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100均のコピックぽいマーカーでお絵描きしてみたが、よく考えたら初アナログイラストかもしれない(デジタル絵描きの困惑編)

タイトルがなろう小説っぽい!w 今回は、いつもデジタルで創作している趣味の絵描きが初のアナログイラストに阿鼻叫喚するお話です。いつもどおり雑感部分が長いです。

 ♢♦♢

マンハッタンの物価高がよほどのトラウマになっているのか、日本に戻って以来、100均で無駄づかいするのがやめられない。なんでもある……百円で買える……かわいい……。

先日、スケッチアプリ「コンセプト」の記事を書いていたとき、そういえばコピックでお絵描きしたことないなと思いました。(コンセプトのカラーホイールはコピックが出てくる)

それもあって、セリアに立ち寄ったとき、コピックぽいマーカーを見かけて衝動買いしてしまいました。2本で百円なんですよ! すごくないですか? ミッドタウンの紀伊国屋で日本製のマイルドライナー買ったら1本1.95ドルもするんですよ! こういう出羽守でわのかみ的発想だから無駄づかいがやめられないんでしょうね。

おためしに10色くらい買って、ついでに虫よけになるというアンクレットとジンベイザメの形のコインケースも買って(完全なる無駄づかい)、うきうきと帰宅しました。らくがきやラフスケッチに使うつもりでしたが、思いつきでアナログイラストを描いてみることに。

スケッチブックやペンはラフ用に持っていたんですけど、アナログイラストを描いたことがほとんどないので、どうやって描くのかよくわからない状態からスタートです。

ひとまずクリスタでラフを描き、それを模写して下書きしました。目をもうちょっと左に移動したいときとか、レイヤー移動を使わずにどうすればいいの?(答:描きなおし)

下書き~線画途中 アップのために写真に撮るのめんどうですね

鉛筆で描いたラフの上からコピックマルチライナーでペン入れしました。急なアナログ絵欲求がわいたときに衝動買いした画材が役立ってよかったw

ペン入れ難しすぎる~ Ctrl+zがない~ ぎゃーっ

叫びながらやりました。左右反転もない! スマホで撮って反転させたやつを参照したりしました。無限に時間かかりますね、これ。

次はいよいよ彩色です。マーカーで色塗りするのはじめてだし、よく考えてみるとアナログでカラーの一枚絵を描くの自体がはじめてのような気がします。ラフ自体はよくアナログで描くんですが……。

色ラフはPC上でやりました。

色ラフはもうすこし詰めておくべきだった……

描いた線画をスマホ経由で取りこみ、クリスタ上でコントラストを強くしたりして見えやすくします。これを乗算モードにしてレイヤーの一番上におき、色ラフっぽいものを作りました。

いざ彩色! 途中経過を撮っておけばよかったんですが、塗るのが難しすぎて熱中してしまい、ぜんぜんありません。

うわっめっちゃにじむ! ぎゃーはみだした~ わーっCtrl+zがない(n度目)とか、もだえ苦しみながら塗りましたw でもアナログ色塗りすごく楽しいですね。

概してはじめてにしてはいい感じに塗れましたが、なにか足りない。あっ、ホワイトだ!

私昭和の人間なので、カラーイラストにはホワイトを飛ばしまくりたいのです。でもわざわざあのビンのやつ(おぼろげなイメージ)買うのもな~と思って、ボールペンの白いやつを買ってきて使いました。そんなのがあるのか。

完成

できたー。アラが気になりますが、最初の一枚なのでこんなものなのかな。色鉛筆で加筆するとかクリスタで加工するとかやれば完成度が上がりそうな気がします。

画面けっこう汚れてるw でも、楽しかったのでまたやりたいな~。

使用画材
線画:コピック マルチライナー0.3mm Warm Gray
紙:マルマン画用紙 厚口 F0サイズ
彩色:セリア イラスト用アルコールマーカー
ホワイト:ユニボール シグノ ホワイト1.0mm

追記:

その後、欲しい色味をいくつかコピックで買い足しましたが、やはりお値段分けっこう品質に差がある気がします。コピックのほうが、びゃって塗っても必要以上ににじみづらいです。100均である程度色味をそろえてから、よく使う色をコピックで買い足すとかすると、お値段も安くすんでいいのかもしれませんね~。

それから、おなじ100均でもダイソーやキャンドゥなんかはまたちがう種類のマーカーがありました。見かけたらちょこちょこ買い足しているんですが、キャンドゥのシリーズが中間色が多くて、ブラシも個人的には塗りやすかったです。肌色や明度の高い色が多く揃っていて人物イラスト向きかな。ダイソーはブルーグレイ、グリーングレイなどの灰色寄りの色味がけっこう良かったです。

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