私に還る旅 #2 〜小さな欠片が重なって集まって、川のように流れていく
あなたの目の前にいる人は天使かもしれない
#2 小さな欠片が重なって集まって、川のように流れていく
私はこれまでの人生の中で、
ポイントポイントで「こっちだよー。」と、そちらに連れて行ってくれる
「道先案内人」のような人が現れます。
今回、タオのエネルギーワークで一緒にプログラムを演った進さん、こと、
シンちゃんも、私にとっての道先案内人だな。
と、今回つくづく感じています。
彼もEMPのメンバーなのですが、
7月8日に兄が天逝した数日後、シンちゃんからLINEが入って、
彼が参加しているEMPとは別の集まりのイベントで
「タオのエネルギーワークをやるのだけれどコラボしませんかー?」
というお誘いをもらいました。
私は詳しい話は何も聞かず、
シンちゃんにリアルで会ったこともない状態でしたが、
なんだか楽しそう。と思い、即答で「OKだよー!」でした(笑)。
ということで7月の29日、30日の2日間、
鎌倉で一緒にイベントに出ることになったのです。
実はシンちゃんとはこの当日が初対面。
実際のところどんな流れのイベントなのかもよくわからないまま行ったのですが、そこにはエネルギーあふれる人たちがいっぱいで。
めちゃくちゃ楽しかったのです。
そしてさらにちょうどその時、2日目の30日に
今回のイトナミダイセン藝術祭のオープニングセレモニーや
影絵を演られたほしふねさんというおふたりのユニットが
バリの仮面ワークというワークショップを、
なんと葉山でされると聞いて、そこにも参加しました。
また、この葉山でのワークショップを主宰されていたのは、まみーたさんという方で「言葉の焚き火」という本を出されています。
彼女も今回、イトナミダイセン藝術祭でわたしたちと同じ日の夕方に、焚き火を囲んで対話するというワークショップで初参加されていました。
今回芸術祭には娘さんと一緒に来られていて、
その娘さんがまたファンキーでかわいくて、すぐに大好きになりました。
この時は、何も考えていなかったのですが、
今思えばなんとなく、小さな欠片が緩やかにつながっていました。
そうして8月、どんどんつながって仲良くなってきたEMPのメンバーの方々にもクリスタルボウルの個人セッションを受けてもらって、これまでで一番多くの人の個人セッションをさせていただいた月でもありました。
この8月に集中的に個人セッションをさせてもらったことで、これまでになかった自分の回路がまたひとつ開いたような、そんな体感もありました。
こうして今書いていると、
まるで決まっていた流れに沿っているようにも見えるのが不思議ですが、
当時の自分の中では、ただ目の前に来た楽しそう!って心が感じることに、
なかば半分ヘロヘロになりながらも、日々、取り組んでいる状態でした。
そしてイトナミダイセン藝術祭については、この8月の時点でも、
実は具体的なことは何一つ決まっていないままで。
8月の末ごろに、しほちゃんが東京に来るということで、
EMPでオフ会を開いて、イトナミダイセン藝術祭に遊びに行こうと思っているEMPメンバーも私も、具体的な話を聞こうと、しほちゃんを待ち構えていたのですが、その時点でも彼女は「何も決まってませーーーん!」と豪快に言っていて(笑)。
結局何も聞き出せないまま、この日の夜に楽しく話をする中で、
EMPメンバーのひとりが「作品を創るのには闇も必要だって言うよね」
というようなことを話した時に、
しほちゃんが「闇は自己満足だと思う。大事なのは純度ですよ!!!」
と言った言葉が横にいた私はもちろん、そこに居合わせたみんなの中にも
ドーーーーーーーーーンと深く入ってきて。
「純度」
これは、作品を創るということだけではなく、すべてにおいての
指針となるものだと思いました。
そうして9月になっても、なにも決まっていないまま時間は過ぎていき、
さすがにちょっと気になりはじめてきて。
でも、しほちゃんのSNSを見ていると忙しそうだしなぁ…
まぁ、もう少し連絡は待っていようかな。
んーーー、でも実際、本当に行けるのかな?猫たちはどうしようかな?
日帰りかな〜?というか、そもそも現地までクルマがないとたどり着けないらしいしなぁ….。それもクリスタルボウル持っての移動だから誰か運転できる人と同じタイミングじゃないと厳しいよなぁ〜。
などと、もやっと思いつつも、特になにもせずに放置していたら、
なんと9月中旬、またもシンちゃんからLINEが入って
「またイトナミダイセンでコラボしませんか〜?」
「EMPのみんなが行く予定の最終日13日には自分は仕事で行けないので、しほちゃんに聞いたら10月29日30日でお願いしまーす。となったんだけど。いかがでしょう?」と!!!
なにこれ。この流れ。
「もちろんOKだよー!」と即答でした(笑)。
即答した後に、わ、シンちゃんと一緒だったらクルマの件も解決で、
さらに言えば、クリスタルボウルの飛行機の機内持ち込みも2人だったら2つのケースを持ち込めるからボウルの数を調整したり心配しなくてもいい。
なんか…スゴイ。シンちゃん、本当に天使ですけど。と。(笑)
そこからバタバタと、堰き止めていた石が外れたかのように、水が一気に流れ出して、あれよあれよと話が進んだのです。
すぐにしほちゃんと連絡をとったら、3人でzoom会議をすることになり、具体的にどうする。どこでやる?という話の中で、私が「しほちゃんが最初に写真を見せてくれたあの場所(ジュピタリアンヒル)でクリスタルボウルを鳴らしたーい!」と言ったところ、
しほちゃんは開口一番「そう来ましたか。」と。
実は今年の藝術祭の会場には、ジュピタリアンヒルは、この時点までは入っていなくて、しほちゃんのほうも頭の片隅にはあったものの、連絡をとっていなかったとのこと。
でも「Kaloさんが今、そう言ったということは、これはサインだと思う。」と、後日すぐにジュピタリアンヒルの方に連絡してみてくれることになり、数日後にはOK!という連絡が来て
無事、ジュピタリアンヒルでの開催が決まったのでした。
(つづく)
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イトナミダイセン藝術祭。
今回、12本の柱を建ててウッドサークルをつくる!という壮大なプロジェクトにも取り組んでいます。
これ、まさにこれからのパワースポットになるんじゃないか?くらいのすごいことをやっています。最終日の13日にはウッドサークルが完成予定。
クラウドファンディングも立ち上げています。
ぜひこちらの応援もよろしくお願いします。
サポートいつもありがとうございます。みんな大好き❤️