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ちゃんとした努力の方法

最近、よく言われている論争があります。
『努力は報われるって言葉は正しいけれど、すべての努力が報われる訳では無い。正しい努力は報われる』

じゃあ正しい努力ってなんだ?ちゃんと意味のある努力ってなんだ?

好きなこと?

努力を努力と感じないこと??

色々なことが言われていますよね。
ただ、ダラリーマンを名乗り、努力から遠ざかっていた僕が努力の本質に気づいてしまったので、noteにまとめます。
これは、孫の代まで伝える予定です。

努力から遠ざかった理由

僕は元々努力家でした。幼少時代、誰よりも逆上がりの練習をして人より早く逆上がりが出来るようになりました。
そんな僕に、母が『継続は力なり』という座右の銘を与えました。
しかし、それ以降努力が報われる事はありませんでした。
サッカーを一生懸命やっていた僕ですが、人より早く起きてよく朝練をしていました。
しかし、レギュラーの座を掴むことはできません。なぜならポジション争いをしていたのが監督の息子だったからです。
そして、試合に出る経験というのは実力に大きく影響をします。
僕は挫折したのです。

また、中学生に上がり、数学が大好きで授業も真面目に聞いて頑張りました。
そして初めての中間テスト、僕の点数は20点でした。そこで僕は勉強を諦めました。
人より記憶力も悪く、結果がでなかったんですね。
それからと言うもの、努力が影響しないところで勝負することしかしませんでした。
集団競技からはなるべく離れ(サッカーは継続しいましたが、主にリフティングばかりしていました)社会人になってもスキルは磨かず、主に人当たりと数でカバーしてきました。

こうして努力に裏切られ続けた僕は、見事にダラリーマンという努力なんかしない方が良い精神を獲得したのです。

努力は才能には勝てない

人の才能は遺伝子で決まっていると言われています。なので、どんなに努力をしても才能には勝てないので、努力の方向性を考えたほうが良い。と脳科学者の中野信子さんが言っていました。

それを聞いてからうん十年、僕は努力をせずに努力の方向性を考え続けてきました。
特に、得意もなく、好きなこともない。特筆すべき事のない僕は途方にくれていました。
もう、人より長けることはないので、それなりの幸せに満足して生きようと決めました。
しかし、僕は今日、あるYou Tubeを見て気づいてしまったのです。

ホリエモンのショート動画

とある休日、布団でダラダラしながらYou Tubeのショート動画を見ていました。
これ、マジで無限に見れますし、めちゃくちゃ時間の無駄だと思います。
何のためにもならないし、労力がないようでしっかり脳みそが疲れます。
はぁ〜見るのやめなきゃなと思いながらダラダラ見ていると、ホリエモンが『成功者は皆、血の滲むような努力をしている。でもそれを努力と思っていない。
メンタリストのDAIGOも数字は盛ってると思うけど5万本のスプーンを買って、スプーン曲げの練習をしたって言ってた。
きっと1万本くらいで、ん?なんだ奇麗に曲げられる。って気持ちよくなって続けたんだと思う。』

これをなんとなしに見ていた僕は気づいてしまったんですね。

努力の正しい考え方を

まず、この話で一番重要なのは、どんな努力をするかということです。
ホリエモンの話を鵜呑みにすれば、努力と思わない事を続けるんじゃなくて、続ける事で努力を努力と思わなくなる分岐点があるんですね。
では、どんな努力が必要かと言うと、努力が成果に結びつく事を努力するべきなんです。
例えば、僕の趣味の釣りですが、これはいくら回数をこなしても上手になりません。
なにも考えずに続けていても上手にはならないんです。
何故ならば自然が相手で、答えがでていないからですね。
じゃあどんな努力をすればいいと思いますか

回数をこなすことで人よりも上に立てるもの

を努力するべきなんです。
例えば、だし巻き卵をめちゃくちゃ上手に作れるようになりたい。などですね。
だし巻き卵をめちゃくちゃ上手に作るためには、何度も作って、慣れて上手になる必要があります。

そして、人の倍いや3倍、否、他人が実現不可能な回数繰り返しおこなう事により、見た目は美しくなります。

逆にどうにもならないこと、他人に委ねる事を回数繰り返す事は、ここで言う間違った努力となります。

僕は営業の仕事をしているのですが、製品Aを100個売ることを目標に努力したとします。
その努力は、そうですね、営業のアポ電を1日200件とします。
1日200件も電話していれば、他の営業マンより成約に繋がる可能性は上がります。
しかし、製品Aが100個売れたとしても、次に製品Aを200個売るって目標ができるだけです。

ところがどっこい、数やることで凄い!と思われることに努力をしてみます。

例えば、僕は釣り好きなのですが、釣竿を年間1,000本作る!!と目標を立てたとします。

これは自分マターで出来る目標です。
恐らく最初は、すぐに折れてしまったり、または形にならなかったりします。
それが次第に形になり、ある程度のレベルまで上げられます。
そして、市販の竿ではできないポイントを見つけます。
そこから、それに特化した竿を作り続けます。
最高傑作が1本出来たとします。
それでも作り続けます。
するとどうでしょうか。2本目以降は自分にとってはゴミになります。
そのゴミは実は他人にとっては宝に見えます。
あれ?ビジネスになります。

また、年間1,000本作ってる人の竿って聞くと信用もついてきます。

こうしてブランド化されてくるのです。

最後に

なんやかんやと色々書いてきましたが、僕が気づいた努力の法則は、数やるだけで成果となることに注力する。ということです。
でも、書きながら思いましたが、あまり数やるだけで成果になることってありませんでした。
それでも、例えばイチローは安打数で記録を持っていますが、安打数を目標としてるのではなく、素振りなど自分が出来ることをやっています。

そして成功の近道はコツコツとやること。日々の積み重ねが大切だと思います。

今、目の前にあって自分マターで出来ることをコツコツやっていこうと思います。

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