新型コロナに思う(1)

昨年年末に中国で発生した新型コロナウィルス感染症。不幸に日本にも流入してきて、蔓延といってもいいほど感染者数が増えました。4月に緊急事態宣言が出され、5月いっぱいまで延長されました。

思い起こせばネットニュースやTVニュースのコメンテーターなどは感染症が発生した直後は「日本では防疫がしっかりしているので限定的」だとか「致死率はインフルエンザの方が高い」とか言っていましたが、なんら根拠のない希望的観測で物を喋っていたことがよく分かりました。もちろん極一部の極端な記事だとは思いますが、書いた人喋った人は今何を思っているのでしょう。

ここ数週間は営業施設の自粛が政府・自治体から要請され、飲食施設や娯楽施設が軒並み閉店しています。私の住んでいる街も同様に繁華街の人通りは極わずかで、今後も営業が続けれるのか心配になります。

特にパチンコ店などの遊技施設の営業に関しては世間の注目も高く、連日ニュースで取り上げられていますが、これについて少し思ったことを。

私は若いころ、それは狂ったようにパチンコ・スロットをしていました。仕事終わりはもちろん、土日は朝から晩まで。人から金を借りてまではやりませんでしたが、カード会社からは借りておりました。(その借金を返したのはほんの数年前)ただ、ここ数年はお店に出入りすらしていません。完全にアシを洗いました。徒歩数分のところに大きい地域チェーン店があるのですが。

で、パチ屋の営業自粛についての意見はいろいろで出回っていますので、割愛するとして、過去のパチンコジャンキーとしての意見。

パチンコ好きは病気。「もう行かない!」と強く思ってもしばらくすると足を運んでしまうものです。ニュースで客にインタビューしていましたが、「行かない方が良いと思っていても行ってしまう」とか「やることないから」とか、聞く人によっては無責任と捉えるような発言もありました。

事実、「無責任」なんです。やめようと思ってもやめれない。言い訳をしてでも行ってしまう。等、無責任で自己中。それがジャンキー。普通の人と一緒にしてはいけないし、普通の人の物差しで考えてはいけません。

また、パチンコ店ではパチンコ店でコロナ騒動以外で苦境に立たされています。射幸心を抑えるための出玉規制。そして今年4月からの健康増進法改正でのホール内禁煙。この2点のダメージは大きい。そして今回のコロナ騒動での営業自粛要請(一部では自粛指示)。特に出玉規制については公営カジノの設置(IR)のためのギャンブル依存症対策のためと考えられており、依存症対策というより依存症患者を少なくして、カジノをオープンしても日本には依存症患者は少ないし、少なくなったんですよと見せたいだけなのかもしれません。要は国策です。

結局、カジノ以前に禁煙にコロナに振り回されているパチ屋です。昨日で少しコロナ対策も緩んできているのか、営業再開したホールも少しあるようです。このコロナ騒動下で営業しているホールや感染のリスクを冒してまでも行く客は筋金入りなので、その辺の他の業種と同じスタンスで臨んでもいい結果は出ないでしょう。

やはり、この特措法とやらは中途半端だし、営業自粛とその補償はセットだと思います。

さらに、営業自粛を強く求められた他の業種(夜の飲み屋さんなど)はあまり話題にならないのは何故だろう。本当に営業してないのだろうか。パチ屋という普通の人から見たら少しアウトローなお店は叩きやすい、叩くと世間から注目されやすいからここまで話題になっているのかなとさえ思います。

結果、コロナ騒動で世間の悪者を見つけ出し、叩くことでスッキリしたいというストレス発散に使われているだけではないでしょうか。

#新型コロナ


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