見出し画像

縦走登山の季節(大平山、晃石山)

今年3月はお休みをしています。その間は体を動かしあまり考え事をしないように努めています。(現実でいろいろとやることがあるんで…)
今年は春が遅く、通年よりも北の方に行くのが遅くなりそうなので、近場の南側に行くことにしました。春の縦走低山登山の季節なので、週末ごとに行くようになりました。自分の住んでいる場所より南側の方が花粉もつらくないようす(家の人が花粉症/私は特に症状が出ない)なので行きます。

今回は栃木市の大平山から晃石山を縦走。約3時間で2つの山を縦走します。ピークは晃石山の419m。高くありませんが、アップダウンはそこそこあります。山を二つ往復するのでね。

まずは腹ごしらえ(いきなり)

大平山 三種の神器

団子、卵焼き、焼き鳥が有名。夜鳴く鶏が不吉とされ、それらを大平山神社に奉納されていたそうです。絞めたのを食す&奉納された米を団子にして食すという、だいぶ乱暴な言い伝えからこれらが有名になっているそうで。もともと大平山は三輪山と昔は言われていましたが、その後、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)がその上にまつられるようになったそうで、何やらきな臭いかんもありますが、山を登るとなんとなくそうか…的な何かを感じることができます。(知りたい人は是非登りましょう^^)
奈良の大神神社と同じく、大物主がいたそうですが、まったく同じものかどうかは知りません。が、この山(大平山)にはたくさんの祭祀の遺物が掘るとわんさか出てきた歴史があるようです。その後、歴史の中では重要な拠点や城になっていたりとかなり面白い歴史が後ろに綿々と続いています。戦国時代では山城の拠点であったり、縦走ができる山々なので、連絡拠点になったりと、掘るとかなり面白い場所ではありますが、あまりにごちゃごちゃしているのであとは神社のHPやら地元観光協会のHPで確認してください(丸投げ)。

大平山神社社殿
大平山神社 奥宮

いよいよ歩きます。



社殿の横に奥宮行の立て看板があり、その奥を行くと、奥宮入り口があります。

奥宮

ここまではすぐに到着できます。これからは大平山の山頂に向かいます。

こういう感じの道は比較的歩きやすい
大平山山頂

で、山頂へ。


山頂の写真を見ればわかるように、ここにはまた別の神社があります。富士浅間神社(正面の写真失念…)。祀られているのは木花咲耶姫命。この地方ではよく祀られているようです。
ここまでの道のりは結構坂が多く、それなりの靴できた方がいいと思います。私は低山登山用にはこんな靴を履いています。

途中、パラグライダーが飛べる場所もあり
晃石山山頂にて

晃石山山頂です。


一等三角点があります。ピークハント好きな家の人は喜んでいました()。そこそこ眺めはよいのですが、この日は山頂が混雑(おばさまの団体が昼食休憩中)&ガスっていたので大した写真は撮れませんでした。

晃石山山頂、419m

山を下っていきます。

晃石神社
鏡石

下るとすぐに、晃石神社があります。山岳信仰からできた神社、とされています。鏡石は日夜煌々と光っている石とされています。あまり休まずに歩いていたのでこのころの記憶はあまりありません…

最後降りてきたあたりにあった看板。晃石山の奥にはまだ山が続いているので、また時期を見て(暑くならない時期までに)登りに行こうかと思います。
あっちこっちに小さな祠や神社、城跡が点在していて、また寺もあるので、行き所がたくさんあります。踏破しようリストに加える場所となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?