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ドラマ「最愛」は「最低」である

よくあんなドラマが「ギャラクシー賞年間作品賞」を取ったと思います
世も末です
制作は確かに「love」多めとか言っていましたが
ドラマの中で、テロップで2021年と入れていたのに、
いくら「love多め」と言っても、
COVID-19を描かないのはなぜですか?
新コロナも描かずに、主人公の梨央の職業が「高齢者施設の経営」なんて!
あの頃、高齢者施設者、医療関係者がどんな思いをしていたかご存じですか?
あなたたちはニュースもネットも見ないのですか?バカですか?
もし2021年の話で新コロナを描かないのなら、少なくとも「高齢者施設の経営」という設定はずしてください
100年も200年も前のお話ではないのです
今現在起こっていた話です
その点「エルピスー希望、あるいは、災い」はきちんと現実の年号を把握して、物語を展開していました
スタッフに質問です
どうして新コロナを扱わないのに、主人公の職業を高齢者施設関連企業にしたのですが?
love多めという割にはキスシーンもなかったりあっさりしたものでした
個人的にはこんなあっさりな男女の描き方が好きです
ここだけは評価できますが、
新型コロナ描写を犠牲にして「love多め」と言うにはバランスが悪いです
カプオタがバカだから、主人公とその相手役をくっつけようとしていたらしいですが、
この展開でくっつけるのは、なかなか難しいと思います
いくら考えても「2021年」という時期と「高齢者施設」をだして、
新コロナに全く触れないのは時代に誠実ではありません
「朝ドラ エール」で林宏司さんが、
忖度するスタッフと意見が合わなくて捨てたものを、
ちゃんと形にした脚本家のひとりは清水友佳子さんでした
忖度脚本を書くのに躊躇がない人とみました 
同時に脚本家としての矜持は下がります
だってこの時期全然新コロナを扱わない脚本が書けるんですもの
こんな脚本家が評価されていると「停止脳脚本家」のくせにと、
腹が立ちます
このトンデモ作品が「ギャラクシー賞年間作品賞」に選出という事は、
「ギャラクシー賞」は、残念ながら忖度に塗れた賞と言わざるを得ません

10月のTBS「日劇」野木亜紀子さんが脚本、新井順子さん、塚本あゆ子さんがスタッフ、主演が神木龍之介さん、ヒロインが戸田恵梨香さんのようですね
神木さんも戸田さんも、脚本家やスタッフと作品について対等に話をされると聞いています
そういう人達を敢えてキャスティングしている訳ですから、
これは今から楽しみです
(「9ボーダー」で、
このスタッフは脚本家や演者がしっかりしていないと、
平気で忖度できる人とわかりましたので、
スタッフ単独としては信頼できない人だと認識しています)
これで日テレ医療ものの松下さんの脚本、野木さんではなくなったし、
ますます期待薄です
水橋さんが主人公の世界線をかえて「#リモラブ」みたいな話作ってくれないかな
それなら少しは期待が持てます
日テレは偉そうに松下さんを使っているけど、最初、
「昭和みたいな顔で、どうもピンと来ない」と言っていたのを、
わたしは忘れないからね


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