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次元について#3〜感情の役割と性質

今回は、感情の役割と性質について書こうと思いますが、まず先に、ちょっと戻って次元についての話を書いておこうと思いました。

おさらいすると、3次元は物質、4次元は時間と空間の世界。でしたよね。
これを私たちに落とし込むと、3次元は身体であり、4次元はココロの世界となります。
そして私たちは多次元的存在で、3次元の「目に見える物質世界」と4次元の「目に見えない時空の世界」の両方に存在しているのです。これ、結構改めて認識するということが重要だなと思いました。前回ちゃんと書いてませんでしたし...(すみません〜)。

ではでは、本題に入りますね。
4次元であるココロの世界を大きく分けると「思考」と「感情」になります。思考は無数に点在する時間から情報をチョイスする役割をしています。と前回書きましたが、そのおかげで、私たちは過去を見たり、未来を思い描いたりと、時空を旅することができます。
では感情は?というと、様々な体験に反応系として現れ、そして4次元から3次元へと情報を降ろす媒介者的な役割をしています。

感情の役割

なんか、最初からややこしい言い回しになってしまいましたが、感情は、私たちが体験する事象(刺激)に反応して日々生まれています。「大切にしていたお皿が割れた〜。→悲しい。」とか、「宝くじが当たった!→めちゃくちゃうれしい!」とか...。この感情の濃度が濃いほど、体験記憶としてしっかりと記録されています。

そして感情はさまざまな記憶媒体に記録することができます。たとえば音楽。昔、失恋したときに毎晩聴いていた音楽が、ある日ふと街で流れてきたら、その頃の感情が蘇ってきた...(涙)とか、ありませんか?
または匂い。昔の恋人のシャンプーの香り、とか、小さい頃お母さんがよく作ってくれていたお味噌汁の匂いを、偶然嗅いだ時に思い出されるノスタルジーな感情。あ、味なんかもそうですよね。その時々の刺激媒体によって、思考がひっぱりだしてきた記憶の情報に、その時に感じた感情もくっついていて一緒に再生されるということです。つまり感情は思考にくっついて存在しているのですよね。

でも、そもそも思考と感情は別のものです。

たとえば、全ての思考に感情がくっついているわけではありませんよね。昔の出来事を思い出しながら「そんなこともあったなぁ〜」という程度の感情濃度が薄い記憶とか、もしくは感情のついていない思考もたくさんあるのです。たとえば来週のスケジュールはあれとこれをやって...なんて考えている時に、そこに感情はくっついていません。

でも、不思議なことに、そのまま思考に時間を与えていると「そういえばあの時の飲み会であいつが言っていたのは嫌味だったのかな?思い出したら腹が立ってきた!」とか、「あ、来週、嫌いな人に仕事で会わなきゃいけないんだった。気が重いなぁ〜。」とか、思考が潜在意識や顕在意識の中から似たような体験記憶をひっぱりだしてきて、エピソードを作り出しほぼ無意識に、自動的に、同じような感情をそこにくっつけてしまうのです。これ、いわゆるAmazonなどで出てくる「あなたにおすすめの本」みたいな感じで、この体験記憶にはこの感情、と、自動的に感情を振り分けてくれるのですよね。なんかちょっと大きなお世話なのですが(笑)

これ、ちょっと絵に描いてみました。

note_次元3用_2

4次元の時空に浮かんだ無数の情報、これを思考がチョイスします。そしてチョイスした情報記録の思考にひっつき虫のような感情がくっついて3次元に降りてくるということなんですが。(かえって、わかりにくいかな〜...(苦笑)

ま、ままま、つまりですね。思考に感情がくっついた時に、その感情が3次元の世界に降りることができて現象化として現れるということなんです。

たとえば、3次元に現象化する。の例として、身体について書くと、幸せだな〜、うれしい〜。というような感情がついた体験をしたり、そのような記憶を思い出すと、その感情は身体の中の神経系〜内分泌系に現象化して幸せホルモンのドーパミンやオキシトシンが体内に溢れます。
逆に恐れや不安、怒りなどの感情は、生存の危機を知らせるアドレナリンというストレスホルモンの分泌を促します。
このストレスホルモンが分泌された場合、交感神経が興奮し、心拍や血圧が上がったり、消化機能が低下したり、免疫機能が消耗したりと、身体の中で「戦うか逃げるか反応」が起きて身体臓器自体に様々なストレスを与えます。それが3次元では不調として現象化しはじめ、それに気づかずに放っておくと現象化が物質化して病名のついた病気となります。反対に幸せホルモンが分泌されると免疫力が上がり、病気に罹りにくくなる。というのは今や一般的に知られていることですよね。身体はホルモンによって様々な感情が現象化して、やがて顕在化するのです。

つまり感情は4次元から3次元の身体に直接影響を与える媒介者なのですよね。

ちなみに、体内でのホルモンの役割についてですが、ホルモンが身体の細胞に指令を出すと、細胞はその指令にNOは言えません。絶対的に従うという仕組みになっています。これも、まさに上の次元で決めたことが下の次元に降りていくという仕組みそのものですよね。

感情には重さがある

そして感情は種類によって重さが違うのです。つまり重いほど3次元に長い時間とどまりやすく、現象化しやすいということ。

よく「軽やかな気持ち」とか「気分がアガル」とか、「気が重い」とかって言葉を使いますよね。まさにこれ、そのままなのです。楽しい、嬉しい、などのハッピーな感情は波動が高くて軽いのです。反対に恐れや不安、怒り、憎しみなどのネガティブと言われる感情は重い。なので「気が重くなる」ようなネガティブな感情ほど3次元に波動が近いのでとどまりやすいのです。

よくスピリチュアル系の人が次元上昇のお話をされる時に、不安や恐れを手放すワークをされていると思いますが、それは事実、本当にずっしり重いのですよね。また、感情は筋肉などの細胞に蓄積されると言います。特にこうしたネガティブな感情が細胞にどんどん溜まっていくと現象化して鬱などの症状が現れたりします。

この細胞に溜まった感情を簡単に解消できるのは運動です。運動することで蓄積された感情が発散されリセットします。適度な運動は健康に良いというのはこういった面もあるのですよね。


次回は、「今あなたは何次元?」(仮)というテーマで書きたいと思いますす。ではでは、また。


2020/12/13  感情という存在について、あらたに考察しましたので、こちらも是非読んでみてください。


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