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目覚めている人。素敵な言葉。〜#1オードリー・タンさん

こんにちわ、karo.です。

最近、いろんな場面で「目覚めている人」が活躍しているなぁ!と感じているのです。ということで、私が私視点で「目覚めている」と感じた、素敵な人を紹介していくマガジンを作りたい。と今、思いつきました(笑)

そして、ここでは私があれこれ解説を書くよりも、私の目線で切り取った、その方々の「素敵な言葉」を紹介していけたらいいな。と思ったのです。

私にとって言葉は、聖書も、難しい哲学書も、小説も、絵本も、漫画も、音楽も、ARTも、SNSも、チラシのコピーも、全て並列な存在なのです。その中にきらきら輝くような「発見!」があれば宝物になるのです。なので、このマガジンは「私の宝箱」のようなもので、私が、また読み返したい、ストックしておきたい。というような言葉をコレクションしていくつもりです。

...ということで、1回目は、今年、世界的なコロナウイルス渦において、目の覚めるような速さと的確さをもって対応をしたことで注目をされ話題となった、台湾の天才、デジタル担当政務委員(大臣)のオードリー・タンさんです。実際、私もこの春にコロナ関連のニュースでオードリー・タンさんの存在を知ったのですが、めちゃくちゃ素敵だなと思い、それ以降、ずっと気になっていた方なのです。

そしてたまたま先ほど、こちらの連載記事を見つけました。
「自由」というテーマについては、最近ずっと、私の中にも在ったのです。どの記事もとても印象深くてじっくり読んでいたのですが、その中から私が印象に残った言葉をいくつか、順不同で引用、掲載します。ちなみに、この記事の書籍『自由への手紙』もすぐにポチッとしました(笑)。

「自由への手紙」

自由には2種類あると、私は思っています。
ひとつは、ネガティブ・フリーダム。
もうひとつは、ポジティブ・フリーダム。
「ネガティブ・フリーダム」とは、既存のルールや常識、これまでとらわれていたことから解放され、自由になること。
「個人として何かから自由になること」と言ってもいいでしょう。

ネガティブといっても否定的な意味ではありません。いわば消極的な自由であり、これが自由への第一歩です。
そして「ポジティブ・フリーダム」とは、自分だけでなく他の人も解放し、自由にしてあげること。
みんなが自由になるにはどうすればいいのか、具体的なToDoを考えること。自分の可能性を力に変え、その力を誰かのために役立てることです。
「本当に自由な人って、どんな人ですか?」と聞かれたなら、私は「ポジティブ・フリーダムを体現している人」と答えます。
自分が変えたいと思っていることを、変えられる人。
自分が起こしたいと思っている変化を起こせる人。
それこそ、自由な人です。
ネガティブ・フリーダムを願い、手に入れたのなら、ポジティブ・フリーダムまで歩をすすめてはどうでしょう。
自分が自由になるだけでなく、みんながみんなを自由にするために行動を起こせたら、すごいことです。
自由をお互いにシェアしよう――それが私からの最初のアドバイスです。
     〜オードリー・タン 自由への手紙(1)プロローグ前編

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暴力や権力で威圧できる、既得権益などを独占している、
ただそれだけの理由で他者を従わせてはならない、ということです。
もしも自分に居場所がなかったら?
もしも自分の安全が担保されていなかったら?
人は他者を受け入れようとしなくなる。
これはごく単純な人間の性(さが)です。

私が目指すのは、「強制から解放されたアナキズム」。
居場所さえあれば、どんな変革も、強制や排除なしに起こせるはずです。
    〜オードリー・タン「強制のない社会、安心できる社会のために」

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香港の運動スローガン「水になれ」
香港市民のほうからも、世界に教えてくれていることがあります。なかでも素晴らしいのは、彼らの運動スローガン「水になれ」という考え方です。
リーダーは一人ではない。
何千何万の人が、それぞれリーダーになりうる。
このことを、「水になれ」というスローガンは教えてくれます。
人間一人ひとりがもつイマジネーションの可能性は無限大です。
いかに優れていようと、いかにカリスマであろうと、
「たった一人のリーダー」よりも大勢の、一人ひとりの力が重要です。
   〜オードリー・タン「#(ハッシュタグ)が世の中を変える」

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自分がどんな人であるかを、表現することが自由です。
自分が自由を手にしたら、握りしめずに共有して、みんなを自由にする。
自由とは受け取るものではなく、惜しみなく与えるものです。
自由を共有すること。それこそ、私たちがつくる自由への道です。

   〜オードリー・タン『「ドラえもん」こそが今、世界を救う支援AIのモデルになる』

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その人がどこかの組織に属しているから、愛するのではない。
その人が何かのグループに当てはまるから、愛するのではない。
その人がその人だから、愛する。
愛とはただ、人間本来の自然な感情の発露です。

   〜オードリー・タンが語る“家族”という枠組みから自由になる方法

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最後に。台湾という国自体も昔から心惹かれる国だったのですが、記事を読んで、もっと深く知りたいと思うようになりました。

この台湾には、何千年も昔から「男と女の二者択一」とは異なるデフォルト設定があったのだと、気がつきました。....(中略)....さらに台湾原住民の言語と文化のルーツを調べていくと、ニュージーランドにたどり着きました。そこには先住民のマオリ族がいて、彼らのルーツは台湾にあるようです。つまり台湾原住民と、オーストラリアのアボリジニには、文化とその言語の一部につながりがあるのです。
ジェンダーも文化も、インクルージョン。境目というものは、実はどこにも存在しないのです。
   〜オードリー・タン「愛する対象はホモサピエンス」と公言するワケ


境目など、どこにも存在しないのですよね。本当にそう思います。

ではでは、素敵な夜を。







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