Meltdown

　久しぶりに新宿、渋谷、池袋あたりを徘徊しに行ったら人の多さに辟易してしまった。いくらコロナ禍が落ち着いてきたからといっても流石に多すぎる。特に渋谷のスクランブル交差点。

　こういう人の多い光景を見るにつけ、人工授精とかを抜きにしたらこれだけの人間分の数の性行為が行われたってことなんだよなぁ～と下世話な感慨深さを感じる。そんな卑俗なこと考えるなと言われても考えてしまうのだからしょうがない。そんなことを考えさせられるぐらい都会の人間の数は多いのだ。

　都心の異様な過密状況は多分師走という時期的な要因もあるのだろう。もう今年も残すところあと2週間である。
　最近労働も慌ただしく、プライベートも謎の焦燥感に満ちている。そういえばまだ年賀状を一枚も買っていない。考えただけで面倒くさすぎて吐きそうになってくる。

　これを乗り切って年末年始ゆっくり出来ればいいのだが、不幸にも実家暮らしのため家でダラダラしているということがもう精神的に苦しい。一人暮らしであれば人目を気にすることなく思う存分怠惰にかまけていられたのだろうが、実家という監獄のような場所に閉じ込められている所為で面倒な年始のイベントごとに付き合わなければならない。早めに逃避の策を練っておくべきだろう。

　まあ何はともあれ、もうすぐ2022年が終わるという現実は変えようのない事実であるので目を背けずに現実に向き合うしかない。やらなければいけないことが山積しすぎてもう気絶しそうだけど。そろそろ本気でSHIBUYA MELTDOWNの様相を呈しかねない。
　とりあえず自分へのご褒美としてのクリスマスプレゼントを決めてあるので、当面はそれに向かって延命作業に勤しむとする。