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アヌビモンの権能により蘇れ! 赤紫インペリアルドラモンデッキ

割引あり

みなさんはインペリアルドラモンと聞いてなにを思い浮かべるでしょうか?
効果反応するインペリアルドラモンドラゴンモード?
カウンターでギガデス撃ってくるインペリアルドラモンファイターモードAce?
はたまたダントツでカッコいいインペリアルドラモンパラディンモード?
今回は、黒インペ、ブラックインペ、赤紫インペなど呼び方がいっぱいあるそんなデッキをご紹介しようと思います。
アヌビモンで。
※今回はベースデッキ成分多めです。

案内

過去の赤紫インペを知っている
この筆者が赤紫インペリアルドラモンのパーツからアヌビモンみを見いだし組み込んでいたことを知ってる
という方は、見出しからBT16の赤紫インペリアルアヌビモンまでお飛びください

過去の自分からメッセージ受けた

基礎となる赤紫インペ

赤紫インペとは、EX3ドラゴンズロア(この名前でデュナスモン収録してない)に収録された
赤のブイモン、紫のワームモンがフレイドラモン、シェイドラモンへと進化
というデジタルカードアリーナ風の見た目から、ジョグレス進化してパイルドラモン、ディノビーモンになり、
進化しなかった片割れをトラッシュから登場させ
ターン終了時にジョグレス進化してインペリアルドラモンドラゴンモードとなり、
進化時効果で相手が1体になるように消滅させ、その後進撃
アタック時効果でファイターモードに進化し、
セキュリティ効果を発揮しない、貫通、ディノビーモン進化元効果でアクティブアタック、パイルドラモン進化元効果で2チェックのDP15000~19000で殴りつける
死んだらトラッシュからブイモンとワームモンを登場させる、場合によっては道連れ持ちと、
言ってることはめっちゃ強いデッキです。
その反面防御能力が皆無で、せっかく相手盤面を更地にしたけど、育成から出てきた成長期にトドメ刺された試合は何度もありました。
また、トラッシュ進化、トラッシュから登場は強いですがトラッシュにジョグレス進化のパーツ半分を落としておかなければならず準備が遅いデッキでもありました。

当時のスタンダードな構築

優勝記録漁ってみたんですけど、見つかりませんでしたので僕が思うこの時期のカードで組める基本構造を置いておきます。
基本的に前のめりに相手にメモリーを渡しながらでもいいからファイターモードに繋げる動きをします。

友人らに聞きながら当時のベーシックを再現

ホズミさんから当時の環境にあった構築を提供していただきました!

対クロスハートとしてのサイケモン、ミネルヴァモンが採用されてる

PS:探してたら見つけました。

BT16以前の赤紫インペアヌビモン

進化したらトラッシュから相方が!?
死んだらトラッシュからlv3が!?
ファイターモードが死んだらlv3が2体!? ナイトレイド二個分じゃん!!?
とあまりにもアヌビモンにとって都合がいい(当時比)テーマ性だったため、組んだのがインペアヌビモンデッキとなります。
思えばこれが、今ある多くのアヌビモンデッキを生み出す起点だっかかもしれません。
その時の記事がこちら

基本構築ではlv3を出すだけのメモリーで事足りますが、アヌビモンに進化する本デッキでは、ターンを返したくないのでメモブ多めになっています(ヴァイオレットを入れないのは落としが重要な為)
また同様の理由と、手札を捨てれる利点でしょうりつ60%を採用しています。

デッキレシピ

過去記事レシピ

時はたち、BT14ブラストエースに3周年記念アンケートパックが封入されこのデッキにも大きな強化が来ました。

追加パーツだけどデッキの中核

これにより早い段階でのブイモン、ワームモンの再利用が可能になりサーチ能力の上昇
また2体並べる難易度が下がりました。
構築的にもlv4で効果登場できるので、イグニートモンの採用なども見られましたね(たしか雑誌に記載がありましたね)

デッキレシピ2

Pシェイドラモン後の構築(うろ覚え)

BT16の赤紫インペアヌビモン

BT16ビギニングオブザーバーでは、02組がピックアップされたことによりこのデッキも強化を受けました。

BT16-077ディノビーモン

言わずとしれた当たり枠の1枚。
紫に来た汎用ジョグレス、ウッコモンと2枚で完結できる2打点でフェンリルガモンに出張したことも記憶に新しいです。
このデッキにおいては、パイルドラモンもしくはディノビーモンのどちらでも蘇生できる完全体ワイルドカードとして活かせインペリアルドラモンドラゴンモードへのジョグレス進化の難易度を軽減してくれています。

どこ読んでも強い

ちなみに僕も間違えてたのですが、ディノビーモンの速攻効果
速攻をつけたらアタックいかなければならず
アタック行かないなら速攻は付与しない選択をとる必要あります。

BT16-040ワームモン

もう1体このデッキに革命をもたらしたデジモンがいます。
それはこのワームモン、トラッシュ進化ができます。
それだけ? いえいえ2周目の起点としてこいつ以上に優秀なデジモンはいません。
ワームモン登場時orメインフェイズ開始時、トラッシュのPシェイドラモンに1コスト進化
Pシェイドラモン進化時効果で、また同じワームモンをだせるので、1コストでトラッシュ進化。
これにより、2コストでlv4を2体用意できます。
EX3時代はlv3を3コスト登場させた後に2コスト進化を2回、合計7コストかかっていたことが、トラッシュが必要とはいえここまで安くなりました。

この1体からどうにかするやり方は、かつて僕がヤミよりの復活を入れた理由と同じでありそれがワームモン名称のlv3でできるようになったのは破格に感じますね。

なんか紫のワームモンってにっこにこ

ただし赤か青からしか進化できません。
難易度が高いポイントです。

動作図1

大輔&賢

BT16のダブルテイマーはどれも非常に強力で、
共通効果のメインフェイズ開始時にパートナーデジモンを手札から出す効果は色指定がないので、このデッキでも作用します。
ただし進化時メモリー+1は色指定があるので、BT16のエクスブイモンかスティングモンを採用しないと発揮できませんし、
青/緑にはジョグレス進化しないので進化元破棄は発揮不可です。
それでもlv3を手札からだせるようになるのは価値が高いです。

デッキレシピ

メタ除去の役割をエクスブイモンの突進、スティングモンのレストを使ったアタックに変更し、少しでも大輔&賢を使いこなそうとしてみました。

改良赤紫インペアヌビモン

しかし、これでもまだ遅い
いや、ほかのデッキがフルパワーになるのが早いです。
そこで出てきたのが京&ヒカリ型赤紫インペです。

京&ヒカリで2色サーチのホークモンと、
トラッシュ進化できるプロットモン、
そして手札を破棄できるテイルモンを使い準備を早めるかつ自身らもまたジョグレス素材にできます。
とくに偉いのがテイルモンとプロットモンで、
このテイルモンはしょうりつ60%を入れてでもぼくがやりたかったこと
ジョグレス後の相方を破棄しておくことができます。
ただし、手札に戻す効果は破棄すれば必ず回収しなければならないのでそれだけ注意が必要です。

実は防壁持ちなので、カウンターなさそうなら殴り得

プロットモンはというと、ワームモン同様トラッシュ進化ができるので、2周明の起点もしくは1周目の開始札として扱えます。
またテイルモンとプロットモンの共通の進化元効果は、ディノビーモン進化時のプレイヤーアタックや
ごく稀にあるアヌビモンがアタックする時に役に立ってくれます

君もアヌビモンを目指せ


動作図2

京&ヒカリにも触れましょう。
なぜ大輔&賢から変えたかというと、赤に進化でメモリーがプラスできることと、
基礎DP8000で突進アタックにいくディノビーモンにとってDP-3000できるのは、実質的なパワーアップとして扱えたからです。
そしてこれは進化時に誘発するので進化時効果より先に発揮させれ、動くのに邪魔なポームモン互換を消滅させてから、本命の進化時効果を発揮できます。
これがあまりにも偉いです。

シルフィーモンサポートに見せかけたディノビーモンサポート

これのシルフィーモン構築に乗っかることで、ほかのジョグレス組よりちょっと遅い程度までには速度が改善されました。
とはいえ、トラッシュを溜める動きを意図的にしながらテイマーを出さないといけないのでなかなか難易度は高めに感じます。
元々揃った時の爆発力と消滅からの復旧力が高いデッキでしたが、用意さえできれば、
状況によっては京&ヒカリから登場したプロットモンからPシェイドラモンに進化してワームモン登場、登場時効果でフレイドラモンにトラッシュ進化して進化時効果でジョグレス進化できます。
上で出していてワームモンの代わりですね。
何より偉いのがワームモン+大輔&賢の時はメモリーが作れませんでしたが、こちらは赤/黄のデジモンに反応する為、メモリーを作成することができます。

デッキレシピ

ワームモンサーチは、テイルモンが落ち、ホークモンサーチはフレイドラモンが落ちるのが注意点

次環境に対する思考

現在の環境は、消滅が効かない相手が多い為、紫使いである僕は結構苦戦気味です。
この赤紫インペはまだ結構可能性がある方で、アクティブアタックを持つことができる数少ないデッキタイプの1つの為、直接相手を倒す手段を持っています。
またドラゴンモードは面除去が強い為現時点ではほとんど発揮することはないですが、
天使型やディアボロモンが流行ればまた話は変わってくるでしょう。

赤紫インぺの今後

『BANDAI CARD GAMES Fest 23-24 World Tour in Los Angeles』にて発表されたデジモンリベレイターのキービジュアルになんと、ブラックインペの姿が描かれていました。
よく見ると上の方にはドラゴンモードも……
これは上の方の新規が期待できそうですね。

この量、ドラゴンモードトークンとかいいそう

もう1つ楽しみなのが、
ディノビーモンのおかげでlv5以下のフリーがでる度に可能性が広がるのは楽しみです。

あと語り

アヌビモンといいつつほぼ赤紫インペとしての改修をしているが、インペアヌビモン的によいのか? という点ですが、よいのです。
そもそもインペアヌビモン、赤紫インペにアヌビモンを入れた理由は新旧ディノビーモン、パイルドラモン、インペリアルドラモンファイターモードがアヌビモンにとって相性のいいデジモンで、
アヌビモンから出したプロットモン、ワームモンは条件が整えばファイターモードにまで一気に上がってくれる。
そんな楽しさのあるデッキです。

そしてBT16ディノビーモンは非常に汎用的で紫使うならちょっといれてみたいデザインをしていたのがぼくの興味を引きました。
このデッキに限らず、バアルモンを速攻で投げれるようになるベルゼブモンデッキや、フェンリルガモンにウッコモンと採用して打点増強、はたまたアーマーアグロチックな行動にディノビーモン追加などといくらでも使い道がありそうなデジモンですので、これからのいろんなアヌビモンの進化元になってもらいます。
だってパーティション強いもん

この速攻からアヌビモンを感じてる

おまけ
実は回して思ってたことがありまして、育成を赤にしたことによりたびたび手札にミストメモリーブーストがあって撃てないってなったことがありました。
ミスト自体はめちゃくちゃ偉いカードですが、撃ちたいときに撃てない加速札は加速札じゃないので変えようと思いました。
この4枠に何を採用するかを巡らせてみたのでおまけとして書いときます
ここから先は興味がある人だけ見てね!!

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