2022年大ヴァンガ祭におけるリンクジョーカークラン撃墜王デッキの解説というか言い訳

 初めまして、2022年リンクジョーカークラン撃墜王の竜斗と申します。
 普段はMTGアリーナやマスターデュエルをしつつ最近バトスピコネクテッドバトラーズ買いました。覇王楽しい。

 なんかこういうの取ったらやっぱ解説したほうがいいのか!?という波動を勝手に感じ取り、せっかくだからとnoteを開設した次第です。
 更新は多いほうではないと思われますし、内容に関しても他のデッキビルダーや入賞者ほどデッキや戦術が洗練されているわけでもないのでお付き合い頂けるならば程々に見て頂ければ幸いです。
 長々と続けていても仕方がないので早速デッキから見ていきましょう。
 最終戦績は7勝でした。

デッキコード:F28D

化石かな?

 トリガーは軒並み5000、ヒールは何故かVシリーズ、何故か☆1だしグレイヲンwww

 ……はい、白状致しますと、結構昔から使っているデッキでして、最後に弄ったのはお察しの通りヰドガが出た銀華竜炎でございます。
 今回もPスタンどうなってるのかなという軽い気持ちで飛び込んだものの、あるカードが現在のリンクジョーカー、もとい根絶者において絶大な効果をもたらしたのでご紹介しようと思います。

 流星のアスカの三越はるは先生イラスト
我がクラン、亡星のリンクジョーカー!

 はい、ヴァンガ祭において先行販売されたPクランコレクション2022収録のリンクジョーカーです。
 メインの効果はこちら

 【自】【(V)】:このユニットがアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、あなたの山札を上から7枚見て、2枚まで選び、(R)に呪縛カードとして置き、山札をシャッフルする。その後、あなたの呪縛カードを望む枚数選び、それぞれ解呪するか手札に戻す。手札に戻されたカード1枚につき、相手は自分のリアガードを1枚選び、呪縛する。

 なんとターン1回がございません。
 つまりVスタンドをすることができるなら2回使えるということ。
 恐らく本来利用を予定されていたと思われるメサイアではバーストモンクぐらいしかVスタンド効果がなく、また不確定であるため根絶者にギヴンというよくわからないVスタンドカードがいることを見逃していたのではと思ってます。

忘れるんじゃない

 戦術としては後攻3ターン目にヰドガにライド、登場時効果でデリートした後コズミックドーンに超越し、そのまま連パンで勝つことがメインとなります。
 実際その戦術で5勝ぐらい上げています。
 ダメージトリガー1枚ぐらいは容易に踏み越えるため、安定性もまぁまぁあります。

 具体的な手順ですが、後攻3ターン目にヰドガライド(フォースⅡはV)、相手をデリート、盤面にズィージェ、エファメス、ギヴン、ジャルエルを可能な限り揃えます。
 なければワンチャンがあるので盤面を開けておいてもいいかもしれません。

1,ギヴンではないリアでアタック(ブーストなし)
 ここはただ殴りたいだけなのでなんでもいいです。
 ギアリだと圧力になりますが、別に超越に使ってコールしたファルヲンでも構いません。

2,Vでアタック、コズミックドーンの効果により2枚を呪縛カードとして置き、その後解呪するか手札に戻しますが、基本的に解呪します。
 ここで7枚見るため、ギヴンがない時は探すことができます。
 実際アタックフェイズ時にギヴンがなく、Vで探してコールし、そのまま殴り抜けた試合もあったため、ワンチャン力が高まりました。
 ここでアタッカーの疑似スタンドを狙うため、探すのは基本1枚ですが、ジャルエルやファルヲンが足りなかった場合は追加で置きましょう。

3,解呪したアタッカーでアタック(ブーストあり)
4,ギヴンでアタック(ブーストあり)
5,ギヴンの効果でVをスタンド
 この辺りは根絶者使いであれば慣れたものでしょう。
 一応ズィージェとエファメスを解決する際、最初にG1やG0が見えたら後列が丸いと思います。
 ギヴンのおかわりが出来たらニチャァと笑います。

6,再びVアタック
 ここでもギヴンの疑似スタンドを狙います。
 またこの段階では盤面が恐らく2か所以上空いてるはずなので完ガやヒール、オーバートリガーが見えたら置いて、手札に戻して追加で呪縛を狙うのもありです。相手のデッキによって臨機応変に。

7,解呪したアタッカー、及びギヴンでアタック
 ここからはアドリブになります。
 とはいえ28000☆2が何度もアタックしてくるのは脅威なので可能な限りコズミックドーンは起こしたいところです。ドライブがなくなろうとこのターンで勝てばよい。
 安定を求めるならここで2枚回収して次を耐えることに専念しましょう。
 ダメトリ2枚引いて通りづらくなってもこの辺りで撤退。

 基本戦術は以上ですが、ここからはケース別でよくありそうな疑問に答えます。

Q,先攻になったらどうするの?
A,ライドスキップします。
 今のPスタンはクラン撃墜王を通してみた限り、2つに分けられます。
 1つはVやDのカードをメインに据え、そのインチキ効果で超越なんざ知るかとばかりに吹き飛ばすこと。
 2つ目は超越+VやDのカードを組み合わせてインチキ効果をさらにインチキにして吹き飛ばすこと。
 このうち上はヒールガーディアンなどもあり耐えやすくなっており、下はシブリーズでは思うように動けないことが多いのであえてスキップします。
 なので良い子はちゃんとヒールガーディアンを入れましょう。こんな化石を完コピしてはいけない。

Q,ダメトリ2枚で撤退したよ! その後の攻め方は?
A,ライドし直せるならコズミックドーン、出来なければ今までの根絶者の戦い方で。
 コズミックドーンはライド時デリートからVスタ前提で動くことでとんでもない効果を発揮します。
 そのため、ヰドガやグレイギヰルがあれば乗り直しからのコズミックドーンで先ほどと同じ圧力をかけられます。
 今回は1枚でしたが、2枚はあったほうがいいでしょう。
 乗り直せない、もしくは乗っても超越出来ないのであればいつものみんなの相棒アヲダヰヱンやヱヰゴヲグでいつものようにやります。
 デリートという手段は防御手段もV効果に任せるVやDに対して非常に強力であり、例えマジェであろうと0に出来る根絶者を使う上での至上のメリットです。何がなんでもデリートしましょう。

Q,ダメージくれないんだけど
A,アヲダヰヱンを信じろ
 恐らくこの戦術があることが知り渡れば超越タイミングまで一切ダメージを与えないことも視野に入れられるでしょう。
 ヒールガーディアンで1点は手に入るものの、きついことには代わりません。
 とはいえ、グレイギヰルライドでデリート、超越コズミックドーン、ヒールガーディアンコールで1点でも動くことはできるため、そこまで恐れる必要はないかと思います。
 本当に何もないならアヲダヰヱンはCBのいらないデリートを行ってくれる我らの相棒。信じましょう。
 この場合手札を使い切ってまでスタンドする必要はないのでジャルヱルがいなければデリートしてアタックエンドも考えておきましょう。

Q,速攻が辛いです
A,辛いものは辛い
 爆発的な火力を得たとはいえ根絶者はひと昔前のデッキです。
 パラディン系、ネオネクやたちかぜの速攻を受けきるのは厳しいということ理解しておいてください。
 万が一生き残れば豊富なCBでなんとかなります。ヱヴァはキープしとくこと。

 では最後にこんな化石ではなく改良レシピをのせておきます。完コピするならこっちだよ!

 デッキコード:9P3D

一応、採用理由解説

メインデッキ
ヰドガ……メインV、フォースⅡはVに。登場時デリートは本当に強い
グレイギヰル……ヰドガの前にいた登場時デリート。CBを使わないけど11kであることに注意。枚数の関係とメインで乗りたくはないので3枚
ギヴン……説明不要の最強根絶者
ギアリ……盤面除去も出来るドロー要因。使用するとグレイギヰルの登場時デリートのコストが足りない可能性があるため、計画的に。
ヱヴォ……困った時の盤面補強要因。CBが余ったら積極的に。俺は事故らねぇ!!って人は入れ替えもあり。
ジャルヱル……革命のカエル。もっぱらギヴンの餌
ヰガルガ……完ガ。完ガを何にするのかは人によりますが、ズィージェの関係上可能な限り根絶者にしたいところ。
ファルヲン……超越サポート。枚数は要調整。超越が安定するならVシリーズファルヲンにするとデリートした時ドロップから勝手に湧いてきます
ドロヲン……ギヴン、ヱファメス、場合によってはヒールガーディアンなど探したい札が多いため手札入れ替え要因。根絶者の安定はこいつにかかっているといっても過言ではない。
ズヰージェ……FVにしてギアリの主食。こいつで非根絶者をめくると(´・ω・`)こうなります。FVは除去されることも多いのでFV合わせて4枚
超原子の合いの子……超越サポですが、根絶者は基本的にスタンドを多用するデッキと思われてる(と思ってます)ため、相手3点でVのアタックでノーすることも多いため、そういう輩をワンチャン仕留められます。が、思えばオバトリあるからみんな警戒はするよな……
オブリビオンクェーサー……ヒールガーディアン。超越コストにもなるのでちゃんと入れましょう。やっぱファルヲン変えるか?
エルドブレアス……オバトリ。コズミックドーンで回収したり普通にめくりにいったりとDより仕事があります。働け。
ヱファメス……ギヴンの副菜。+5kが地味に効く場面もあります。
ヱディ……ここも☆でいいんじゃ説はありますが、スタンドさせてギヴンの発動回数を増やしたいこと、あとめくってコールしても比較的美味しいことから採用しました。

Gユニット
コズミックドーン……根絶者に革命をもたらしたメサイア用と思われるカード。事故を恐れないならヴォルコゲーテを採用することでデリートとヴォルコゲーテを組み合わせるという地獄のようなコンボが出来るので一考の余地あり。
バリオエンド……登場時デリート用。プロテクトを多く回収したり、アクセルをバンバン貼ってきた場合は全部吹き飛ばしたい。☆3以上になれば2ヒットでゲームが終わるのでフォースⅡを横に回してもいいかもしれない。
アヲダヰヱン……いつもの。最近の高速化により4枚使用はないかもしれないけど念のため。
ヱヰゴヲグ……いつものその2。特殊勝利は流石にきつい。
ガヲヰヱルド……いつものその3。最後の最後で助けてくれるいぶし銀。グレイヱンドではないので盤面に1枚以上残ってないと悲しいことになる。
スターク……デリートスタークという純粋な暴力。狙う価値があるため、ヰドガ2枚とCB2が用意できて相手がダメ4などなら狙っていきたいところ
ヰビヲルヱス……専用GG。今となっては物足りないものの、たまに刺さる……本当にたまに……。実はガヲヰヱルドのコストに出来る。
コスモリース……盤面条件のデッキに刺さる1枚。
デスティニーガーディアン……対リンク決戦兵器
ラクスカリーナ……あまり後列が残ってることはないけど、スタークを狙いに行くなら採用の価値あり
ビッグリッパー……新規GG。2枚呪縛で1枚ドロー。後列が残ってることは少ないものの、これで呪縛してもコズミックドーンで解呪できるため、コストが気にならない点は評価できる。CBも使わない。

以上です。
GGに関しては永遠に悩んでます。根絶者用もっとなんか……もっとなんかないの……。

思ったより長くなってびっくりしていますが、ここまで読んでくさってありがとうございました。

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