を開始し、必中状態で事を進めました。

 今回、橋本の裏切りによって龍園クラスは簡単に勝ちを引けたと思いがちですが、それを悟らせない緻密な作戦や、サブリーダー格を執拗に狙い続けた前半戦、一之瀬を上手く利用し得点調整の準備を整えた後半戦と裏での動きは完璧でした。

 龍園の奇策が見事にハマった、典型的な勝ちパターンと言えるでしょう。

②クラスの今後

 今回は確かに龍園の策が功を奏し、勝ちを引けました。
 てすが椎名ひよりが懸念していた通り、クラスは完全に龍園に振り回され、龍園の作戦に乗っかっている状態です。

 龍園がしくじり退学になる可能性や、単に策が通用しない場合も考えられるでしょう。
 その課題を龍園が、そしてクラスメイトがどう捉えているかで今後の勝率に大きく影響すると思われます。

 ただ、龍園クラスの現状も悪い方向性ばかりではありません。

【龍園クラス勢力】
リーダー:龍園翔

サブリーダー:葛城康平

幹部:椎名ひより、金田悟、石崎大地、伊吹澪、山田アルベルト

 まず、有能なサブリーダーの葛城がクラスに居ることですね。
 龍園が万が一に備えて引き入れた葛城ですが、しっかりとその役目を全うしています。

また葛城は、龍園が手をつけていない生徒達を中心に、学力の向上等の支援をしている事も明かされています。
 龍園クラスの明確な弱点とされる、『総合力の低さ』の底上げに動いている葛城はとても心強いですね。


 また綾小路も言っていたように、龍園がクラスに存在するメリットデメリットを正確に理解しているひよりがいることも大きいです。葛城も恐らくこの事には気づいているでしょう。

 葛城、ひより等クラスメイトが龍園を上手くコントロールできるか、そしてクラスメイトの底上げが今後の課題となりそうです。

 とはいえ、龍園のやり方は諸刃の剣です。龍園が退学した時は自ずと綾小路の移籍も必要になってくるでしょう。


◎最後に

 さて、ここまでクラス分析を綴ってきましたが、結局『綾小路清隆はどこへ移籍するのか』が1番気になるところですよね。

 個人的には、
1位:一之瀬クラス
2位:坂柳クラス
3位:龍園クラス
になるかなと思います。

 全てのクラスが『リーダー格の現状』で綾小路の移籍が左右されますが、現状最も崩れやすいのが一之瀬になります。

 次に坂柳ですが、逆にプライドをコントロールしクラスを優先した時、綾小路が必要だと考える可能性は残っています。


 最後に龍園ですが、龍園自身が退学しない限り、絶対に綾小路をクラスに入れることは無いでしょう。

 という事で、無難に一之瀬クラスが濃厚であると思います。ですが当然、次巻以降の流れでこの辺は変動してくると思います
 またその都度考察していこうと思うので、よろしくお願いします(>人<;)

 では、最後まで読んで頂きありがとうございました!
次の更新はいつか分かりませんが、またの機会に……✋


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