もっと一緒にいたかった、それだけだよ。

しあわせになってほしい、すこやかであってほしいと思う。

誰彼に対してそう思えるような聖人ではないけれど、「しあわせでいてくれ〜〜」って念を送りたくなる人がいる。
そう思える人がいることを、ちょっと嬉しく思う。

ただ、ちょっと難しい面もある。
しあわせであってほしいと思う気持ちは、ひっくり返すと、しあわせそうに見えない、になるんじゃないかと。

その人のしあわせは、その人が決めるもの。
だから、その人がしあわせかどうかを勝手に判断していないかと、心配になる。相手が決めることに対して、いらぬ親切心で踏み込んで、勝手に決めつけてはいないか、と。

本当に相手を尊重しているのか、自分の思うように見たいだけなのか。

この線引きが難しい。気を抜くと、すぐに線を超えてしまう。


こんな具合に、誰かのしあわせを思う度、しあわせに見えなかった親友を思い出す。
しあわせになってほしかった。
強く思うけれど、それはあの子がそうではなかったと決めつけているようで、かなしくなる。
なにをどう考えたって、なにも変らないけど、考えてしまう。


難しいね。難しく考えすぎだね。
しあわせやなんやかんやと書いたけど、もっと一緒に居たかった。それだけな気もする。
笑っちゃうくらいに、今も後悔ばかり抱えてる。

たいしたものはお返しできませんが、全力でお礼します!! 読んでくださり、ありがとうございます!