観戦勢だったあの日から

初めてまして、Friskと申します

今回はつい5月くらいまでは観戦勢で友達とわちゃわちゃスマブラしていた自分には想像もつかないような一年だったのでそれについて時系列順に纏めさせていただきます。


自己紹介

そもそも僕が何者かと自己紹介しておくと
・日本最大級宅オフ「スマやしき」主催
・「Impact Arena」スタッフ
・競技勢(キャプテン・ファルコンメイン)
です。

まあなんて事はないどこにでもいるキャプテン・ファルコン使いですね。

実力はというと特に実績もないレート1500程度の一般成人男性です。

篝火#10

全てはここからです。僕のスマブラの原点と言っても過言ではないです。CF使いとしてじょうぎぶさんとからあげさんとの交友があった為応援を目的に篝火#10にDay2観戦枠で参加しました。

また、僕は諸事情により一年ぶりのオフ参加となったことに加えてSparg0を始めとしFatalityの参加など過去最高な状態での篝火、既に僕の気持ちは最高潮でした。

CF使いの観戦を終えて進んでTOP8の観戦、確かロイ使いのしゃあさんと観戦するとのことでそこに一緒にいたポケトレ使いの相沢夏さんやロボット使いのまるこすさんと共に観戦してました。今考えたらすごいとこに混ざってましたね

そして迎えたあのザクレイvsへろー・ザクレイvsあcola。この2戦で僕の人生は一変しました。あの舞台に立ちたい、あそこまで勝ちたいと強く思うようになったのです。それほどまでにあの会場の熱気と劇的な試合はとてつもないものでした。

しかしこれはザクレイvsSparg0

篝火#10を終えて

篝火を終えた5月、僕はStep Upというスマメイトレート1800までを対象とするオフ大会に参加しました。ここでは他と特筆して違うアドバイス枠というものが存在し、そこでHikariさんにアドバイスを貰うために足を運んでみました。過去に一度参加したことはあったものの数年前友達に誘われて行ったのであまり覚えているわけではありませんでしたので新鮮に感じました。

いざトーナメントに参加すると自分の力量を実感することとなります。全く勝てないままほぼ最速敗退状態、かなり落ち込んだ事を覚えてます。自分は少しは考えながらスマブラやってたと思ってたけどあれも知らないこれも知らないで自信は折られていくばかり。このオフで自分の根幹を見直せたのは良かったです。もとより物事の上達の仕方はある程度理解していたつもりだったのでここから頑張れば大丈夫という気持ちでもありました。

また、StepUpに加えて主催の蛇笏さんと仲が良かったことから町田スマあわせにも頻繁に参加していました。ここで多数の友人ができコミュニティが広がったのもこの頃です。皆が皆自分のより強いため、ずっと学びを得ながらスマブラを出来ていたし、スマあわせの性質上沢山試合ができるオフ大会となっているので実力の向上を感じた頃でもありました。

転換期

そんなこんなでオフに足を運んで行く中で個人的に転換期が訪れました。7月末から8月の夏休みにかけてのオフラッシュです。10日間で4つの地域7つのオフ大会に参加しました
・三鷹カフェオフTRY
・町田スマあわせ
・StepUp
・Impact Arena
・渋谷BeeSmash Fresh!
・マエスマHIT
・U22マエスマTOP


今考えればとんでもない費用も機会費用もかかってますが非常に充実してました。
ちなみにマエスマHITではからあげさん、マエスマTOPではマイルドなH.Oさんと割といつでも戦える上にレート2100超えの人達と当たるトナメになってて笑うと同時に膝から崩れ落ちました。

もちろんのこと全体的に大して勝てず競技者としての結果だけで見たら何も残すことはできてないですが、確実に伸びた1ヶ月でした。

また、IMPACT ARENAに関してはスタッフとしての活動にも興味があったため、手伝いとして通うようになりました。その経験のおかげでマエスマTOPの際はキョンさんの代わりにプール進行をこなせたりなど恩恵は大きかったです。

そしてこの8月は僕のスマブラ人生におけるターニングポイントでもあります。

スマやしきを使って対戦会を開かない?

Hikariさんに急にそう伝えられた僕は頭の中にはてなマークが浮かびまくりました。そもそも競技的にスマブラを始めて数ヶ月の自分が日本最大規模の宅オフであるスマやしきで代理的な管理者になるという事実が現実味が無かったです。何故か他の家主の方々も快く受け入れてくれて尚更自分の中で理解が追いつかなくなりました。

当時の自分はいつかスマやしき通えるくらいに強くなりたいなぁとか考えたらその段階すっ飛ばして開く側になってるわけですから無理も無いです。

そんなこんなでスマやしきで代理家主として活動する事となりました。最初は元々レート制限があったスマやしきがオープン募集になるという事だったり、公募を頻繁にするという話題性から人は集まっていました。しかし、その波が過ぎると中々断続的に人が集まりにくい状況となっていて、人が集まらない事によるプレッシャーに苦労した記憶があります。そんな中でも通ってくれている方々には感謝しか無いです。

大型大会への挑戦

マエスマTOP出てるやないかいと思われる方も多いかと思いますが、「無制限」という体では初めての参加となったこと、初めて篝火に出場したという意味ではかなり大きな出来事となりました。

まず最初に行われたのはDELTA#5。初戦はパックマンシュルク使いの方でしたが、直前にひだかドラピオンさんと蛇笏さんとライトニング板橋で対戦出来た事もあり大型大会初勝利を納めることが出来ました。

2回戦は何故かじゃがいもさん、マジでなんでだ。シードが低い人間の宿命とも言えますが関東だなぁとひしひしと感じました。もちろん0-3、なんなら3戦目は20%だけ与えてほぼ完封されました。

裏ではwabuさんとの対戦。格上なのは重々承知した上で、勝つために強気に技振りまくったら1本だけ取れたのは印象に強いです。そんな感じで初大型大会は洗礼を受ける形で終了しました。

次に篝火#11の開催。余談ですが住んでる地域的に所沢の恩恵を受けててガッツポーズしてました。スマやしきも所沢まで30分で行けるので、直前は断続的に10人以上、前日は18人集まるとんでもない大盛況となりました。
この篝火はDELTAのこともありかなり頑張って活動していましたが、初戦リトルマック裏ピカチュウで俺が何か前世で悪いことをしたとしか思えない負け方して死ぬほど凹む事に。マジでそれくらいしか記憶がない。しかも初戦のノーシードリトルマックの方は勝者側のまま予選決勝に行って裏抜けしてました。ノーシード爆弾どころの話じゃないですよと。

プレイヤーとしては速攻で終わりましたがその後の観戦は相当面白かった回でもありました。特に雨飴さんがベストバウト製造機と言わんばかりにアツい試合を連発してましたね。

蛇足ですがここでも二つのプール進行をこなしました。ありがとうIMPACT ARENA。

こうして2つの大型大会を終えて感じた事といえば、「平日大会とは比にならないレベル感」そして「大型大会ならではの楽しさ」です。
特に後者に関してはスタッフ活動とスマやしきでの運営によって得たコミュニティの恩恵をモロに受けており、行くたびにさまざまなコミュニティの方々と一同に会える機会となるのでとても楽しいです。
そういった所もプレイヤーとして活動し始めた事で得られた環境だと思うし、それがモチベーションになったりもします。

最後に

長々と脱線しつつも語りましたが、篝火#10が自分の人生に大きな影響を与えたことは間違いないし、そこで得たモチベーションがプレイヤーとしてもスタッフとしても活動する為の原点になっていると感じます。

僕から強く伝えたいことは、少しでもオフに興味があるなら実際に足を運んでみることをお勧めします。そこでは大抵の場合暖かく迎え入れてくれる環境が多く、思っているよりも簡単に馴染める場合が多いです。

そして、自分が篝火で受けた印象のように、自分がそのようにオフに出る為のモチベーションを与える側の人間に成れればなとも強く思います。そのためにも競技者そしてスマやしきの主催としても来年はより躍進する年にします。

拙い文章ですがこれで締めさせていただきます。
御閲覧ありがとうございました。

Frisk

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