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良質なコンテンツの心得

こんにちは。

フリーライターの斎藤友也(サイトウトモヤ)です。ライターとして記事執筆を手がける際は、コンテンツ(記事)の品質に細心の注意を払っています。

ここでは、わたしがコンテンツ作成時にどのようなことに気を付け、品質向上に役立てているのかをご紹介します。

ユーザー(消費者)目線で考える

わたしはコンテンツの品質を追求する際、“ユーザーファースト”であることを第一にしています。

では一体、ユーザーファーストとは何なのかというと、

・ユーザーのニーズに適確に応えているか
・ユーザーの生活の質を向上させているか
・ユーザーの知識を充足できているか

つまり、ユーザーにとってあなたのコンテンツが価値のあるモノでなければならないということです。

作成するコンテンツのマーケティングをしっかりと行い、「ユーザーにとっての悩みは何か」「必要とされる知識はしっかりと解説されているか」「ユーザーにとってメリットの大きいサイトに仕上がっているか」をコンテンツ作成の度、確認することが重要です。

また情報は多いに越したことはありませんが、情報量にこだわるあまり、「テキスト量が多い方が良い」という考えは勘違いであると思っています。

正確な情報を適切な角度から訴求することで、文字量が多くなる分には問題ありません。しかし、ムダにSEO対策のキーワードを入れ込んだり、自分の意見ばかりふんだんに盛り込むと、読者は「この人は結局何が言いたいんだ」と、結論を見失ってしまいます。

価値あるコンテンツを迅速かつ適切に読者に伝えること、それがユーザーファーストの心得なのです。

読みやすい文章を心がける

読みやすいサイトは、情報の認知度を上げてくれます。Googleの評価自体に文章力はあまり関係ありませんが、ユーザーファーストの観点からでは、一般的な国語力が必要になってきます。

なぜなら、読みにくい文章は読者にとってストレスにしかならないからです。インターネットを使用している人の多くは、自分の持つ疑問を早急に解決したいと考えています。

しかし、分かりにくい文章だと、読者自身が脳をフル回転させて結論を考える必要があるのです。そうならないためにも一般的な文章力は必要と言えるでしょう。

また良質なコンテンツにおいて、テキストばかりに目が行きがちですが、実は画像や図面、動画の使用も効果的です。特に動画は視覚や聴覚から読者の理解を深めるのに役立ちます(何より分かりやすい!!)。

文字への色づけや強調タグを適度に使用するのも良いでしょう。サイト閲覧時の流し読みが多いのも事実です。そのため、端的に“ココが大事!”というのを記す機能は、流し読み対策として視覚的に認識されやすい傾向にあります。

ただ、多用しすぎると見づらい文面になってしまうので注意が必要です。

読者は簡単に理解できるものを求めている

記事のターゲットがエンジニアとして10数年活躍しているプロフェッショナルや、医療分野の権威などならば、専門的な用語を使用した方がムダがなく、理解を早めることができます。

しかし読者が、エンジニアとしてこれから活動していこうと思っていたり、今後医療で多くの人を助けていきたいと考えている人だったりすると、専門用語ばかり並べては理解するまでに時間がかかってしまいます。(いちいち専門用語を調べ、それらを理解しなくてはいけないため)

ネットで調べモノをする読者はムダを好みません。つまり、簡単に理解ができる、且つ内容の濃いサイトを求めているのです。

そのコンテンツのメリットを伝える

わたしは以下2つの軸からメリットを考えています。

・迅速に悩みを解決できるのが良いコンテンツ
・なかなか悩みを解決できないのが悪いコンテンツ

例えば、安眠生活で日々の疲れをリフレッシュするという主旨のサイトを運営していたら、「この記事を見ることで寝付きが悪い、不眠で悩む人でも快適に眠れる方法が分かります。」というような、こんな悩みを解決できるよ、というメリットを最初に伝えることが大切です。

そして、そのメリットを掘り下げ、どのようなことを行えば快適に眠れるのかなどを解説していきます。

このとき、長々と前置きしてしまうと、悩みの解決に時間がかかります。そうならないためにも文章のバランスを見ながらコンテンツの作成に取り組むことが大事であると、わたしは考えています。

自分の感情も大切

既存の考えをコンテンツづくりの参考にするのはとても良いことです。しかし、自分のアイディアから革新的なコンテンツが作られることもあります。

アイディア・コンテンツ企画の作成をするためには、日頃から多くの情報に触れることが大切です。そして、メモをとり、それを読み返しましょう。そうすることで、参考となり得る情報が記憶に定着しやすくなります。

その記憶のなかから、面白い、人をハッピーにするアイディアが生まれてくるものだと思います。

また、良いコンテンツは必ずしもひとりで作るものではありません。人の数だけアイディアはあります。多くの人と情報交換し、供に悩み、時には批判を言い合い、研鑽するなかで、良質なコンテンツに必要な考えが生まれることも。人との助け合いも大切なのです。

人と共有したいと思うかを考えよう

良いコンテンツはSNSなどの情報共有ツールで紹介したいと思いませんか?

多様なコンテンツが出回っていますが、自分にとって価値のあるコンテンツを他人に教えずにはいられません。

他人の価値感を自分の価値感と重ねることで、共有したい・他者に教えたいという欲求が生まれます。そのために、読者にとって有益な情報や価値感の創造、興味を惹く内容のコンテンツを作成することが求められます。

これらは人の感情に訴えかけることが鍵になります。コンテンツに共感し、共有したいと思うことが感情を動かした結果です。

感情を動かすコンテンツづくりの参考になるのがソーシャルメディア。ソーシャルメディアには、多種多様な人たちが物議をかもし、自分の感情をあらわにしています。

そのなかから価値感を見出し、コンテンツとして情報発信することで、シェアしたい、と思われるようになります。

まとめ

・良いコンテンツとは迅速に悩みと不安を解決できるもの。
・ユーザーニーズを捉え、知識の充足・生活の質の向上に役立つコンテンツが重要。
・読みやすい文章と強調タグで、記事の理解度を向上させる。
・動画や画像を使用するのも効果的。
・価値あるコンテンツは日々の情報収集から生まれる。

コンテンツの作成には、試行錯誤を繰り返します。その末に多くの人の目に触れ、知識の提供や問題の解決策の提案をすることで「社会に貢献している!」「記事執筆の仕事をしていて良かった」と感じます。

これは驕りかもしれません。しかし良質なコンテンツは、多くの人の生活を豊かにしてくれるものだと信じています。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。今後もライターとして社会貢献していこう!!と意気込んでおりますので、温かい目で見守っていただけたら光栄です。

ありがとうございました!!

                      フリーライター 斎藤友也

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