2020/1/30予想とファンダ

こんばんは。

【ドル円】
ドル円は月曜日につけた今週安値108.73をまだ維持しています。
今日は今のところ安値108.80を付け反転していますので上昇を維持しています。
今夜も指標がありますね。指標でも維持ならば109.30あたりまでいけるのではないでしょうか。
指標が予想を下回り108.73を割ってきたり、突発的なファンダが関係して割ってくると108.50付近まで落ちるかもしれません。


【NZDドル】
下値の重要ポイントとみていた0.6520を割りました。
まだ下向きの流れで下げ止まりを確認できていません。
様子見に入ったほうがよさそうです。

今日は指標がいくつかありますので動きやすい日でしょうか。


【ファンダメンタルズ】

*新型コロナウイルスが拡大の一途
  邦人の武漢からの救出もはじまりましたが、コロナ肺炎は拡大の一途です。
  米国、日本での感染拡大はまだ限定的ですが、中国経済は大混乱の模様です。
  その影響があるとすれば、中国関連株からの撤退で、それに関する余剰資金は、円買い及びドル買いに流れると思われます。


*イランがイラクにある米国大使館にミサイル直撃
  この影響で関係者の少なくとも3名が負傷したとのこと。
  これに対する報復についてはまだ言及されていない。
  またイラク国内では反政府派であるシーア派のアクタダ・アル・サドル氏がイラク国内の反米デモを計画している。
  対イラン問題により米国経済は若干マイナス方向に進むと思われます。

*米国国内では、トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」に関する弾劾裁判
  米国上院にて現在弁護団の冒頭陳述を終えたようです。
  裁判自体は、上院は共和党が過半数を占めているので、弾劾は否決されるのは明白ですが、大統領選に及ぼす影響は不透明です。
*日本国内は通常国会が開会しましたが、桜問題がメインになっているようですね。
いろいろ安倍首相も弱点が露になっていますが、野党に力がないので、ただそれだけ、で終わるでしょう。
したがって、経済に及ぼす影響も、現在の所何もないようです。

総括:米国は総じて経済の状況は良いので、大きな流れとしては、「上昇」ですが、コロナ肺炎や、イラン問題、ウクライナ疑惑などもあり、短いスパンでは「下降」の状況です。
ドルは大きな流れとしては「買い」ですが、短期的には「売り」の模様です。
世界全体では株の売り傾向があるので、余剰資金が「円買い」に流れるのはいつもの通りだと思われます。

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