解説

日々谷警備保障のひみつ その1

 日々谷のストックが尽きてしまったので、とりあえず作品の解説みたいなものとかネタバレとかキャラクターの成り立ちとかを書いていこうかというコーナーだよ!
 ネタバレは好かん、という人はすぐに逃げろ。いいな? 警告はしたぞ。



 元を正せば、確かツイッターのタグ遊びが切っ掛けだったはず。
 いいねした人をキャラクター化するとかそういう……ああ、見つけました、「#RTしたフォロワーさんを自分の世界観で小説の登場人物のように設定してみる」というやつです。
 これを数年前に行った際、社長の原型になるネタを作ったんですね。その時はまだ、社員が全員イケジジイだったはず。私の趣味です。

 で、この社長があまりにもいい出来だったので、メモを取っておいて温めておいたわけです。放置とも言います。


 さて。「小説家になろう」という小説投稿サイトを主戦場としていた私は、流行りに逆らうアクション系作家仲間とキャッキャつるんだりしておりました。さすが、異世界なんざ知るかというスタンスの方々はこう、作者からしてキャラクターが濃い。猛烈に濃い。
「もうさ、お前らキャラクターにして小説書いたら成り立つんじゃね? アッハハデザインしてみっかアッハハハ」
 と冗談混じりで数名落描きなんぞしてみたら、これが結構スラスラと行けちゃうわけです。

 こんな感じ。
「ヒャッハァーーコイツはイケるぜ! いくらでも作れんじゃねぇかコレ!」
 あれよあれよという間に十人分。社長を足したら十一人。

 基本的には「ペンネーム」「代表作の登場人物の名前」「作品タイトル」「御本人の特性」「なんとなく受けるイメージ」「作品の方向性」などを全てごちゃまぜにして味付けする、という感じで作成。見る人が見れば一発で分かるが知らん人が見ても分からない、という匙加減を目指しました。

 この後、なろう以外でご縁を得た方やアクション系ではないが大変お世話になっている方、子供からの突っ込みによって派生した自分モデルのキャラも追加して合計十四人。

 ここまで来ると、物書きなら何となくお分かりいただけると思うのですが……ぼんやりと話が浮かんできてしまう訳です……。
 厳密には「このメンツでやってみたい戦闘シーンが浮かんでくる」。いつもならプロットを立てて小説を書くのですが、まあ息抜きとして書いてみっかと無計画で書き始めたらコレが書ける書ける。
 書き始めてしまえば、もうキャラクターはモデルさんの元から離れて大暴れし、このザマであります。


 さあ、みなさんも周りの人のキャラクター化、軽率にやってみよう。たのしいぞ。
 こちらnoteのMEXICO荒野だと、アグレッシブボンズこと遊行剣禅サマが鬼のように毎日投稿していらっしゃる「パルプスリンガーズ」シリーズが有名ですね。

 私も参加させてもらっています。ありがてえありがてえ。


 さて、次回からは各キャラクターの作成過程とかをつらつら書いていこうかと思います。
 ほーん、そうやってできたんだー、ほほーん、と眺めていただければ幸いです。

恵みの雨に喜んだカエルは、三日三晩踊り続けたという。 頂いたサポートは主に創作活動の糧となります。ありがとうありがとう。