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【観戦記③】超絶技巧の大雨決戦〜TAMADA編

ジムカーナは観る専門のMeeOneです。
最近、観るだけの人は目の付け所が違うなど言われることが増えました。自分の好きな見方しかしていないので、特別なことはありません。
ひと月以上間が空いてしまいましたが、全日本ジムカーナ選手権タマダの続きです。


1.ここにかける想いとチャレンジ精神

シリーズを追いかける全日本ドライバーさんは、会場に合わせて車の能力を最大限に引き上げることを意識しているように思えます。
地区戦メインだと会場の変化がほとんどないので、しっくりくるセットがあれば解決というような気がします。
これはあくまでも素人目線での考えなので、まったく違うのかもしれませんが、率直に思ったことを書いてみます。
会場やコース、天候を予測し、最大のパフォーマンスを引き出すことの難しさを感じた一戦でした。
逆に、いつものスタイルで全日本に挑戦してみたいという選手の方が、結果的に良い結果に繋がってもいました。
ただ、悪天候の中で瞬時に走り方を変える、立て直すことができるのは、さすが全日本ドライバーさんでした。
でも、いくら技術があっても車が当日の条件にあっていなければ限界があることを知った貴重な一戦でした。
全てが噛み合ってこそ勝てる世界。
今回は若手の台頭が凄まじく、これからのジムカーナ界に展望が見えました。
楽しく走る、その場を楽しむって重要ですね。
余計なこと考えない強さを感じました。

2.ヤリスだらけのPN1クラス

街の中でも馴染み深い車が揃うこのクラス。ほとんどがヤリスの中、孤軍奮闘するマツダ2を贔屓目に見てしまうのは相変わらずなのですが、今回は全体的なことを。1本目で不安定な走りが多かったのに、更に悪天候な2本目でしっかり合わせてタイムアップしてくるのがさすがでした。
水たまりはスピード落ちるし、ハンドル重くなるイメージがあるのに、しっかり踏んで合わせるは凄かったです。

3.同じだからこそ比較が楽しいPN2

ロードスターのみのこのクラス。目立った車の差がないので、比較して見るのが楽しいです。
軽くてFRだと大雨コンディションは普通だったら恐怖。スピンしてくださいと言われているようなものですよね。実際にスピンしている方は少なかったものの見ているだけで怖かったですね。
前に車を出せているかが明暗を分けたように思えました。
中には車が跳ねるというか、小刻みにポヨンポヨンしているように見えるものもありました。
全日本初出場初優勝をされた松尾選手の表彰式での表情が印象的でした。おめでとうございます。
とはいえ、番狂せ過ぎて複雑でした。

4.混在格闘クラスのPN3

大雨だといつもよりパワー差を感じなかったこのクラス。駆動の違いがウェットだとはっきり出るのですね。そして、やっぱり私はBRZが好きみたいです。どうでもいい話ですね笑
車体が高い?方が安定するのでしょうか。スイフトのグイッとした加速が際立っていましたね。
上位陣のブレない走りが見られなかったのが残念でした。合わせる凄さは凄いけど、いつものような無駄のない走りが見たかったので、すごく残念でした。

5.まとめ

今回はここまで。
全部書ききれなかった。

天気が残念だった
これにつきます。
全日本といえば、一才無駄がない走り。それが雨によって合わせる走りになってしまっていた。
コースも大雨に備えて控えめだった。
でも、大雨なのに突っ込んで走れる超絶技巧なテクニックが見れた。普通の人ならスピンして刺さります。ハイドロ怖い。
それに生観戦だからこそわかる細かい修正と駆け引き。貴重でした。

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