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私の好きな音楽家

好きな音楽家

音楽家と大それたタイトルを付けているが、クラシックやロック、歌謡曲等でなく、自分が聞いていて心地よい作曲家を書いていきたい。基本、私は歌詞よりも先にメロディでその楽曲を好きになる傾向がある。また歌手の声は私にとっては楽器の一つであり、歌詞の意味はその楽曲が好きになった後にしみじみ聞くタイプである。
私の好きな音楽家は、べたではあるがジブリアニメの音楽を手掛けられ、美しい映像に夏の暑さの中に舞う心地良い風のような雰囲気の久石譲氏。その弟子筋にあたるTV番組「ビフォーアフター」の音楽を手掛けた松谷卓氏。アニメ「魔法少女まどかマギカ」やドラマ「アンチヒーロー」で神秘的でありながら何やら不安めいた雰囲気を醸し出す梶浦由記氏。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」やアニメ「葬送のフリーレン」で壮大なスケールを演出したエバン・コール氏。
ゲーム音楽では、プレイ中は高揚感あふれる楽曲、そしてエンディングを迎え、やり遂げた感を圧倒的に表現する古代祐三氏が好きである。というかあとFFシリーズの植草氏(「ザナルカンドにて」は名曲)、ドラクエシリーズの堀井氏くらいしか知らんが…。彼が日本ファルコム在籍時に手掛けたPCゲームの初期の「Y’s」シリーズや「ソーサリアン」の曲は、今でもしょっちゅう聴いているし、やったことのないアーケードゲーム「湾岸ミッドナイト」は音楽だけは聴いている。今でも捨てずに持っている「YK-2」名義で連載していた雑誌は、当時意味わからないまま読み込んでいた。

好きになった理由

想像力に乏しい私は画像との組み合わせで、その楽曲が好きになる傾向である。そしてその楽曲たちは、その映像と組み合わせながら想像力を高めつつ、決して絵やセリフの邪魔をしない。それまでの流れや雰囲気をぶち壊す音楽は作品制作において無音の方がマシだと思う。
ドラマやアニメ、ゲームとの組み合わせで好きになるのは懐古主義的な部分である。ただ聴覚の記憶(嗅覚もだが)は、視覚の記憶より、より強く印象に残り、その当時の記憶とその楽曲との結合が強いのであろう。


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