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双龍革命!最終モルト×ドギラゴン閃

■はじめに

今回はドルガンチュリスの殿堂に伴い、お気に入りデッキの構築が崩れてしまったので挙げることにしました。
このデッキはドルガンチュリスという唯一を失ってしまったためリペアは不可能だと思っています。 

また、非常に美しい結論構築であると自画自賛しておりますが、お家環境で楽しんでいるため、環境メタは完全に度外視しています。

■構築の紹介

・メイン

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・超次元&GRゾーン

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■各カード解説

<メイン>

・"龍装"チュリス×4

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DMBD-15 デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命 より

最強の初動な1枚。

今回のデッキはドルガンチュリスをドギラゴン閃に革命チェンジさせロマネスク出す動きをメインとしたデッキになります。

この動きをするとマナ数は3→7にジャンプします。つまりノヴァを耐えても最終モルトが飛んでくるということです。

知っている方も多いとは思いますが、モルトNEXTでもこの動きが採用されていたことがありました。その時はバスターでした。
ただ、そんなことよりもバスターやノヴァ+ロマネスクの後続にフィニッシャーが待ち構えている非常に相手を苦しめられる攻撃的な動きがとても好きです。

また、このデッキは多色が多いですが、ドルガンチュリスは単色なため、約束された3→7になるわけです。

ただ、光を含まないため後述のサドニアラスの対象にはならないところは残念です。
しかし、そんなデメリットがあるにしても、3→7を実現できる代替の利かない初動であるため4枚採用です。

※今ではすっかり殿堂入りしてしまっているので、現在は1枚しか採用できません。ありがとネズミ。

・ドラゴンズ・サイン×4

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DMEX-11 Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー より

現代に残った最強格のサイン呪文な1枚。

ロージアを始めとし、ミラクルスターやザーディクリカと様々な光のドラゴンの射出台になっています。

もちろん、最終モルトも射出圏内で、その相性の良さはドラゴンズサインのイラストにも採用される程です。

5コストというのがとても優秀で、動きを非常に早くすることができます。このデッキではノヴァのファイナル革命でロマネスクがヒットしなくてもウェカピポさえヒットしてくれれば、このドラゴンズサインに繋げることができ、結局最終モルトが着地できます。

また、最終モルトを出せなくても他の5種19枚の光のドラゴンがいるので腐る場面は非常に少ないです。
特にロマネスクは自ターンなら1ターン分早く動けたことになりますし、相手ターン中であれば次の自分のターンにかなり動きやすくなるので、最終モルトの次にドラゴンズサインで射出したいクリーチャーです。

さらにミラダンテⅫからも撃つことができるため、今もなお殿堂カードであるインフェルノ・サインをも超えるサイン呪文だと思っています。

速度を早めてくれる優秀なシールドトリガーカードであるため4枚採用です。

・青寂の精霊龍 カーネル×4

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DMD-30 革命スタート・デッキ ルシファーの時間停止 より

1枚で2体止めることができる強固な1枚。

RevFが始まってからプチョヘンザやミラダンテのお供として活躍してきた光のドラゴンです。

シールドトリガーを持っていることが非常に優秀で、それのおかげでビートダウンはかなり苦しめられます。

1体止める効果は今だとガガガやJOにも有効ですね。また、多色であることでお家環境内では勝熱英雄モモキングにも触れられることが優秀です。

コマンドを持たないことでVV-8やデッドダムドと噛み合いませんが、革命チェンジのおかげでこれからも格安デッキのお供として何かと採用に挙げられる1枚だと思います。

ただ、水文明はカーネル以外入っていないため、光×火、自然、闇の多色でカーネルと同じくらい優秀なカードがあれば入れ替えたいと思っています。

文明、種族、効果が優秀なので4枚採用です。

・瞬防の精霊龍 サドニアラス×3

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DMR-16真 ドラゴン・サーガ 拡張パック第4章 超戦ガイネクスト×真 より

名前の通り、いきなり現れる効果(ストライクバック)が優秀な1枚。

名前の由来は「サドン(いきなり)」「アラス(荒らす)」だろう。S・バックで攻撃を妨害するこのクリーチャーに相応しいネーミングといえる。

Wikiより

このカードの優秀な点はなんといってもストライクバックです。

このデッキでは襲来、鬼札王国!が採用されているため、最終モルトやロマネスクを墓地に落としつつ鬼札王国で墓地蘇生するという芸当が可能です。

また、ストライクバックは手札から使用できる能力であるため、シールドトリガーとは異なる安心感があります。その安心感とは、革命チェンジを行うことでシールドがある限りストライクバックを機能させることができる点です。

さらに、自身もブロッカーであるため打点を減らすこともできますし、ガイオウバーンの龍解条件との相性もバッチリです。

相手プレイヤーに攻撃できない点はデメリットですが、ストライクバックが発動したということは相手のバトルゾーンにタップしているクリーチャーが1体以上いるはずです。
加えて革命チェンジ先としてノヴァが対応しており、ノヴァはブロッカーとターン終了時のアンタップ能力を持っているため、安全な殴り返し要因として非常に厄介な優秀なカードになりました。

様々な点が優秀ですが、相手プレイヤーに攻撃できない点と光単色がノヴァのファイナル革命圏内でない点がやっぱりネックになる、ミラダンテⅫを採用したいということから3枚採用です。
ただ、デッキの構成上、ドルガンチュリスと襲来、鬼札王国!以外のカードは全て光を含むため、ストライクバックの成功率はかなり高めです。

※カウンター赤黒バスターのデュアルショックを思い出させるカードなのでとても大好きです。

・聖霊龍騎サンブレード・NEX×4

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DMBD-15 デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命 より

割と器用に立ち回れる初動な1枚。

まず、構築済みデッキ 蒼龍革命に収録されたドラゴンであるということからノヴァとの相性が抜群であることは間違いありません。

しかし、このデッキではただの手札交換ができるWブレイカーのスピードアタッカードラゴンではありません。

手札を1枚捨てる、ということは襲来、鬼札王国!の墓地蘇生先を自然と用意できるということです。これによって相手からのシールドブレイクを牽制できるようになります。

ただし、その手札交換によってバトガイ刃斗のヒットを逃してしまう可能性も出てくるため、効果を使うか否かは手札と盤面と経験と勘を信じて使いましょう。

次にドルガンチュリスと同じようにコストを2下げて出すことができるため、4コストの初動として使用することができます。

相手のシールドが増えるデメリットがありますが、最終的には過剰打点を押し付けることができるので関係ないですし、現代だと勝太&カツキングの革命2との駆け引きも発生します。

様々なシナジーがかみ合った潤滑剤としての初動であるため4枚採用です。

・襲来、鬼札王国!×4

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DMRP-13 デュエル・マスターズTCG 十王篇拡張パック第1弾 切札x鬼札 キングウォーズ!!! より

疑似デーモンハンドとしても使える墓地蘇生で十王編の代表的な1枚。

まず、このデッキでは墓地蘇生モードをメインとして使用します。

このデッキの墓地肥やしはロマネスクやサンブレードNEX、サドニアラスと、ある程度墓地蘇生先を自身で選択できるクリーチャーを採用しています。
また、このデッキのクリーチャーはすべて墓地蘇生対象になるので状況に応じたクリーチャーで戦うことができます。

次に、このカードはインフェルノサインやヘブニアッシュサインと異なり、墓地にクリーチャーがいなくても活躍する点が優秀です。
ヘブニアッシュサインの方が墓地蘇生カードとしては確かに強いのですが、初動が最低でも3コストとスロースタートな上に、サドニアラスは3枚なのでそう簡単に上手くはいきません。
さらに、デドダムもステゴロカイザーも搭載していないので、3ターン目にクリーチャーを確実に墓地へ送れるわけでもありません。
そこで、お茶を濁せる擬似デーモンハンドのモードです。
コスト8以下のクリーチャーのみが破壊の対象ですが、これはクリーチャーなら大体破壊できるということです。

そして鬼タイムです。
先に破壊のモードが発動するため、メタにも強いですし、自分のシールドが相手のシールドより多い時はブロッカーなどを突破できる攻めの姿勢を、少ない時は打点を減らす受けの姿勢を取れることから、このカードの優秀さが窺えます。

最後にコストが6であるということです。
いくら3→7の動きがあるからといって、毎回その動きができるわけではありません。
3→5→6の動きだってある訳ですし、相手ターン中にロマネスクが着地して次の自分のターンに6マナになることもあります。
つまり、ある程度手打ちもしやすいコストであるということです。

光を含まないためサドニアラスの対象にはなりませんが、優秀な3つの効果と6コストであるということに加えて闇文明の数を補うためにも4枚採用です。

・三族 ウェカピポ×4

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DMR-21 革命ファイナル 拡張パック第1弾 ハムカツ団とドギラゴン剣 より

地味で器用で爆発の縁の下の力持ちな1枚。

革命チェンジ、ブロッカー、Wブレイカー、マナ加速、マナ回収と非常に地味な効果を揃えています。
ただ、デュエマで地味な効果というのは堅実な効果である、とも捉えることができます。リュウセイジアースはその一例としてとても有名です。

まず、1ブーストの魅力は3→5の動きができることです。もし多色がかさばっても4コストでサンブレードNEXがいれば安心です。それくらいに1ブーストは魅力的な効果なのです。

ここで、似たような効果のクリーチャーでイージスブーストがいます。しかし、それでもこのクリーチャーを採用したのは、次の2つの理由があるからです。

  1. 多色"カード"を回収できるということ

  2. 光のドラゴンと革命チェンジできるということ

始めに、1.に関して説明します。
多色カードを回収できるということは最終モルト、ノヴァなどのクリーチャーだけでなく、呪文である襲来、鬼札王国!も回収できるということです。もちろんウェカピポも回収できるので、おかわりもできます。
ドラゴンズサインを回収できないことが痛いときは結構あります。

次に2.に関して説明します。
光のドラゴンと革命チェンジできるということは、ノヴァやミラダンテⅫを1度戻すことができるということです。これだけだと勝太&カツキングの方が優秀なのですが、真価を発揮するのは最終モルトにバトガイ刃斗を装備させた時です。

真価の手順は以下の通りになります。

  1. バトガイ刃斗を装備した最終モルトのアタック

  2. バトガイ刃斗を龍解

  3. ウェカピポに革命チェンジ

  4. ウェカピポの効果で次の革命チェンジ先を回収

  5. バトガイ銀河で最終モルトを出す

  6. 1.に戻る

つまり、革命チェンジ先を途絶えさせずにありったけのバトガイ銀河を展開することができるということです。

様々なカードへの繋ぎ役として申し分なく、そこそこなパワーやブロッカーである点から考えて4枚採用です。

※バスターが4枚使えていた頃の天門バスターで使っていたカードなので、より良い就職先が見つかって良かったです。

・龍仙ロマネスク×4

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DMEX-17 デュエル・マスターズTCG 20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX
より

旧・超ブースト代表な1枚。
ロマネサインというデッキタイプから好きになった超ブーストドラゴンです。
何度もお話している通り3→7の動きの要です。

また、ターン終了時の墓地肥やしで墓地蘇生先をある程度指定できます。

光のドラゴンなのでドラゴンズサインも対応してますし、革命チェンジもできます。
このデッキのメインとして様々な活躍があります。

特に3→7の動きの要なので4枚採用です。

※好きな光り方はE1です。その他、ドラマティックカードと神歌繚嵐のイラストが好きです。

・最終龍覇 グレンモルト×4

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DMBD-14 デュエル・マスターズTCG クロニクル最終決戦デッキ ⿓魂紅蓮譚 より

現代アドバンスを代表するイカれパワカな1枚。

様々なカラーの連ドラグナーから5C、4Cドラグナーと多種類のデッキで活躍できるほどハイスペックなカードです。

多岐に渡るドラグハートを使い分けることで、ビートもコントロールも御茶の子さいさい。

さらに、ドラグハートがあればあるだけ除去耐性を持つのでEXライフもダブルEXライフも可愛く見えてきます。

さらにさらに、ドラグハート1つにつきパワーが上がるので多少のパワーマイナスでも対処しきれない大きさにまで膨れ上がります。

さらにさらにさらに、パワードブレイカーにより、ワンショットもお手軽です。

さらにさらにさらにさらに、光のドラゴンなのでこのデッキ内の全ての革命チェンジ先に対応しており、サドニアラスのストライクバックにも対応しています。 

出たら終わりレベルのパワーを持つフィニッシャーなので4枚採用です。

・蒼き守護神 ドギラゴン閃×4

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DMEX-17 デュエル・マスターズTCG 20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX
より

着実に確実なアドバンテージを得るクソデカシリウスな1枚。

ドギラゴンの新たなる姿で、攻撃的なバスターとは異なり、ノヴァは確実にアドバンテージを取っていきます。
年々踏んだら終わりなカードが増えていくため、早くに勝負を決めようとするデッキがそれらに対抗するためには動きや構築がワンショットに寄っていきます。すると、速攻や中速でも溜めるというプランを取るようになります。
そこで、このカード。
高パワーのブロッカーに+‪αのクリーチャーで攻撃的なデッキに対してアドバンテージに大きな差を作ります。
つまり溜めるには溜めるで返すということです。
特に勝太&カツキングとの相性が抜群で、サーチとマッハファイターのおかげで、溜める動きを着実に進めてくれます。

また、ターン終了時にアンタップする効果とブロッカーが少し古さを感じますが、ファイナル革命によりただでさえ開いたアドバンテージをより大きく広げてくれるほど厄介な効果です。

今回は特に3→7の動きの要であるため4枚採用です。

・時の法皇 ミラダンテⅫ×1

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DMEX-17 デュエル・マスターズTCG 20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX
より

強力な召喚ロックと最終モルト射出台な1枚。

コスト7以下のクリーチャーの召喚ロックで相手の動きを止めつつ、ドラゴンズサインを噛ませて最終モルトで追撃することができます。

その殿堂になってしまった強さと革命チェンジ元が多いこと、そして、サドニアラスを採用する都合上で1枚採用しました。
分かりやすく強すぎてあんまり言うことないです。

<超次元ゾーン>※あくまで一例です

・熱血剣 グリージーホーン/熱血龍 リトルビッグホーン×1

MR-13 ドラゴン・サーガ 拡張パック第1章 龍解ガイギンガ より

溜める動きを崩せる、使われると厄介な1枚。

溜める動きをされている=アンタップしているクリーチャーが多い、ので両面共に圧をかけることができます。
特に、ビートダウン相手にノヴァやミラダンテⅫを立てたいがシールドをブレイクしたくない時や、ガイラオウの龍解の補助として必要な時に最終モルトに装備させると役にたちます。
ただし、最終モルトのパワー的に龍解させたくないけど、使いたい時があるというジレンマを抱える状況もあります。
その時は諦めて龍解させましょう。
龍解しても5コストの火文明ドラゴンではあるため、ノヴァに革命チェンジしてウェポン側を再利用することもできます。

1枚あれば器用に機能するため1枚採用です。

・始まりの龍装具 ビギニング・スタート/終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド ×1

DMBD-14 デュエル・マスターズTCG クロニクル最終決戦デッキ ⿓魂紅蓮譚 より

4方向からの嫌がらせができる堅実な1枚。

両面ともスレイヤー、ブロッカー、パワーアップする(させる)、ドラグナーのコスト軽減ができます。
スレイヤー、ブロッカー、パワーアップの3方向でバトルに対する嫌がらせを、コスト軽減の1方向で除去を強要させる嫌がらせができます。
こちらはコスト5の火、光文明ドラゴンである為、デッキ内の全ての革命チェンジに対応しています。

装備先に悩んだ時やガイオウバーンで除去できない時にとりあえず付ければいいので1枚採用です。

・覇闘将龍剣 ガイオウバーン/勝利の覇闘 ガイラオウ×2

DMBD-14 デュエル・マスターズTCG クロニクル最終決戦デッキ ⿓魂紅蓮譚 より

1ターンに最大3体除去できる制圧的な1枚。

装備時のバトル効果とアタックによるバトルで龍解させ、ガイラオウでさらにアタックして盤面を壊滅させていきます。
龍解させればビートダウンの抑止力にもなるため積極的に龍解を狙います。

バトルを狙う関係上、リトルビックホーンとも相性がよく、ブロッカーとも相性が良いです。

メインの受けカードであり、アタックを介せず龍解させたい時がある為2枚採用です。

・爆銀王剣 バトガイ刃斗/爆熱王DX バトガイ銀河×4

DMBD-14 デュエル・マスターズTCG クロニクル最終決戦デッキ ⿓魂紅蓮譚 より

最も使用頻度が高く、捲りを楽しめるメインな1枚。

このカードの為にこの構築があると言っても過言ではないです。
ウェカピポの項目でも述べましたが、革命チェンジとバトガイ刃斗を繰り返すとバトガイ銀河が最大4体並びます。

堅実に捲りを楽しむことができるため4枚採用しています。

■不採用カード

※ドラグハートについては選択が無限なので割愛します。

・蒼き団長 ドギラゴン剣

DMBD-15 デュエル・マスターズTCG レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命 より

ここまで読んでいただいた方なら真っ先に思い浮かぶ1枚だと思います。
手札、マナからコスト6以下になるように多色クリーチャーを出す効果はもちろん強く、多色クリーチャーにスピードアタッカーを与える効果も非常に強力な殿堂カードです。
しかし、お家環境では対戦相手がビートダウンである為、シールドをブレイクしてでもとりあえずノヴァを立てなければ厳しい状況でバスターは不適でした。
また、光文明を持たないことも採用を見送った理由の1つになります。

・切札勝太&カツキング-熱血の物語-

DMBD-19 デュエル・マスターズTCG 開発部セレクションデッキ 「火水覇道」より

様々な項目で触れられた現代デュエマを象徴する超汎用カードです。

勝太&カツキングは、た・か・す・ぎ・る!!!

低予算プレイヤーなので1枚1000円以上のものは買わないようにしています。(500円以上でも少し考えます。)
そして、こちらも光文明ではないことに加え、水文明は主要文明でないことも不採用理由となります。
なんてことを言いますが、色が合えばとりあえず4枚入れていいと思います。

■まとめ

まず、ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は

最終モルトとドギラゴン閃はどのようにして両立させることができるか

ということを強く意識した構築になります。

こうして、ほぼ4×10でデッキ内の1枚のカードの効果が複数枚のカードに影響を与えることができる美しい構築ができたことにはとても感動と興奮を覚えます。

改めまして、最後まで読んでいただきありがとうございました。

※構築の発端、歴史についてはおまけの方で詳細を述べますので、気になった方は読んでいただけると幸いです。

■おまけ:開発経緯

ここからはまとめで述べた構築の発端について深堀りしていきます。
構築の発端については下記に改めて表記します。

最終モルトとドギラゴン閃をどのようにして両立させることができるか

それでは、早速詳細に触れていきましょう。

・最終モルトとノヴァの噛み合わない部分について

最終モルトとドギラゴン閃は共に火、光文明を持つカードで、最終モルトはドギラゴン閃に革命チェンジできます。
しかし、最終モルトは7コストで、ノヴァのファイナル革命はコスト6以下になるように多色クリーチャーを出せるので、シナジーが完全に噛み合っているとは言えません。
しかし、ここはロマネスク搭載型モルトNEXTと同様に考えました。
ノヴァは最終モルトの繋ぎであり、最終モルトはノヴァの発射台にも成り得るということです。
つまり、ノヴァのファイナル革命で最終モルトが出せないという事象は割り切りをしたということです。

余談ですが、最終モルトが初期龍覇モルトと同じ6コストだったら今よりも恐ろしいことになっていたかもしれません。
それでも7コストなのはモルトNEXTを連想させるのでエモいですね。

そして、ここからは今回の構築の歴史をお話します。
つまり、クッソ長〜い自分語りが始まります。

・ノヴァデッキの経歴

月日は経ち、バスターが殿堂になり、蒼龍革命が発売されました。
ノヴァはバスターのリペアになりうると思い込み、初めに私がバスターデッキの中で大好きなデッキタイプであるカウンター寄せの火闇を試して見ました。
その結果は
ノヴァはバスターに僅かにしか近づけないということ
が分かりました。
火闇のバスターは受けもできてワンショットもできるという強みがありましたが、ノヴァではバルチュリスが絡まないと到底不可能でした。 
私はカウンターデッキにバルチュリスという出た時効果がないクリーチャーを入れることに不快感が募り、火闇ノヴァは断念しました。

後ほど邪王門に寄せた構築が出ましたが、鬼ヶ大王ジャオウガがドラゴンを持っていないことに少しモヤモヤしており、完全に厄介オタクと化していました。
あと当時は邪王門も鬼ヶ大王ジャオウガが高かった。

火闇ノヴァ原案

それならばと次に、ノヴァがブロッカー持ちの光文明のドラゴンでもあるということから、天門バスターのリペアにしたらどうだろうということになりました。
しかし、ここでもバスターが味方多色クリーチャーにスピードアタッカーを付与できる強さを感じ、渋々断念。
ノヴァは完全にお家の中で居場所を失ってしまいました。

天門ノヴァ原案


・最終モルトデッキの経歴

さらに時が経ち、最終モルトの強さが十分に知れ渡り、将来高騰する前に買っておこうとようやく最終モルトを手に入れると、最終モルトにのめり込みました。
今度は最終モルトを5Cやロージアダンテに寄せた構築で使い、また頭を悩ませていました。
そして、このロージアダンテに寄せた構築はウィズダムフェウスとヘブンズゲートが入っているGPでも活躍した型でしたが、シールドトリガーとして出たクリーチャーをミラダンテⅫに革命チェンジさせて戦うデッキタイプであったため、それができないこの構築では3ターン目にコアクアンのおつかいを使っている間に負けてしまうということが頻繁に起きてしまいました。
結局、さらに頭を抱えることになりました。

ロージアダンテもといモルトダンテ原案
これを基盤にしたノヴァモルトは
エメラルーダを抜いてノヴァとカーネルを増やしていました。

そこで、ノヴァもヘブンズゲートに対応しているし、どうせならノヴァも入れちゃおうということになりました。
そうしたらそうしたで、基盤から単色の多い構築なので酷くシナジーが噛み合わず、鼻で笑われるような構築になってしまいました。

・現在のノヴァモルトの誕生

モルトダンテ基盤では到底ノヴァとの共存が厳しいことが分かってから、改めてノヴァのファイナル革命に焦点を当て、先に天門ノヴァで集めていたパーツを寄せ集めることにしました。
そこから打たれ役にぶつけていくと、徐々にモルトダンテで主軸だったヘブンズゲートやウィズダムフェウスとその関連カードが抜け、代わりに襲来、鬼札王国!とも相性の良いサンブレードNEXや、火闇ノヴァのデュアルショックを参考にして採用されたサドニアラスでした。

こうして、今のノヴァモルトが誕生しました。
そしてその構築を使用してみると、回る回る、勝てる勝てる。
受け札が15枚と普段なら心許ない枚数ですが、実際にはどれを踏んでも即死レベル。踏まなくてもノヴァで押しこんでしまえる状況を作れてしまう、その圧倒的パワーに大興奮しました。
そして、パワーが高いデッキはシールドトリガー1枚でも即死になり得る状況を作り出せるため、異常に多くのシールドトリガーを搭載しなくても良いという事実を思い知らされました。

以上がノヴァモルトの誕生の経歴でした。

■おまけ:ノヴァモルトの作成から見るリペアの反省点

ノヴァは溜める動きでこそ最大の力を発揮する、と気づいたのはノヴァモルトを使用してからでした。溜める動きが強い理由は各カード解説のノヴァの項目でも述べているように、ターン終了時のアンタップ効果とブロッカーがマッハファイターと相性が良すぎるからですね。

今回のデッキ構築の過程を受けて私は反省しました。
ノヴァにバスターの影を見てはいけない、と。
過去の興奮や栄光、大好きにとらわれず、しっかりとカードの能力やリペアの限界を理解して、適切に使用・構築することが大切なのだと。

最後に、おまけまで読んでいただいてありがとうございます。
今、紹介したいデッキが4つあるので、また気分で投稿できたらと思います。

それではまた次に読んでいただける日まで―。

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