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Pogostuck: Rage With Your FriendsのMap1をクリアした感想について


先日、Pogostuck: Rage With Your Friends(通称:ポゴ)のMap1をクリアしました。
クリア時間は28時間41分でした。他の方を見てみても割と平均的なタイムなのかな?
当記事はその記念にクリアの感想やポゴについて語ってみるという企画です。

・私がポゴを始めたきっかけ
とあるフレンドである現ポゴレジェの方の影響で前々からポゴの存在は知っていて、いつかやってみようとは思っていたのですが、始める決め手となったのはやはり昨年末に開催された「RTA in Japan Winter 2022」の影響が大きかったです。ちょうどセールもやっていてワンコイン程度で手に入ったので、本当に軽い気持ちで手を出してみました。頭がポゴになるとは知らずに・・・

・開始~骨エリアまで
ポゴ始めてまず思ったのが、驚くほどに操作がシンプルだったことです。使うボタンといえば左右移動とジャンプボタンだけです。しかしシンプルがゆえに要求される操作精度はかなりシビアで、少しボタンを離したりするのが速かったり遅れたりすると簡単にスティックのバランスを崩してポゴちゃん(主人公のキャラのこと。本名はPogo Dudeというらしい)が転倒してしまいます(声からアウるとよく言われる)。ポゴちゃんは常にホッピングしているのでポゴを始めたが最後、一生転倒しないようにバランスを取り続けなければなりません。最初のうちはバランスを取るだけでも精一杯でした。操作に慣れながら最初に配置されているバナナを超えるのに挑戦、これはそんなに苦労しなかった記憶があります。問題はこの次、骨地帯。

最初の難関としては厳しいね

ここでかなりの時間足止めを喰らいました。一番初めに経験する「落ちる」というギミック。足場は全部で4つあるのですが落ちたら即、やり直し。ここでポゴの洗礼を受けましたが、ここを超えるころには「ブーストを使わないで」最低限のジャンプ操作ができる技能が身についたと思います。そう、ブーストはまだこの時は全く知りませんでした。

ブースト必須です

骨エリアのラスト、一本だけ高くそびえたった骨。これがなかなかにきつい。ブーストジャンプというジャンプ中に一回転すると高くジャンプできるという操作があるのですが、当時はとてもとても高等テクニック。簡単に出せるものではありません。ここでブーストの出し方を学びましたが、簡単に出せるまでにはかなりの時間を要しました。


・風の山~枯れ木エリア

風で押し戻される

骨を超えたら風の吹く山地帯。ポゴの地形の中でも特に登山っぽいエリアです。ここは骨でまぐれで習得したブーストジャンプを使いながら風に逆らって進み、ブーストジャンプを実用段階まで持っていくためのエリアだと思ってます。ここはあまり苦労した覚えはなかったです。問題はこのつぎ。

木に向かうまでの崖も難しい

枯れ木にのぼり、また次の枯れ木に大ジャンプして次にすすむエリア。枯れ木に登るのに失敗したら即、風地帯に落とされてやり直しです。戻される距離が今までの比ではありません。奇跡的に1本目の木に登れても、2本目の木にうまくジャンプできなければこれもやり直し。実は私はここで一回心が折れています。

・心が折れてMap2・Map3のPuzzleモードへ

Puzzleモード、簡単だよ

心が折れたわけですがポゴから逃げたわけではなく、一旦Map2・Map3のPuzzleモードへ逃げました。実はこれらのモード、Map1通常クリアよりも難易度が低いのです。現に、Map1枯れ木エリアまでしか行けてない実力でもクリアできました。操作方法がかなり変化し、ポゴの操作といった面での習熟はあまり見込めませんが、かなりハイペースで登ったり、リカバリーが出来るのでマップをクリアするための精神力を鍛えるのにはもってこいです。中には邪道と考える方もいるかもしれませんが、ポゴを投げ捨てるよりはましだと思ってます。そんなこんなでMap2・Map3のPuzzleモードをクリアし、いよいよ本腰を入れてMap1攻略に取り掛かります。

・Puzzleモードをやったらなぜかうまくなってました

飛び移り、ここは緊張します

Map1に帰ってきましたが、意外とあっさり枯れ木を抜けてしまいました。操作がうまくなったというよりは、落下に対する恐怖感が薄れたという表現が近いのかもしれません。後で知ったのですが、枯れ木以前のエリアはどんなに上から落ちてこようが戻ってくることはありません。というわけで、次に進んでいきます。

・リンゴ

リンゴ最下層地点、落ちたら怒っていいです

ある意味Map1最下層であるリンゴ地帯。上の方から落ちてくるとここまで落ちてくることがあります。そのせいもあって恐らく最も通ることになる場所でしょう。最初はリンゴを飛び移ることすらままなりませんでしたが、慣れてくるとほぼノーミスですいすい登っていけるようになります。ここは練習と割り切って落ちても気にせずポゴ力を上げることだけ考えてるほうがいいと思います。リンゴより落ちることは絶対にないので。

・メープル

メープル入り口。枝が曲がっているのがなんとも

リンゴを超えたばかりのプレイヤーにやらせるにはあまりにもきついエリアです。メープルに入った当初は木の中から脱出できなかったくらいです。ここが難しい理由は足場の前にある葉っぱのせいで視覚情報が奪われてしまうことでしょう。いっそのこと足場は見ずに半ば感覚だけでジャンプするのが意外と近道かもしれません。やがて慣れます。木の横に出たら空中に浮かぶ2つのキノコ。ここから落ちたら良くてメープル入り口、当たりどころが悪いとリンゴへ戻されます。こことリンゴを往復しているうちにだんだんと頭がポゴになっていくのをこの身で感じました。「あれ、リンゴが上手くなってる!ポゴたのしい!」と思うようになります。

・パイナップル

最難地点。とても難しいです

私が思うにMap1最難地帯です。床の蜜をよけながらパイナップル1個目へのチャレンジ、ここがMap1で一番難しかったです。蜜に触れたら最後、メープル入り口までツルツルと滑りながら戻されてしまいます。この緊張感がパイナップルを抜けるまでずっと続くのがこのエリアの辛いところです。パイナップルのへたの部分はとげとげしてて威圧感があり、いかにも難しそうですが飛び移ってみると意外といけたりします。2個のパイナップルの壁ジャンプを無事に終えたらようやく次のエリアへ行くことができますが。パイナップルの上の方の最大の敵は緊張感でしょう。

・ヤシの木

安息の地

緊張するパイナップルを抜け、ようやく一息つけることができます。このエリアに関しては特に苦手意識もなくてとても平和なエリアだと思ってますが、最後の大ジャンプだけは別です。ここから赤キノコエリアに行くためには、今までに経験したことないほどの大ジャンプを要求されます。ですがこのジャンプ、上から落ちてきたときのリカバリーとしてこれから何十回とやる必要があるので早めに慣れたほうがいいです。角度はざっくり45度であればわりと簡単に成功します。失敗したことも数えるほどしかなかったと思います。

・赤キノコ

赤キノコはメープルのよりめっちゃ跳ねます

ここに初めて到達したときの嬉しさは半端じゃありませんでした。ここまで来たら、Map1クリアが見えてきたといっても良いのではないでしょうか。このエリアは2つ並んだキノコのうち右を使うのですが、左を踏んでしまったら気を抜いているとリンゴまで戻されてしまうという恐ろしさを秘めています。左のキノコは踏まないようにしても不意の事故で踏んでしまうものなので、一見平和ですが気を抜かないことが大事です。

・飛び石

狭すぎる!

長い壁ジャンプを使って飛び石へ、最後の飛び石はあまりにも狭いです。実際Map1クリアした今でも成功率は50%無いくらいです。コツはかなり垂直にジャンプすること。実際、距離を出しすぎて飛び越してしまうケースがほとんどでした。溶岩地帯に来たら緊張すると思いますがあまり焦らずに行きましょう。角度がとにかく急なだけなのでアウらなければ意外と簡単に初見でも突破できます。

・アンビル

アンビルは飾り

私はアンビルに乗るやり方ではなく一度飛び石入り口に落ちて高さを出す方法で通過していました。ここは慣れればほぼ成功すると思います。

・花畑

命を刈り取る形をしている

Map1の諸悪の根源でしょう、花畑の道中の難易度は意外と大したことなく落ちても赤キノコですが問題は一番左の浮島。ここのエリアが左にせり出してるおかげでここから落下したらメープルかリンゴまで落とされます。実際難易度自体はパイナップルよりは低いと思いますが(ここにパイナップルがあったらもっと難しいはず)落ちた時のことを考えるとたまらなく緊張します。(ここでかく汗のことを「ポゴ汁」と呼ぶらしいです)ここでのコツは左に寄りすぎても右に寄りすぎてもダメなこと、崖の1段目に乗れたらその勢いで2段目まで行ってしまったほうが良いこと、なにより落ちた後のことはあまり気にせず平常心を保つこと、だと思ってます。

・縦穴

ここはいかに頭をぶつけるかどうか

花畑を超えて雪ゾーンへ行くときですが、左に浮いてる足場を使ってリスクを背負いたくなかったので壁を使って高さを出していました。
雪のエリアはとくになにもないです、Iceモードの練習になるくらい?
問題は縦穴エリア、正攻法は小ジャンプなどを使ってゆっくり降りていく方法なのですがあいにくまだ小ジャンプを習得していないので裏技?を使いました。右の壁に頭をぶつけ、その反動で左の壁にスティックを突き、横穴に入る方法です。ここで失敗するとなにせゴールが近いので精神的に辛いものがあります。私は何度も落ちました。(落ちたらアンビルです)

・牙~ゴール


牙入れたら、もう落ちることはありません

実は、私は牙エリアは初回のチャレンジで突破してしまいました。ポゴというゲームはまぐれで突破したとしても次のエリアで必ずふるいにかけられるのが常ですが、最後だけは別でこのさき落ちることがないのでまぐれ突破が許されます。
というわけでゴールです。卵は触ってみましたがあまりにも動かすのが難しかったので、正規ルートではない垂直ジャンプでのゴールとなりました。ゴールの時には前述のとあるポゴレジェの方が見送りに来てくれました。ありがとうございます。その他にも道中で数えきれないほどの他のポゴちゃんとすれ違ってきました。そのときエモートしたりされたりしたすべてのポゴちゃんへ感謝します。

・これからについて

Map3見学、Map2よりはやっぱり簡単そう

Map1を昇りなおしてみたら40分程で再登頂できてしまい、あっさりと裏エンディングを見ることが出来ました。Map1に関しては実績の15分以内まではとりあえず目指したいと思います。そして次はMap2、Map3ですね。全くクリアが見えないですがせっかくなのでいけるところまではやろうと思ってます。まずはダブルジャンプモードかな・・・参考までにMap1クリア時点での実力では
Map2通常・・・・・・・・坂
Map2ダブルジャンプ・・・蜂
Map3通常・・・・・・・・モアイの次の梨
Map3ダブルジャンプ・・・最終試練
といった進捗です。まだまだですね。
やってみて改めて不思議な魅力のあるゲームだと感じました。夢にポゴちゃん出てくるし、リアルでポゴスティックが欲しくなるし、ポゴちゃんの声の幻聴が聞こえたりとやりすぎて頭がポゴになる感覚がありました。セール中なら本当に安く手に入るし、おすすめできるゲームだと思います。Map2,3はまだしもMap1クリアだけなら常人離れした難易度ではなかったのでどこまでいけるかみたいな軽い気持ちで買うのもアリです。
世間一般ではポゴは苦行系ゲームだと言われているようで、ポゴを勧めてくる方もその苦行を味わってほしいからだとか思われがちですが、実はそうではなくて、本当に楽しいから勧めてくれてるんだと思いますよ。実際一部の期間を除いては楽しくプレイできました。根詰めて短時間集中でクリアするよりは、毎日少しずつ起動してやるのがコツかなと思ってます。
Map1クリアした気分のまま書いてるのでかなりテンション高めで感想のような変な文章を綴ってきたのですが、もしここまで読んでくれた方がいらっしゃいましたらありがとうございました!
「ポゴ たのしい ポゴ 怖くない すぐに やれポ ゴの 時間だ!」

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