これからの時代に最も大切なこと(感情のメカニズム)

おはようございます。先日学習して、是非これは読者の方に知ってもらいたいと

昨日の夜は、早くこの記事を書きたいと、まるで明日ゲームを楽しみにする

子供のような感覚でした。かれこれもうこのノートを続けて結構時が経ちますが

今までで一番重要な項目になるのだと筆者は思いますのでどうやったら

多くの人に読んでもらえるかな。って考え抜いてタイトルも付けました。

さて、本題に入る前に、紹介させていただく内容の根源は世界標準の経営理論という本からになりますのでご承知おきください。

そしてこれを書いてくださった方に筆者は本当に感謝しています。

大学院の時に最先端で学んだ授業が日本に帰国後学習を続けたいと思っていたのですが

つまり、ないんですね。同じ内容が。だから、海外と日本でこうも経営に

対する知識量の差があるのか!と改めて追従国の日本という立場を知りますが。

その概念をひっくり返す本です。要は、私が最先端で学んだ授業が

しっかりとこのほんには載っているのです。日本でよく言うMBAの授業とか

そこらへんの本も良く買っていたので筆者はわかるのですが、この本は

そのMBAで教える本とは全く違う。本当に研究結果を用いて、ありとあらゆる

分野から現在の経営に必要な要素が世界中の視点で取り込まれている。

要は、日本だけの視点ではないんですね。そこがいいんです。

ということで改めてこの本の内容を絶賛させて頂きましたが、

実はこの絶対にこの時代皆さんがこれから生きていくうえで欠かせない

内容とまで断言しているこの内容は、中身も膨大でした。

なので、筆者はその中でも簡潔に皆さんにお伝えできるようにしますので

もっと深く勉強をされたい方は是非、この本をお買い求めされてもいいのではないかと。(マーケターではありませんので心配なく。(笑))

さて、内容に入りましょう。

まず、これからの時代で必要なこと。率直に結論から言わせて貰います。

それは、、感情のマネジメントです。

本の筆者も言われていますが、感情のマネジメントが出来るか出来ないかで

ビジネスの勝敗を左右する。とまで言われています。

なぜでしょう。それは昨今のテレワーク環境が何をもたらすのか

わかるヒントにもなりますし、まずAIが人間の仕事を奪うとよく

言いますが、経営者にとってこのAIをうまく使いこなすことが

非常に重要になってくる中で、このマネジメントが必要だからです。

また、これからは技術も知識もみなが同等の質をもたれると

言われている中で、何が会社が他者と抜きんでて

差別化できる要素があるのか、よく声が上がってきています。

実は、その答えは人、要は人材なのです。

なぜ技術も知識も皆が同じレベルになるのかというと

ネットがあるからなのです。世界中で皆さんが知っている知識が

技術を容易に伝達できるようにもなりました。インドでは

今まで馬にしか乗っていなかったのに、実は日本よりもキャッシュレス

って聞いたことありませんか?それは、技術的に先進国に容易に追いつける

ことが可能となったからなのです。だからもう技術の差別化って実は結構難しい時代になっています。

この国でしかもっていない技術というのが昔に比べて比較的に少ないのです。

ということで、人が財産、そして差別化の源となってくる中で

この感情のマネジメントが非常に重要になります。

さて、この感情のマネジメントですが、いったいなんでしょう。

多分感情をマネジメントすることだとはお判りだとは思いますが、

実は奥がとても深いのです。

ということで、まずは感情というものについて考えていきましょう。

人の心理的な内容に関して主に認知の分野と感情の分野に分けられます。

前者は、外からもらった情報を基に、形成されるもの。

後者は、自分の中で感じること。です。

前章で認知バイアスに関して触れましたが、認知バイアスは危険だというこを述べました。

要は、外から入ってきた情報を基に個人で、勝手に思い込みを作り

それが離れないということです。あの人はこうだ。とか。もう勝手に

決めつけているんですね。これはちなみに外部情報を基に形成されています。

一方で、感情というのは、自分の中で感じていることになるのですが

この感情をさらに3種類に分けることができます。

①分離感情:うれしい、悲しい、悔しい、幸せ、楽しい。といった感情です。

これは外部からの刺激によってのみ起こる感情で、

時間が経てばいずれなくなる感情です。

ちなみに、人というのはポジティブな効果よりもネガティブな出来事が

与える効果の方が5倍も違うようなのです。

よく言いますよね。人はネガティブな出来事のほうが反応しやすいのです。

つまり人はネガティブな出来事に強く影響されるということです。

これを知っておくと便利ですね。

②帰属感情:安定的に持つ感情のことです。あの人はいつも楽観的だ。とか

あの人はいつも怒っているとか。人にはいつもそういった安定した感情を

持っているのです。要は、人はポジティブかネガティブかといった分類で

分けることができます。例えば空港で荷物がなくなったとしましょう

ポジティブ度が高い人はそれを笑い話にします。一方でネガティブ度が

高い人はそれを悲しいと捉えます。この例が非常にわかりやすく

自分がどちらの要素を兼ね備えているのかお判りになると思います。

ちなみに、どちらがいいというのはまだ結果がわかっていないのです。が

研究結果の発表として多いのは、ポジティブな方が業績が高いという

結果のほうが多く得られているのも事実です。

ちなみにもう一つ大事なことは、ポジティブ感情が高い人のほうが

ポジティブな外部刺激に反応しやすく、ネガティブ感情が高い人ほど

ネガティブな外部刺激に反応しやすくなります。

しかも、実はこれは先天的に与えられたものではなく

実は人は分離感情によって(うれしいとか悲しいとか。)経験を何度も

すると、その感情が蓄積されて、ポジティブな人とか、ネガティブな人

という人格の形成に匹敵するのですね。だから小さいころから

ポジティブな感情が多い子供はきっとポジティブな性格になるという

ことなのです!これは自信の子育てにも大いに影響しますね!!!!

ちなみに、さらに言うと昨今話題になっているパワハラですが、、、

よっぽどではない限りこれは認知評価理論に当てはまるというのです。

要は、上司から怒られたとき、ポジティブな感情の子が受け止めるものと

ネガティブな感情の子が受け止めるものとでは全く受け止め方が違うのです。

同じ怒られ方をしていたとして、ポジティブな子は例えばそれは

自分の為にいっていることだとか。逆に大丈夫。自分は怒られても平気だからと思ってポジティブでいられるのに対し

ネガティブだと、、、、、、。ああ、この世の終わりだとか?

まあそういうことですね。だから上司の方もこの人を見極めるということも

非常に重要になってきます。だって、個人間で受け止め方が全く違うんですからね。

③ムード:これは日本でいう雰囲気に値します。これは個人で起こる感情ではなく、外の雰囲気によって得られる感情です。

例えば、チーム、組織にいるときにこのムードが出てきます。

例えば、あの組織はいつも楽しそう。とか、あのチームはいつも

雰囲気が悪いとか。そういったものです。この職場の雰囲気はいつも

明るいとかね。こういったものになります。これも帰属感情と同じく

安定的に起こる感情です。

ちなみに、組織、に与えるムードは人により伝播されるということは

ご存知でしょうか。つまり周囲からポジティブな感情を受ければ

ポジティブな感情を抱きやすくなるのです。

よく成功者に会いに行きましょうという話を聞きますが

この科学的根拠と結びついていますよね。

ちなみに、感情は非言語表現になるので、

とおーくにいる人には伝播しずらいのです。。。

なのでテレワークはどうかと思ったのですが。(笑)

まあそれはさておき、会社の社長さんがよく会社を

見回りに行きますが、あれは現場を知る為だけでなく

実は、自分の感情を社員に伝播しにいっているという役割も

結果的には兼ね備えていたのですね!

さて、感情というのは実は3種類に分けられることができましたが。

ここからはポジティブな感情、ネガティブな感情のそれぞれの利点を

述べていきます。勿論ネガティブな感情も利点があるのですよ。。

ポジティブな感情の利点

①仕事の満足度が高まりやすい ②モチベーションを高めやすい

③他社に協力的な態度、もしくは他者から協力を得る機会が多い

④知の探索を促す。より大胆で新奇性の高いアイディアを求めることを促す

ネガティブな感情の利点

①満足度が下がるのでサーチを促す。企業パフォーマンスの向上に欠かせないのはサーチ。満足していると自分の認知の世界が正しいと考えがち。情報収集が停滞。なので、組織の気を引き締め、サーチ(情報収集)を促すことが可能。

②知の深化を促す。これは知の探索とは違い、アイディアというより

問題点を見つけて、大胆で新奇性の高い行動ではなく、現状を正確にミスなくこなす、修正、改善する意識を求める。

ちなみに日本企業はこれが得意です。。(ネガティブ感情なの?!!!!)

③ネガティブなムードのほうが物事を分析的に考え、正確性を求める傾向がある。(コンサルタント????!!!!)

ということで、ネガティブな感情も時には必要だということも

お判りいただけたと思います。

なので、必要なのはこの仕組みを理解し、時と場合によって使い分けることというのが重要。

ちなみにスタートアップ企業はぽじてぃぶ感情だけで十分のようです。

というのも常に競争にさらされているからネガティブな感情を

無理に与えずともサーチは促すからです。

一方で成熟した企業ほど、従業員が現状に満足しがちなので、気持ちが緩んでいるという別の問題があります。なので、気を引き締めるために

このネガティブ感情を有効活用するのはいいですね。

さて、一息つきたいところですが最後に感情というのがある中で

これを操れることってできないのか?って思う人がいると思います。

あるんですよ。実は、、、、うふふ。

さて、emotional intelligenceという用語はご存知でしょうか。

EIといいますが、この人は感情をコントロールできる天才です。

EIの構成要素を述べますね。

①感情をコントロールできる ②自分や他社の感情に注意を払えているか

③特定の感情が認知にどのような影響を与えているかを把握できているか

④感情が時間とともに変化するという仕組みを理解できているか

この4つの構成要素をEIといいますが、この指標を図るランクがあるのです。

要はこのスコアが高ければ高い人ほど感情を操れている人だと認識できるようにもなります。

ちなみにスコアが高い人ほど、パフォーマンスも高いです。

ではなぜなのか。(笑)

研究として進んでいるのは笑顔の例です。

日本の接客は海外と比較して笑顔が多いとよく言われます。(笑)

なぜいつも笑顔なの?って。でもそれには効果があるんです。

ポジティブな感情が伝播されるのでいいのです。

でもじゃあ意図的に作るってどうなの?って思いますよね。(笑)

実は感情労働理論というのがあり、これに対して2種類の反応を述べています。

例えば、顧客からクレームを言われた!

その時に2つのアクションの種類により顧客に対応します。

①サーフィスアクション:顧客のことを内心では怒りながら、でも

すみません、って無理に笑顔を作りながら話すこと。

要は内心と違うアクションをとることですね。

次の2つ目が面白いのです。(笑)

②ディープアクティング:自分の注意を意図的に視点を変えて、自分の表現したい方向に転換させて自然とそれに合わせて感情表現すること

これは、顧客から怒られた!!!でもまってよ。

この顧客がもしかしたらその前に違う嫌なことがあったのかもしれない。

だからこうやってここで怒るんだね。だからかわいそうだし。

ちゃんと謝ろう。そして笑顔で対応しよう。という気持ちになって

実際にその感情を顧客に対してふるまえること。

この2つのアクションです。

もう皆さんお判りの通り、後者の方が心理的な負担が本当に少ないのです。

じゃあ、意図的に視点を変えることに対してどう思うの?

って議論が出てくるんですが、根本的に意図的に視点を変えることが

出来る人というのは、その人が実はすごいのです。

なぜかというと、意図的に視点を変えられる人は

視野が広い。多角的な視点、他社視点を持つことが出来ると言い換えられます。

なので、視野が広まる方法ってなんなのか。視野が広いほど

このディープアクティングができるんです。

さて、ここで最後に。

これからの時代は、感情マネジメントがビジネスの勝敗を決めるとまでも言われています。

もはや感情は精神論ではないと。理論的科学的にとらえマネジメント出来る

時代になりつつある。

という、この本の筆者が最後に記入している内容を述べて終わります。

是非、みなさんにとってこの知識が多いに役立てればと思います。

ではでは。


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