好きなデジモンで戦おう! オリジナルデッキの作り方
スターターが17種、ブースターが17種、テーマブースターが6種、再録のリブートブースターが1種、プロモーションなども含め
収録されたデジモンカードは2075枚。
収録されたデジタマカードは153枚。
同名も多いですが(アグモンとか20枚以上ある)合計で2228体のデジモンが実装されたことになります。
結構マイナーなところも収録しており、パートナーと再開できた方も多いでしょう。
筆者のパートナーにはあと1体だけまだ出会えてないのでずっと待ち望んでます。
プッチーモン(緑)って子なんですけど……
自分はアヌビモンが好きなので、BT4アヌビモンでひったすらデッキを作りましたが、EX5アヌビモンが出るまではずっと手探りでいろんな構築に入れ作っていました。
どういった考え方でデッキを組んでいるかを言語化してみましたので、自分のパートナーのデッキを組みたい方はぜひ読んでってください
キーデジモンの決定
好きなデジモンを教えてください。
そのデジモンの進化系譜が好きですか? それともそのデジモンそのものが好きですか?
これでいいです。
複数体いるならその中で今の環境や周りに合わせれるカードを考えますが、
こいつがぼくのパートナーだ! って子がいるなら君が使わないでどうするんだ! パートナーを活かすのがテイマーだろ?と思って組んでおります。
あとは、世代が高いほど組みやすくカスタマイズしやすいです。
このゲーム、進化元効果により個性をだせますから!
デッキベースの作成
デッキを作るにあたって2方向の方法を提案できます。
1つは、元々あるテーマに相乗りする方法
1つは、そのキーデジモンに合わせて1枚ずつ見繕っていく方法
の2つです。
テーマに相乗りする方法
これは既にあるテーマデッキにキーデジモンを入れることで、元々強い所にキーデジモンで本来そのデッキが出来ない力を与え変則的に動いていく構成を目指すやり方です。
ギルモン系譜は除去とデッキ破棄とトラッシュ枚数効果と赤紫色移動
ハンターならセーブと軽減進化とテイマー登場効果と各色移動
水棲なら進化元から効果登場、進化元に入れる、ジャミング、青紫色移動
という風に公式がお出ししてくるいろんなテーマ性、謂わばデッキの強みを吸収してパートナーの力に変換してあげるのです。
はじめは、単色かつ同色から始めるとよいです。
1から作る
1から作る場合は相性のいい汎用的な効果から選ぶのが最初はよいと思います。
色ごとに見ると、
赤:DPプラス、セキュリティチェックプラス、DP消滅,
青:アクティブ化、進化元破棄、行動ロック
黄:DPマイナス、セキュリティチェックマイナス、セキュリティ枚数依存効果
緑:貫通、DPプラス、対象レスト
黒:ブロッカー、再起動、相手のターンDPプラス
紫:手札破棄、デッキ破棄、トラッシュ枚数依存効果
ガンマモン:突進、進撃、ブロッカー、回避、ブロックされない、消滅して消滅させる、道連れ(究極体のみ)
この中にほしい効果があればそれに寄せるとデッキぽくなります。
また色やレベルの指定がありますが、Legend-Armsは汎用的に採用できるので目を通すのをオススメします。
接着剤を探す
デジカは進化時にドローできます。
進化が繋がれば繋がるほどドローでき、
当たり前ですが手札が増えるほど、正確にはデッキの並びが把握できて、操作できるほど自分の理想の動きへの逆算が可能になってきます。
オリジナルデッキの弱みの1つはサーチのなさです。
公式がお出しするデッキには多かれ少なかれサーチがあります。
それがない我々はごり押しでパーツを集めねばなりません。
楽さでいえば、
汎用サーチ>ドロー加速>デッキトップ操作>=デッキ破棄+トラッシュ回収>デッキ全てをひっくり返してデッキ下に送ったカードをドロー
となります。
トレーニング、メモブが使える単色構成はまだ優しい方で、デッキ内が3色を越えたり配分が均等に近いとこの辺の汎用サーチが大事なパーツをデッキ下に送るリスクと相談しなければならなくなります。
こういった問題から、オリジナルデッキは公式がサポートしない分の自分で手札を補給する手段と進化できるルートを確保する必要があります。
色による進化の袋小路が出来ないようにするには?
事故っても登場で使えるドローソースは?
この辺を考えることになります。
たとえば、ダークナイトギズアヌビモンというデッキを昔作りました。
この記事風に解説すると、
テーマデッキであるトワイライトをベースとし、
キーデジモンをアヌビモンとして
進化用接着剤にムソーナイトモンを採用
回す用の接着剤にある方向性を持ったカードを採用しています。
回す用接着剤を詳しく書けば、バクモン、プロトギズモン、ギズモンAT、「騎馬モード以外の黒lv4全て」です。
デジクロスするデッキの都合上、進化ドローには頼れないので、効果ドローと、専用サーチの文章が、「残りは破棄する」と書かれたものだけを採用しトラッシュ回収ルート設けておくことで無理矢理動かしていました。
これはうまくはまった方で、いつもベースデッキとしたテーマに「残りは破棄する」があるわけではないので、汎用性が高くて色都合がよいカードを探す必要があります。
配分を調整する
ここまではデッキを作る材料集め、こっから配分を調節しデッキとして成り立たせる必要があります。
デッキは50枚、順当であるなら世代が低いほど多く、高いほど少ないピラミッド上の構成をすると事故が起きにくくなります。
lv3、低コストlv4、サーチオプションなどを足した初動で使えるカードの枚数を考えながら組むと事故りにくくなります。
好みもあると思いますが、テンプレート配分として
Lv3:11~13
Lv4:10
Lv5:8
Lv6:6
それぞれ±2程度調整想定としています。
あくまで好みですが、Lv3が13枚が初手に1枚以上ある確率はマリガン込みで95%、11枚なら92%です。
この時、マリガンなしの確率も考えた方がよく、
例えばLv3は手札にあったけど、その内訳がLv6が3枚、Lv3が2枚かもしれません。
11枚で2回目、実質マリガンなし確率は73%
13なら79%です。
ここでLv3を8枚にしてみましょう。
マリガンありなら83%、実は勝負できなくはない確率です。
ただし、贅沢できない数値でありマリガンなしの確率は59%。1回目でLv3を引けているならマリガンしてよりよくとは考えない方がいいレベルでしょう。
当たり前ですが、対戦は初手札、なんならそれを想定するデッキ構築から始まってます。
運も含めドローして進化してが全てではないです。
ではなぜ安定する低レベルを減らすのか?
そのメリットは、進化ルートの安定化とコンボ用カードの採用枠の作成です。
Lv3が減ると進化事故が起きる、いやLv3が多いと次もLv3を引く確率が相対的に高い状態になってしまいます。
Lv3が登場時効果でドロー出来たりサーチできるならそれでもよいのですが、そうはいかないのがオリジナルデッキの辛いところ
採用したカードの性質にあわせてこの辺は調整する必要があります。
次にコンボ用カード枠の作成、多かれ少なかれオリジナルデッキにはロマン砲ともいえる勝ちのためのコンボが必要と、ぼくは考えています。
そしてそういったカードはサーチ困難で要求枚数が多い為、枠を割くのに困ります。その枠を少しでも用意する為にlv3を削るというのは常套手段でしょう。
世代の枚数と、個の枚数を調整しデッキをくみ上げていきます。
計算はいろんなサイトやツールがあるので、そういったものを頼りましょう。
よく使うだろう確率を紹介しておきます。
マリガンあり 先行/後攻
1枚:19%/22%
2枚:36%/40%
3枚:47%/54%
4枚:58%/65%
ひたすらバトル!
選定しまとめ上げ調整したら、あとはひたすら回して微調整をしていくことになるでしょう。
デッキに慣れ、デッキを強化し自分のものにしてください。
しいて言えば、何と戦って戦績はどうだったかを記録しておくと見返した時にどういったデッキが苦手でどのようなとき負けるのかが分かりやすくてよいです。
そのフィードバッグを元にまたデッキを調整しましょう。
時にはメインのデジモン以外のほとんどを入れ替え面影がなくなることもあるでしょう
それでも動かしたい動きが同じならそれは同じデッキでしょう。
満足するまで、自分のパートナーのことを考え続けましょう!
そうしてずっとずーと考えていると仕事中とかに
急に天啓が降りてきて新しいパートナーデッキが生まれます。
汎用集
デッキ作成に少しのアクセントとして
汎用的なコンボ、カードを一部紹介します。
BT16ウッコモン
言わずと知れた先手の初手最強成長期です。(執筆時点)
毎ターン使えるデジモン/テイマーのサーチ能力、育成孵化効果、どの色からも進化できるとんでもないカードです。
欠点として、白なので進化できず、色を変えてしまうのでオプションが撃ちづらくなり、進化に1コストかかりますが、先行1ターン目であればどれも問題になりません。
中盤以降腐りますが、オリジナルデッキにありがちな初手の渋さを解決できるカードです。
ST16石田ヤマト+BT13倉田明宏
汎用メモリー製造機&ドロー加速&相手のメモリー的行動阻害です。
ほしいものが詰まってる。
ヤマトは3コスト保証に加え、お互いのターン、手札を破棄したらメモリー+1
倉田は相手のターン終了時に1ドロー1破棄です。
このため、相手が3で返せば、1増える構成になっており、3コスト保証だから3まで使っていいという常識を破壊します。
ちなみにヤマトを出せば出すほどこのメモリーにおける締め付けは苦しくなり、2ヤマトの段階で3保証されてるけど1返ししないと自分が損をする という盤面を作れます。
ドローに困ったらこの組み合わせをご検討ください。
BT14城戸丈+BT14誠実の波涛
誠実の波動を使う準備のとして実質2コストで出せる丈と、
実質1コストでアクティブにできる誠実の波動コンボです。
シンプルだけど強い! また青保証が出来る為カイザーネイルなども検討に入るようになります。
BT11ティラノモン+3コスト以下テイマー
Lv4進化時に特定のテイマーを置けるデジモンが各テーマデッキはありますが、それの汎用版として使える子です。
なんと色指定すらないのでほんとなんでも出せます倉田とか。
ただし進化3コストなので使いにくかったのですが、スクランブルと併用すれば問題なく動かせるでしょう。
他に手札から何色のテイマーでも出せるカードとしてはBT4トライデントリボルバー、BT17シャイングレイモンバーストモードACE、エンシェントグレイモン、エンジェントガルルモンなどです。
その中では一番使い勝手がいいと判断し紹介させてもらいました。
ST14アイ&マコト+リカバリー
デッキトップ操作+リカバリーで、セキュリティに任意のカードを仕込む手法です。
BT12ワイズモンなどデッキの上に戻す効果など他にも類義の方法は多くありますが、無難なものとして紹介させてもらいます。
なにに使うか、それはセキュリティにEX5ロストルムを埋めたり、ST14マグナモンを埋めたり、それはもう多岐にわたる戦術を作り出すことができるでしょう。
ST14アイ&マコト+EX2ブルーカード
上記と同じような使い方です。
リカバリーするのではなく、ここからデッキからn枚オープンして進化させる系のカードと繋ぎます。
ブルーカード以外だとBT5泉光子郎&太刀川ミミ、BT9ゼヴォリューション!などがあります。
ではそこまでして3コスト支払ってなにに進化するのか?
そこはこれを読んでいる方にお任せしますが、コストが重すぎて進化させれなかったデジモン、本来ジョグレスだったり他のコンボで出すことを想定させていたデジモンを手順をスキップして進化できるかもしれません。
直接進化して暴れまわるオグドモンとか作れたり……
終わりに
ここまでどうにか組む方法を述べてきましたが、
結局は楽しんだもの勝ちなので、勝ちにこだわるよりパートナーとボロボロになってでも戦ったという体験を得れることが自分には報酬に感じます。
だから何事も挑戦!
もし好きなデジモンで強いデッキに勝てたらそれはもうやったーーーー!!!ってなりますよ!!?
ここまでご精読ありがとうございました。
この記事かなり前から書こうとしてたんですけど、言語化するのが本当に難しくてずっとほっといたんですが、最近ちょくちょく話す機会があったのでそろそろ本格的に書くかーで書いてみました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
スパルタ編
はい……ここからはスパルタです。
を書こうと思ってましたが、リアルがやばくて記事をかくモチベが保てなかったのと、
なんか公式から爆弾投入される気配感じたので腐る前に公開しました。
スパルタ編、機会があれば書こうと思います。
毎回思うが言い方が怖いよ。頭に嬉しいお知らせか悲しいお知らせか書いてくれ
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