文芸美術国民健康保険について
文芸美術国民健康保険とは
フリーランスのクリエイターが入ることができる健康保険。
国民健康保険は収入が上がると保険料も上がるのに対して、文芸美術国民健康保険は金額が一律。(月額約2万円)
年収300万以上ぐらいだと文美健康保険の方がお得かも。
国民健康保険料の計算方法
国民健康保険料は自治体によって違う。
「前年の1月~12月の所得」「加入者数」「年齢」を元に計算する。
(所得=売上-経費)
(青色控除65万円は使える。iDeCoは国民健康保険料には影響しない)
国民健康保険料計算機
http://www.kokuho-keisan.com/
文芸美術国民健康保険に入る方法
まず、文芸美術国民健康保険に加盟している団体に入り、その団体を通して、文美健康保険に加入する。
団体の種類はたくさんあり、イラストレーター、デザイナー、動画クリエイター等、どの分野の仕事をしているかによって加入出来る団体が違ってくる。
また、団体によって入会費や年会費が異なる。
文芸美術国民健康保険の加盟団体
加盟団体一覧
http://www.bunbi.com/dantai.html
私が入れそうな団体は以下の2つ。
JILLA 日本イラストレーション協会
入会費 3千円
年会費 2万4千円
出資金 2万5千円~(退会時に全額返金される)
JNCA 日本ネットクリエイター協会
入会費 1万円
年会費 2万4千円
団体によって福利厚生等が違うので、値段以外も考慮して入会すると良い。
団体の入会には少し時間がかかる場合もあるので、余裕を持って申請を行うこと。
JILLAとJNCAの比較
JILLAの審査の流れ
加入申請フォームから申請→JILLAから送信されるメールに記載のURLから、案内資料PDFをダウンロード→加入申請書、直近の確定申告書B控のコピー、作品のコピーを送付→審査
JNCAの審査の流れ
入会希望メールフォームから申請→入会申込書が送られてくる→確定申告書B控のコピーなどを送付(詳しくは不明)→審査
(JNCAは最初のフォーム入力時に作品のURLを記載するようになってるので、作品を印刷して送付する必要はなさそう?)
JILLAの福利厚生
・JILLA みんな保険 (自動加入)
著作権侵害、名誉毀損、情報漏洩等を100万円まで保証
・休業補償プラン(有料)
・小規模企業共済の「申込書・請求書の受理」「金融機関への取次ぎ」を代行
・人間ドックの斡旋
・Adobeを安く購入できる
・セミナーやイベント
等
JNCAの福利厚生
・音楽系クリエイター向けの「原盤二次使用料」の徴収代行(レコード製作者分・実演家分)
・コンテンツがYoutubeに転載された場合の「削除」「収益化」などの設定および徴収代行
・ニコニコ超会議等のイベントにおいてブースを出展し、コンテンツの展示や販売スペースの提供
・セミナーやイベント
等
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