爆上戦隊ブンブンジャー 1st LAP (第1話~第9話) 妄想考察 その2
1st LAPにおける未来(ミラ)の闇
前回の記事にて筆者は大也に闇を見いだしてしまったのですが、実はもうひとり闇が深い人物がいます。
このあとに続いて錠と玄蕃のセリフもあるので先に見ていきましょう。
錠は特に「誰か」の夢を守るという表現はしていない。
警察官らしく、とりあえず目や手の届く範囲の人は守りたい、と言っている。
玄蕃に至っては、「自分の利益は守るよ」という表現をしている。
(もちろんこれは玄蕃一流の斜めな言い回しであって、内容としては大也に共感していて仲間として一緒に闘おうと言っているのですが。)
対してミラは、明示的に「大也の」サポートが自分の夢だと表現しているのです。
ブンブン ←(夢をかなえたい)← 大也 ←(夢をかなえたい)← ミラ
という面倒でいびつな構図になっています。
現状、ブンブン視点でのパートナーは大也であり、ブンブンと大也の共依存に対して、ミラは片思いの依存関係になっています。(恋愛的な意味ではありません。
第1話がミラ回だったこともあり、本作の主役(というか視点)はミラであり、ひたすら明るく楽しい狂言回しがミラの役割だと思っていたのですが、ミラにも深い闇がありそうな気がしてなりません。
キャラクター名が含む意味
ミラの闇を見いだしたところで、キャラクター名についてもすこし妄想してみます。
キャラクターの名称については、国際宇宙対策機構(ISA)の特別調査官「細武 調(さいぶ しらべ)」を見れば明らかですが、性格や性質を表現していると思われます。
ブンブンジャーのメンバーも、単に「車関係の用語を適当に捩(もじ)った」にとどまらず、それ以外の意味を内包しているはずです。
志布戸 未来(シフト ミラ)
ご存じの通りブンブンジャーの5人については、車関係の用語を元にして決められていると言われています。
しかし、大也とミラに闇を見いだした後に見ると、
シフト(shift):(同種の別のものに)換える、代える
ミラ(mirror):鏡像
と考えれば、ミラは大也を元にして、性別と性格をシフトした同種の存在であると解釈できます。
ミラがピンクであるのも、陰の赤(大也)に対する陽の赤(ミラ/ピンク)と考えられるかもしれません。
鳴田 射士郎(メイタ イシロウ/シャーシロ)
前回の記事で大也について筆者は
と書きました。
とすれば、大也の親友であったメカニックの人は、シャーシロの友人(あるいは兄弟)でもあり、シャーシロの名前も「盟友の意思を受け継ぐ者」みたいな意味を含んでいると考えられます。
そのうち大也とシャーシロがどのような関係かを掘り下げるお話が描かれるはずなので、楽しみですね。
ブンドリオ・ブンデラス (ブンブン)
ブンブンがハシリヤンと同種の存在であることは各所で言われていますし、筆者も確信しています。
更に、ブンドリオは「分捕り王」ですから、ハシリヤン組織のボスの息子あたりではないでしょうか。
1st LAP終盤で出てきた「ビッグバングランプリ(BBG)」ですが、賭け事の胴元はギャングかマフィアかヤクザと決まっているので、BBGの胴元もハシリヤンだと思われます。
となると、胴元の後継者なのに、レースにうつつを抜かしているブンブンから「事故」でライセンスを剥奪したのも当然ハシリヤンのボス(ブンブンパパ)の差し金でしょう。
2nd LAP以降では、ハシリヤンという組織の正体やBBGの内容が明らかになり、倒すべきラスボスがブンブンパパであることを知ったブンブンジャーの苦悩が描かれることになると思います。
あとがき
ブンブンジャーは明るく楽しい戦隊のはずだったのに、筆者が妄想しているといろいろ闇がわいてきました…。
もちろんこれは筆者の陰の者属性が映し出された結果なのですが、その分を差し引いても、なんかちょっとありそうな気がしています笑
リアタイはできたりできなかったりしていますが、毎週楽しく視聴しています。
また気になったことがあれば記事を書く意欲だけはありますので、投稿を発見したらご一読いただければうれしく思います。
とりあえずいまからミニプラのブンブンジャーロボを開封しようと思います。沼…
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