王様戦隊キングオージャー 第41話「宇宙を救う時」妄想考察
ザ☆「こういうのでいいんだよ!」回でした。
考察勢もエンジョイ勢もみんなこれを待っていたはずだと確信できます。
第二部(ダグデド編)に入ってから、ダグデドや五道化が強すぎてヒーローが負けムードだったり、戦闘シーンもメカ戦も少なめで、特撮ヲタにフラストレーションが貯まっていた今日この頃ですが、第41話にしてやっと、第1話からタメにタメてきたラクレスの真意が明らかになりました。
視聴者に根強く信じられ続けていた「ラクレス様いい人説」がついに回収されて、道具の民も浮かばれたことと思います。
冒頭から次回の話をするのも性急に過ぎますが、次回第42話「ラクレス王の秘密」でも、さらなる伏線回収が語られるそうなので、超楽しみです。
通販サイト「プレミアムバンダイ」で「DXキングオージャーZERO」の商品紹介絵に「ハスティー家が何十年と…この時を待ち侘びたのだ…」と書いてあります。
まさにこれだろ!で、いまならうっかりおもちゃをポチってしまいたくなる大きいお友達も多いと思うのですが、すでに予約終了していて、もう買えないという。
そういうとこやぞバンダイ!
https://p-bandai.jp/item/item-1000193963/
※このあと文中にamazon商品リンクが出てきますが、筆者はアソシエイトプログラムに参加していないので、心置きなく踏んでください。
シュゴッドたちは反逆し、ギラと共に戦う意思を示す。
剣を構えたギラと背景のレジェンドキングオージャー。
メカヲタク的にはもう開幕の(ほぼ)止め絵から最高of最高で、おなかいっぱい胸いっぱいです笑
これだよこれ!(このあと本記事で何度も出てきますがご容赦ください。)
ダグデドの元に集う6王。無言で王鎧武装。
言葉は不要とばかりに、ダグデドに必殺技をたたき込みますが、ダグデドは無傷。
ギラは凌牙一閃を発動し、ダグデドに(以下同)。
第39話で見せたクワゴン二刀流の凌牙一閃とは異なり、今回はクワゴン+バモラムーチョ版でした。よくわからないけど、きっと強いやつ!
こういうところで地味な変化がぶっこまれるのは楽しいですね。
アイキャッチでもキングキョウリュウジンが踊っていたので、まだおもちゃ売る気はありそうです笑
めんどくさくなったダグデドは、巨大化ダイゴーグを復活させて、いったん引き上げます。
巨大化ダイゴーグを倒せる戦力はゴッドキングオージャー。
そしてそのパーツとなるコーカサスカブト城は、ダグデド(+ラクレス)の手に落ちており使えない…はずなのですが…。
カグラギ「こんなこともあろうかと」
実はスズメは我らの味方
これだよこれ!
カグラギ「私なら、スズメの手引きで玉座にたどり着けます。」
ヒメノ「えっ!? さらりとすごいこと言うじゃない。」
ヒメノ様、ほんとそれな。
ラクレスとカグラギ、そしてスズメの関係性については、次回以降に本編で語られる機会があると思います。
トウフ過去回での描かれ方を見るに、スズメはもともと兄カグラギよりも権謀術数に長けた人物のようですから、もしかするとシュゴッダムに婚約者候補として送られたことさえも、ラクレスの計画を察知したスズメの計略のうちであり、その時点では兄カグラギにさえ真実を語っていなかったのではないでしょうか。
そして潜入し、改めて詳細を知ったラクレスの企てに乗る決断をし、ついでにガチ恋に落ちたと。(カプ厨的妄想。)
そういう意味では、ダグデドからチキューを救う計画の、ラクレスに次ぐ功労者はスズメだと言えます。(筆者の妄想です。)
コーカサスカブトの起動に必要なランスを借りようとするカグラギに対し、リタが止めに入ります。
カグラギ「私は、民を裏切ったことだけはございません。」
「だけ」な、「だけ」笑
カグラギを信用し、ランスを託すギラ。
カグラギがランスを受け取るときの「ドスッ、がちゃこん」という重そうな音がすごく良い。
質量としての重さだけでなく、これまで培ってきた信頼の重さまでが音で表現されている気がします。
本作品は音関係がすごくしっかり作り込まれていて、ただ音としてのクオリティが高いだけにとどまらず、音に(あるいは無音に)意味が乗っている場面が多いように思います。
なお、このどさくさでギラから回収したランスは、このあとラクレスに渡すことになります。
ラクレス案かカグラギ案かわかりませんが、流れがきっちりできていてほんと怖い(笑)
ギラを、殺す力を。
飽きて拠点に帰ったダグデドは、憂さ晴らしにラクレスを締め上げます。
ラクレスは次なる作戦を提案します。
ラクレス
「問題は不死身のギラ。ひとつだけお願いがございます。
五道化の席に座る暁には、証となる力をもらい受ける決まり。
それを、いただきたいのです。
ギラを、殺す力を。」
もうこの「殺す力を」あたりのラクレス様最高ですね!笑
うっかり見ているとすごく悪い人に見えるし、「ラクレス様いい人説」を信じている立場からは「ついに長年の仕込みがここで結実する。」という勝利の笑みと、まだここで油断してはいけないという覚悟の継続意思なんかが山ほど盛り込まれているように見えます。
ラクレスというキャラクターは、中の人の演技力に支えられてできあがっていると確信できます。
以前、中の人がtwitter(X)のスペースかどこかで「『ラクレスが矢野さんで良かった』と言ってもらえるのがうれしい」とおっしゃっていたので、筆者も改めてここで書いておきます。
ラクレスが矢野さんで良かった!
ラクレスのキャスティングのお話は、次回こってり公式で語ってくれそうな気配ですので、こちらも楽しみです。
次回は…ラクレス矢野聖人さんキャスティング話…否!ついに大きな秘密を明かしたラクレスがどのように作られたのか!……という話かもしれません。
前回「ギラ=ダグデドと同等の存在」を、これでもかというくらいアピールしてからの「ギラを殺す力」というフレーズ。
すなわち「ダグデドを殺す力」であるのは明白です。
本編中ではあまり描かれていませんが、ダグデドにこの要求を通せるだけの信頼だったり、舐めプをさせるためにあなどらせたりといった仕込みがたくさんあったのでしょう。
ラクレス様マジ苦労人。
本日の戦闘シーン
ヤンマ&ジェラミーの交差撃ちとか、ヒメノ&リタの近接とタメ遠隔からのタメ回転斬りというコンビ連続攻撃とか、なんかめずらしくサナギムが爆散していたりと、とりあえず盛ってきたなー(賛辞)という感じでした。
個人的には、剣戟で画面がズレるエフェクトが中二ゴコロに刺さります笑
こういうの、もっと見たいなー。
あと、爆発は正義。
キングコーカサスカブト起動
サナギムと戦っている裏でコーカサスカブト城に潜入したカグラギが、城ロボットを起動します。
土を巻き上げて地面から立ち上がる巨大ロボ!
みんな大好き初代ガンダムを思わせる胸部からの排気エフェクト。
なんかよくわからんけど(かっこいいからok)、すこし揺れながら排気する胸部穴あきパイプ。
輝く胸部エンブレム。マスクがせり上がって現れる顔。
煽り画角から引いて遠景で見せる逆光の全身!
キャタピラで前進してからの左手ピンポイントバリアパンチ。
圧倒的質量に殴られて吹き飛ぶ巨大化ダイゴーグ。
満を持して合体するゴッドキングオージャー。
重量級の攻撃力で繰り出す通常技と、必殺剣・満月(G)斬り!
振り向いたロボの後方で爆発四散するダイゴーグ!
やればできるじゃん!これだよこれ!(箱ロボ大好きメカヲタク的上から目線)
DXキングコーカサスカブト、好評発売中!
ピタゴラスイッチ発動
ラクレス「まずは、ギラ以外の王たちが消し飛ぶ様を、余興としてお楽しみください。」
復活巨大化ダイゴーグすら捨て石とし、ラクレスの計画は着々と進行します。
裏でこのピタゴラスイッチを発注している姿を想像してはいけません。
想像するやろこんなの笑
王たちのもとに届けられたブーブークッション。
ヤンマ「圧力感知式の爆弾が仕掛けられてる。立ったらドカンだ。」
離れようとすると起動する装置付きの爆弾とか、解除装置とか、微妙に世界観がおかしいベタなネタを突っ込んできました笑
なんとなく昭和から平成前期くらいによく使われていたようなレトロ感がありますが…。(まあそもそもクッションも昭和の装置か…。)
ラクレス「全ての王が死ねば、この星は滅んだも同然。
それを待ちながら、選ばれし人間だけを集め、チキューを出る準備を進めます。
別の種族を滅ぼすために。」
ここでまた知らないネタぶっこんできました笑
2023年12月6日に東映特撮ファンクラブがエキストラ募集をしていました。
【12月13日.14日参加のゴッカン国民以外の全国民共通 ご持参いただきたい物】
避難をする国民を演じていただくため、避難用の大荷物をご持参ください。
ここら辺が「チキューを出る準備」エピソードと繋がりそうです。
ゴッカン国民は荷物不要との記載に対し、「みんながゴッカンに逃げ込むから、もともとゴッカンにいる民は荷物不要」と推測している人を見かけましたが、筆者は「ゴッカン国民は囚人だから持って逃げる荷物など所有していない」だと思っています。
このあとラクレスの説明で出てきますが、逃げ込む先はシュゴッダム国にあるコーカサスカブト城のはずです。
もともとコーカサスカブト城は宇宙船としてキョウリュウジャー世界の「地球」からキングオージャー世界のチキューに移民を運んできた実績があるため、再び(そこそこ大人数の)移民を乗せて旅立つことは可能だと思います。
ただ、そうする動機が今のところ不明な気がします。
もしかすると第一部でデズナラク8世がザリガニ釣りされる前にチキューにダメージを与えていて、遠くない未来にチキューが壊滅する予兆をスズメちゃんが観測したとか、あるいはダグデドを討ち滅ぼした後、残された五道化たちにチキューを滅ぼしかねない能力者がいるのかもしれません。
もっと言うと「正体が明かされていないミノンガンの中身が実はチキューという惑星そのもの」とかいうトンデモ展開もあるかもしれません。
もう何が来ても驚かない!
五道化が残っていますが、カメジムは「ダグデドがいなければ戦う動機がない」として撤退しそうですし、ヒルビルちゃんは「めんどくさいのイヤ~」とか言っていなくなりそうですが、まだ9話くらい残っているので、この先どうなるか予想できません笑
ゴローゲ「ギラに殺されるぞ!みんな城へ逃げろ!」
(略)
ゴローゲ「いいから城に行くんだよ。ラクレス様と宇宙に行くんだ。
地獄みたいなチキューを捨てて、新天地へ!」
奇しくもギラが言う「生きることは地獄だ」と、ゴローゲの「地獄みたいなチキュー」が(微妙にニュアンスは違いますが)一致しました笑
「城に行くんだよ」のくだりが、いつもの狂人っぽいゴローゲじゃなくて、普通に子どものことを心配している良識ある大人に見えました笑
まあその前後はいつもの狂人でしたが…。
今回のゴローゲのアジテーションは籠絡のヒルビルに吹き込まれての行為なのですが、やってることいつもと変わらないですね笑
ラクレス「集めた民は、ダグデド様が次に片付けたい星へ送り届けます。
道具ですので、お好きなように。」
ダグデド「やったー!死ぬまで遊び倒すぞー!」
集めた民を模した金属球はコーカサスカブト城に放り込まれました笑
そしてダグデドはコーカサスカブト城のおもちゃを変形させてブンドドしながら「遊び倒すぞー」。
もう生命体滅ぼして遊ぶのやめて、ずっとロボットのおもちゃで遊ぼうよ笑
スポンサーもよろこぶよ笑
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決着をつけよう
爆弾の起爆装置を解析しているヤンマの元にシオカラが現れ、ヤンマにちょっかいをかけ始めます。
これは籠絡のヒルビルによって操られた結果ではあるのですが。
ンコソパ国民がほぼ洗脳されたときに、ひとりだけ逃げ切ったクレバーさを見せていたシオカラが、普通に無能に描かれているのは残念です。
もちろん神出鬼没の上に抵抗不能な籠絡のヒルビルに個別に狙われたら防ぐすべは無いと思いますけど…。
このあとモルフォーニャ(洗脳済み)に煽りちらされるリタのシーンがありますが、クロダさんからの報告を受けたカグラギは何も無かったような顔でクッションから立ち上がりました笑
いろいろありましたがとりあえずヤンマたちは起爆装置を解除し、ギラの援護に向かいます。
ここで最後に切った赤いケーブルがアップで写されるのですが、本編をリアルタイム視聴しているときは、赤=ギラの敗北フラグかとヒヤヒヤしました。
(ただのミスリードなのか、何か別の象徴なのか、筆者には判断できませんでした。あとカグラギは「自分以外の爆弾は本物」と言っていましたが、これもフェイクのような気がしますね。)
王たちをブーブークッションで足止めしている裏で、ラクレスがシュゴッダム城のバルコニーに現れ、ギラと対峙します。
ラクレスを写すカメラが胴体から徐々に上がっていき、顔のアップになった直後に右眉を微妙にひそめる仕草が、ここまでの仕込みのクライマックスである緊張感を示唆します。
ギラの掲げるオージャカリバーと、ラクラスの掲げるオージャカリバーZEROの対比。
起動シーンは映像だけで無く音程の違いも盛り上がりポイントです。
城を背景に剣を交差させるだけでもうかっこいい!
いつもの屋外に場所を移し、ギラとラクレスの戦いは続きます。
ギラとラクレスの剣戟。一撃一撃のエフェクトと効果音が重い。
膝をついたラクレスに詰め寄り、剣を収め語りかけるギラに、立ち上がり顔を寄せたラクレスがささやきます。
ラクレス「やはり甘いな。」
このセリフ、悪党としてギラを小馬鹿にしたようなニュアンスは1ミリも無く、すでに優しいお兄ちゃんがかわいい弟に対する愛情に満ちた声になってますよね。
「しょうがないなこいつは。だがそこがお前の良いところだ。その心をずっと忘れないでいてほしい。」と妄想で字幕が見えました。(重症)
そしてその後、体を離しての
ラクレス「甘すぎて反吐が出る!」
これは観客(ダグデド)向けの小芝居でしょう。
一段落ついたところで、オージャクラウンランスを持ったカグラギが戦場に現れます。
城を動かす名目で借りパクしておいてからのこの流れ。カグラギが曲者すぎる笑
直近の回でラクレスとカグラギが内通していることを視聴者は見ていますから、ここでランスをラクレスに渡すのは想定済み。
またこれは第20話の決闘裁判で、ボシマールの正体がカメジムであることが明かされた後、カグラギからギラにランスが渡されたシーンの逆天丼ですね。(あのときは投げたのではなく地面に刺して渡していましたが。)
カグラギはあちらこちらで味方のように振る舞ったり敵のように振る舞ったりしていて何を考えているのか分からない、つかみ所がなくうさんくさい不審者っぽい描写がされていますが、ラクレスがいい人で人類のために壮大な計画を仕込んでいること、カグラギもそれを知って協力していること、あとシスコン(笑)といった要素を絡めて見ることで、だいたい信念通りに行動していることが理解できると思います。
ラクレスというキャラクターも中の人によって支えられていますが、同様にカグラギというキャラクターも中の人の怪演によって成立していると思います。ほんと悪い顔しますよねカグラギ笑
(他の人たちをディスる含みは全くありませんが)ラクレスとカグラギの二人は、突出して中の人の演技がハマっていると思います。
ギラを殺す力
始祖光来の力でギラを退けたラクレスの元へ駆け寄るカグラギ。
ラクレス「行け、新天地が待っている。」
カグラギ「必ずや、とどめを刺してください。」
「あーもう!早く【ダグデドに】とどめ刺そうぜ! はよぅ、はよぅ!」
とみんな思っていたことでしょう。
ついにラクレスが、あるいはハスティー家が仕込んだ遠大な計画もクライマックスを迎えようとしています。
ラクレス「長きにわたる戦いも、これで終わる。」
ギラを見つめながら、微妙に眉が寄るラクレス。
先にもありましたが、この眉の動きがラクレスの緊張感を見せてくれます。
最後に舞台に現れる役者はもちろんダグデド。
ダグデド「はぁい!お前にぃ、不死身を殺す力を与える。」
ダグデドの能力により、ラクレスの持つオージャカリバーZEROに光が巻き付き、輝きを放ちます。
ぺらぺらと嬉しそうにしゃべるダグデドを背景に、ついにこの時が来たという表情でオージャカリバーZEROを見つめるラクレス。
ダグデド「切ってみるといい。ちゃーんと、死ぬ。」
少し引いた画角でラクレスとダグデドを写している場面で、ラクレスの首が少しだけ振れます。
上限を振り切ったラクレスの緊張感が伝わり、もう視聴者はこの先の展開をわかりきっていながらも、手に汗を握らずにはいられなかった名シーンだと思います。
ラクレス「この時を待っていた。」
ほんと待ってたから!視聴者もずっと待ってたから!
ラクレスが振りかぶった剣を振り下ろす相手はもちろんダグデドでした。
ラクレス「立てギラ。宇宙を救う時だ!」
なんだよここで「第41話 宇宙を救う時」とかサブタイトル字幕流しやがって!
ラクレス様かっこよすぎじゃろ。
もう道具の民、大半が昇天してしまったに違いない。
次回 第42話「ラクレス王の秘密」予告
夢にまで見たギラとラクレスが共闘するシーンが描かれています。
これでいいんよ!これが見たかったんよ!
ラクレス「シュゴッダム2000年の呪縛を、終わらせる!」
夏映画「アドベンチャー・ヘブン」で描かれた初代シュゴッダム王から連綿と続いてきたチキュー人類と宇蟲王の因縁が、ついに終わりを迎えようとしています。
ほんと長かった。そしてそれをだいたいひとりでやり遂げたラクレス王、マジ有能。
ギラ「ラクレス=ハスティーの弟!俺様が世界を支配する!」
これでいいんよ!これが見たかったんよ!
最後のシーンで力尽きて倒れかかるラクレスをギラが抱きとめるシーンがありますが、ここまできてラクレス様退場とか絶対やめてほしい。そんな犠牲見たくない。スズメちゃんと幸せに暮らしてる未来が見たい。(カプ厨)
良かった、次回第42話が年末と重ならなくて。
この気持ちを引きずったままおあずけ喰らって年超せとか言われたら頭おかしくなる。
次回「ラクレス王の秘密 第4話」。期待しかネェんだわ。
1週間、時をとばす能力がほしい!
ギラの正体とかシュゴッダムの過去とか未来とか
ギラの存在をダシにして、まんまとダグデド本人から「ダグデドを殺す力」を手に入れたラクレス。
しかしここでダグデドを殺したとしても問題が残ります。
そう、「ギラ=ダグデド」のくだりです。
ギラがチキュー育ちで、これまで「やさしい」描写が続いてきたとはいえ、宇蟲王と同等の能力(=戦力)を保有している存在が、人類の間で幸せに暮らせるはずがありません。
ダグデドを倒した後、チキュー人類がギラを新たな脅威とみなすのは時間の問題でしょう。
筆者は、いま物語の主役をしているギラは、「人類の敵を打ち倒す道具として宇蟲王から賜った【ギラ】」とは別の存在ではないかと思っています。
過去の考察では「レインボージュルリラ=クワゴンのシュゴッドソウル」であり、それを体内に取り込んだことによりギラはシュゴッドたちと会話できる、との説が有力でした。(筆者も全くその通りに思っていました。)
ところが、シュゴッドと会話できる能力については、レインボージュルリラとは関係なく、ダグデドの能力に起因することが明らかにされています。
ではレインボージュルリラは何だったのか。そして宇蟲王から賜った【ギラ】はどこへ消えたのか。
ややエグい発想になりますが、【ギラ】はラクレスあるいは先代シュゴッダム王によってすりつぶされ、クワゴンのシュゴッドソウルと混ぜ合わせることで宇蟲王の命令に従う機能を封じ込め、また事が終われば分離可能な状態として、もともとラクレスの弟として実在していたチキューの人間であるギラに、レインボージュルリラとして与えられたのではないでしょうか。
従って、ダグデドさえ倒してしまえば、ギラは宇蟲王の能力を分離することで普通の人間として生きることが可能になります。
こうしてギラは、ラクレスに代わってシュッゴッダムの王としての未来を歩むことになるのです。
チキューの未来とか
歴史によるとラクレスは「シュゴッダム史上最悪の王」と呼ばれることになっています。(地味にこの未来のことを語っている状況も仕込みネタだとおもうのですが…。)
チキューが無事な想定で言えば、ラクレスはチキューの敵である宇蟲王の手先として、他国を犠牲にしてシュゴッダムに偽りの平穏をもたらしていた悪王。
またチキュー人類がチキューに住めなくなって宇宙を放浪することになれば、そのきっかけを作った王として、歴史に名が残りそうな気がします。
まあいずれにしても、「最悪の王」と呼んでいるのはシュゴッダム国民でしょうから、全くアテにならないのですが…笑
フォロワー10万人突破記念絵と第41話放送記念絵
フォロワー10万人突破記念絵tweet(post)
フォロワー100,000人突破🎉🎉🎉
— 王様戦隊キングオージャー【東映公式】 (@King47_toei) November 22, 2023
まだまだ #王様戦隊キングオージャー は怒涛の展開が続きます!!
王様、側近、国民一同、これからも応援よろしくお願いします!!! pic.twitter.com/ulD0uec52A
公式さんの第41話後のtweet(post)
ついに明かされたラクレスの本当の顔。
— 王様戦隊キングオージャー【東映公式】 (@King47_toei) December 17, 2023
最後のピースが揃い、宇蟲王との決戦へ。#王様戦隊キングオージャー
次週からも怒涛の展開が続きます。 pic.twitter.com/Y26utsN7II
説明用に切り貼りしようと思ったのですが、途中でくじけました…。
比較していただくと分かりますが、両者はほぼ同じ絵になっています。
大きな違いは、10万人絵の方は左端にラクレス様が見切れているのですが、41話後絵の方は全身が写っています。
(あとまあ文字はあったりなかったりします。)
さて、キングオージャー(ロボット)の写っている範囲は両者ともに全く同じです。
もしかして人物の部分だけ横幅を詰めた雑コラかと思ったのですが、人物の縦横比は狂っておらず、41話後絵の方は、ヤンマとメイド長の間の空間とか、リタとカグラギの間の空間などが微妙に詰められています。
(他にもいくつかあります。)
これ、1枚の集合写真かと思っていましたが、もしかしてバラバラで撮影してフォトショップで合成したのか、それとも集合写真から切り抜いて少しずつ移動したのか…。
もともと重なりの陰影がはっきりしない集合写真ですから、どうにでもなりそうな感じですが、さすがに前者はないですよね…。
あ、いや、そんなことはどうでもいいんですけど。
ラクレス様も入ったバージョンが公開されて嬉しい!
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