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一日5分の読書が、人生を変えることもある

読書の習慣はありますか?

「本を読んで、勉強しなさいよ」というのは、学校であったり、会社であったり、どこかの講演会であったり、いろんなところで言われることです。

「そんなの、関係なくね?」と思う気持ちはよくわかります。私もかつては、その一人でした。

ただ、起業してから13年間。毎日5分だけは読書をするというルールを守り続けてきました。


今でも、紙の本をコレクション

私の家には、本がいっぱい

何かをコレクションするってのは、結構好きだったりする。

たーくさん集めるということも好きなんだけど、大切に保管するという姿勢が結構好きなのかもしれない。

経営者になって、あれこれ自由に買うこともできるようになって、最初の頃は嬉しくて、それまで欲しかったものをたくさん買ってみた時期もあった。

けど、そんなことにも飽きてくると、やっぱり原点に戻ってくるんだなー。

今の自分に、本当に必要なものは何だろう?

私の場合、それは学ぶ姿勢学んだ知識だったりする。

この2つがないと、私のようなコンサルタントとしての仕事は成立しない。

13年前に、何も持たずに起業した時、夢はあるけど、知識も実績もなかった

だから、素直に「本を読みなさい」という、ありふれた教訓を守ることにした。

それを続けて13年。本当に、1日も休まずに続けてきた。

とはいえ、私のルールはシンプルで、「1日5分だけでも良いから、読書をする」ってこと。

だから、数ページしか読まない日もある。

ただ、大切なことは、学ぶ姿勢学んだ知識。

昨日より、少しだけでも進化していたいから、このルールを守っている。

もちろん、13年の間で、電子書籍も読んだし、最近ではnoteのみなさんの作品もかなり読ませていただいています。(素晴らしいものばかりで、本当に感動する!

私のように、インターネットを使って発信したり役務提供するような人にとっては、時代が電子媒体に流れていることなどは当然わかっている。

でも、何だろうな。紙の本って良いんだよね。わかるかな?

テクノロジーにはテクノロジーの良さがあるし、形あるものには形あるものの重さがある

自分が読んだ紙の本は、このまま書店を開けるってくらい、できるだけ綺麗な状態で取っておいている。

自分が歩いてきた道、自分が積み重ねたもの、自分が手に入れたものを、一つずつ大切にする。

これが私のコレクションの意義であり、定義

そして、新しいものと、古いもの、それぞれの良さを理解するために、すべてきちんと整理して保管する。

これが私のコレクションのやり方

おすすめの本:noteやる上でも、これは良いかも

GRIT やり抜く力

せっかくなので、私の本のコレクションの中から、おすすめの書籍をいくつかご紹介します!

noteのみなさんに、ぜひおすすめしたいのが、この「GRIT やり抜く力」という本です。

コンサルのクライアント様にも何度もおすすめしてきた本で、実際に読んだ人からの評判も良いです!

弊社のスタッフも、これは「自分への研修」として自発的に読む人が多く、希望するスタッフがいたら喜んで買ってあげたい一冊。

私が大切にしている「コツコツと積み上げること」の価値が、非常にわかる内容でもあり、すごく心に響きました。

  • 何かに向けて頑張っている人

  • コツコツやるのが苦手な人

  • 達成確率を上げたい人

そんな人たちにおすすめの一冊です!

おすすめの本:人を動かす力がわかる!

影響力の武器シリーズ

2つ目のおすすめは、影響力の武器シリーズです。

これは、

  • 導く側

  • 従う側

  • 販売者側

  • 購入者側

  • 発信する側

  • 受け取る側

どちらの立場であっても使える心理学の原則と活用術が、シリーズを全部読むと書いてある。

もともと、心理学をベースにしている私にとっては、興味を持てる分野ということもあり、とても有名な本なので読んでみたのですが、とにかくこれは、一人でも多くの人に読んでいただきたい

生活の中で役に立つことも多々あり、仕事や商談で使えるテクニックも豊富です。

それこそ、noteで発信する時にも、より多くの人を巻き込んで伝えたいなと思った時に使えるテクニックが複数あると思います。

この本を読むと、ちゃんと理解していただけると思うのですが、心理学というのは催眠術とか、そういうパフォーマンスの方ではなく、統計学であり科学なんです

私も、心理学部にいた頃は、一年生の段階で、まず統計学を学びました。

で、この影響力の武器シリーズは、さまざまな研究事例がわかりやすく紹介されており、「こんな研究をした人がいて、こんな結果だから、日常のこんな場面で、こうすると良いよ」という流れで、各章がまとまっているんですね。

最初こそ、「ちょっと難しい?」と思うかもしれないけど、読んでいくと面白いし、あらゆる場面で使えるとわかる一冊ですよ!

おすすめの本:起業前後でこの一冊

はじめの一歩を踏み出そう

3つ目のおすすめは、マイケル・E・ガーバーの「はじめの一歩を踏み出そう」。

私にとって、後悔している名著。
どんな後悔かって、、、もっと早く読んでおけばよかった!ってこと。

私はこれを「起業した」に読んだんだけど、「起業する」に読めばよかった。

経営というのは、一体、どういうことなのか?

それを、信じられないくらいわかりやすく教えてくれる本。

私のおすすめの読み方があります。
これは、読書が苦手な人でも、できますよ!

この「はじめの一歩を踏み出そう マイケル・E・ガーバー著」は、コミック版も出ている。

それで、おすすめの読み方は、

  1. コミック版と、活字版の両方を買う

  2. まずコミック版を読む

  3. そして活字版を読む

という進め方。

活字が苦手な人でも、コミック版が異常にわかりやすいので、これで内容を頭に入れてから活字版に進むと、めちゃめちゃ入ってきます!活字の方も、読みやすいから安心して!

逆に、「いや、私は活字で大丈夫ですので」という聡明な人も、コミック版から読むのがおすすめ。ただの漫画ではない。重要なポイントを、まず直感的にインプットできるので、このシリーズはコミック版から読んで、活字に進んでください。

経営って、シンプル!
そして、楽しい!

それがわかる一冊。
個人的には、経営を志さない人でも、社会人であれば読んでおくべきかと。

会社とは、どんな仕組みになっているのかが分かるからね。

おすすめの本:問題解決の制約理論

ザ・ゴール

こちらもおすすめ!最高の名著。「ザ・ゴール」。

まず、帯に書いてある言葉のインパクトよ!
私が買った時の帯には、こう書いてあった。

17年間
翻訳が禁じられた
いわくつきの
一冊!

これ、どういうことかというと、

日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に『ザ・ゴール』に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥る

「ザ・ゴール」内の「解説」の章より

という一説が、この本の最後の解説に書かれています。

そう、逆にいえば、私たち日本人が今、読むべき一冊

内容としては、「制約理論=ボトルネックの解消」について書かれています。

かんたんに説明をすると、物事に起こる問題というのは、最も全体に影響を与えているツボのような箇所から発生していることが多いのです。

そのツボを押さえてあげれば、全体的な最適化ができるよね。と、すごく雑に説明すると、こんな感じです。

本書にも出てくる例と同じような例を挙げると、

A、B、Cという三つの機械があり、Aで処理したものがBへ、Bで処理したものがCへ流れていき、この工程で製品が完成するとする。

このとき、

  • Aは1時間で100の仕事を処理する

  • Bは1時間で50の仕事を処理する

  • Cは1時間で200の仕事を処理できる

とすると、この工場では1時間あたり、いくつの製品ができるのか?ということ。

答えは50。Bが1時間で50しか処理できないため、AからBに1時間ごとに100の仕事が回ってきても、BからCへは1時間ごとに50しか仕事を回せない。そして、Cが優秀なマシンであっても、Bからは1時間ごとに50しか仕事が来ないのだから、結果的にCが仕上げる製品の数も1時間ごとに50となる。

ということ。

この例はシンプルなので、丁寧に考えれば分かると思う。

ただ、このような「全体の問題の原因となっているのは、どこのツボか」ということを発見して手を打つことが、いかに重大な成果につながるのかということが、この本を読むとわかります。

そして、この考え方は、経営やマネジメントだけではなく、人生で挑むあらゆる問題解決に使えます。

そう、戦略思考の原点と言っても良い。

この「ザ・ゴール」もコミック版があるので、まずはコミック版から。
そして活字へ。

そうやって進むと良いと思います。

活字版が結構、分厚いので、ビビるかもしれませんが、中身は物語形式で、その物語がそもそも面白いので、どんどん読み進めていけます!

本は私の宝物。

ワインとか、アクセサリーとか、ガジェットとか、これまでにコレクションしたものはたくさんあるんだけど、

個人的な自慢よりも、せっかく読んでくださる人に、何か少しでもお伝えできる内容が良いかと思いまして、

私の人生において、最もかけがえのないコレクションであるの中から、私のおすすめの書籍を紹介させていただきました。

将来のために、今、何かを変えよう。
あなたの挑戦を、私は応援しています。

株式会社フレンドマーク
五十嵐

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