タルコフで初心者が生き残るために

初めまして。普段Twitchにてタルコフ配信をしている、フレディと申します。
今回は配信に遊びに来てくださる中でも初心者さんがよく「タスクをしたいのですが倒されてしまう」という苦戦される方を見て自分の経験に基づく本当にプレイして間もなくKappaも取ったことのないような初心者に向けたタルコフで生き残る、"生存率"に重点を置いた解説させていただきます。


1.私の戦績

ただ、解説すると言っても私の生存率はどんなもんだよ、という疑問に思う方もいると思いますので参考までにこちらを御覧ください。

こちらPMCの生存率が57%でK/D7.4という形で基本ソロにて遊ばせてもらってます。
簡単にこれでわかるのが2回に1回は死んでます、ということですね。
2回に1回は死んでるということは、生存率として高いのかと言われますと高いとか低いとか言えないのがタルコフなのですが…Kappaを取るまではタスク終わらせてるといえばなんとなく想像はしていただけるかと思います。

色々と要因はあれど、このタルコフというゲームはすごく大雑把に説明するとただ生き残るだけでいいのであれば誰でも”7割”は生き残れるように出来てます。
何故7割?という疑問を持った方はこちらを御覧ください。

こちらはSCAVモードの戦績です。
578回出撃して428回生存しています。
どうですか?皆さんもSCAVを見ればほぼこれと同等かそれ以上の生存率があるかと思われます。これ以下の方は申し訳ありません。
なぜSCAVを用いたかといいますと、SCAVはデイリータスクを除いてタスクという概念がありません。そのために、MAPの脱出口さえ把握してれば適当に近い場所を漁り、PMCがよく居るような場所さえ避けて帰宅するというのが大半の人の行動でしょう。
つまり何が言いたいかといいますと、タスクにとらわれずタルコフの基本的なルールである、”生きて帰る事だけ”考えてプレイすればPMCでも7割の生存率を戦績に残すことは容易なわけです。

・生存率6割の壁

なぜ6割の壁、という言葉を用いたかといいますとこの6割生き残る戦績をKappaタスク完了までに出すことは相当難しいからです。
いやいや、私Kappa取ってるけどPMC生存率7割超えてますよという方が居ましたら申し訳ありません。恐らくこの記事に価値はないと思いますが、最後まで見ていただけたら嬉しいです。

PMCは基本的に生きて帰るだけではなく、タスクと呼ばれるトレーダーから受注できる任務を完了させることも大事なゲームモードとなります。
それはプレイヤーをキルするものであったり、SCAVやBOSSなどNPCをキルするもの、MAPの特定の場所に置かれているクエストアイテムの回収、MAPの特定のポイントにマーカーやWIFIやジャマー等のアイテム設置などなど様々な事があります。
中には武器防具を指定、デバフ状態でキルをしろ、ボルトアクションライフルを使ってHSで死なずにプレイヤーを複数キルしてこいなどというとんでもない難易度のタスクなんかは皆さん聞いたことも実際にプレイされたこともあるかと思います。

そういった縛りを付けた状態で出撃すると、出撃した際に敵対するPMCと普段の自分が使える最強装備なら負けないのに撃ち負ける、SCAVに普段なら負けないのに倒されるというケースが多々あります。
そうです、縛りを受けることでこの生存率というのはとても下がります。
冒頭の私が6割の壁をKappaタスク完了までに出すことは難しいと言うのはこういうわけです。

・何を目的にすればいいのか

ここではこれまでお話した、生存率7割や6割の壁を達成すれば何が待ってるのかということをお話したいと思います。
結論から言いますと、無意味です。
無意味、というのは極論にも聞こえますが、本当に無意味なんです。

そもそもの話、お見せした画像は本当に参考程度なだけで実際の実力の指標などには全くなりません。
と、言いますと、これらは本当に目指すだけならいくらでも盛れるからです。

では何を目的として生存率を上げるのかというお話になりますが、6割の壁を超える事を目的にしないでこれからお話する生存のための意識をするだけでKappaを取った段階で少なくとも4割、5割は超えれるよということを簡単に文章でまとめたいと思います。

それは、”タスクに集中すること”です。
タスクに集中してるのに死ぬから生存率下がるんだよという方、まだお待ち下さい。本当にタスクに集中する、ということを考えて紐解いていきましょう。

2.タスクに集中する

・Wikiを見よう

wikiとはこのゲームと絶対に切り離せない関係で、攻略には不可欠な有志並びに公式運営がまとめてくれる攻略サイトとなります。
日本語wikiは非公式で日本人の有志が公式wikiから翻訳してまとめてくれてるものとなります。
基本的には日本語wikiを見てる方が多いと思われますが、私は公式wikiを見てプレイしています。
理由は色々ありますが、最新情報はほぼ確実に公式wikiに記載されるからです。この最新情報は新しい銃や防具の追加、弾の弱体化や強化、タスクの情報などタルコフにて必要なことがほぼ完璧な状態で記載されます。
日本語wikiでもコメントの方で書いてくださる方も居ますが、悲しいことに嘘情報を記載して騙す方もいます。
そのため、日本語wikiの編集者も事実の確認が必要で遅れることにも繋がります。

・集中する、ということ

では本題の集中することについてです。
タスクをwikiで見たらあとは実際にMAPに出撃して攻略することになります。
ですが、その出撃前のハイドアウトで準備をしましょう。

例えば、これからBackground Checkというタスクを攻略するために、Customsに時計を取りに行くとしましょう。装備は以下のとおりです。

MCXで弾はCBJ、頭は顔面4アーマー、防具も5アーマーのGen4とあまりにも過剰な装備ではありますが、ここで一番の問題はバッグです。
6Sh118こと、通称きのこバッグはとても大きなマスを持ち、なんと48マスです。その代わり重量もあり、デバフもスピード5%減少、エルゴも7%減少します。
もし時計を取りに行き、生存して帰ることを考えるとこれは適切ではありませんね。
タスクのことを考えるなら、バッグは持たずに行くのが適切であることがわかります。

そこでふと思い浮かぶのが、上手い人達はバッグを持って漁りながらタスクも終わらせてますよということでしょう。
それは上手い人だからです、で終わらせたら解説も何も無いのでもう少し紐解きましょう。
バッグを持ってタスクもするということは、並列な作業となります。
並列な作業とは人間にとって結構な負担です。
漁る時に聞こえる音は銃を撃つ音、走る音に続いて大きな音で、建物の中でドロワーを漁る音を外でも聞こえたことはありませんか?
そう、漁るという行動はリスクが伴います。
そのリスクを理解したうえで漁るとふと頭に過ぎりませんか?外に敵居る?自分が通った道には居なかったけど反対側から敵が歩いて来てない?
この不安要素が実は相当負担になるのです。

いやいや、そんなこと言ってたら何も稼げないし効率が悪いよ…って思うかもしれませんが一度その効率の考えを切り離しましょう。
一番効率がいいのは、タスクを最速で終わらせることです。
タスクを最速で終わらせて、区切りがいい時間に金策としてバッグを持って出撃をする、これが実は一番生存もタスク効率もいいんです。
これが、私が言う”集中すること”です。

3.PSCAVの存在

・PSCAVという恐怖

PSCAVというのは本当に厄介な存在です。彼らは失うものがなにもないから、音がする方向に基本的によってたかってPMCを倒そうとします。
ここまで見ていただいてるプレイヤーからしたら、SCAVでプレイしてるときはそんなことしないと思いかもしれませんが…そんなことはないんです。
PSCAVは今季から銃のリコイル調整が入ったこともあり用意にプレイヤーを倒せるようになってしまいました。試しにAKやMP9にVSSなど比較的強いとされるフルオート武器が手に入ったらSoTやライトハウスに行ってみてください。PMCの時のように戦うだけで本当に簡単に倒せてしまいます。

このような存在のPSCAV、大体はLv42以下のことが殆どですが時たまにLv50以上の人も闊歩したりします。
死ぬまでは相手の情報を知ることができないこのゲームですから、相手の立ち回りを理解するまではほぼ全てLv50↑の猛者と考えて動くのが吉です。

PMCと接敵して立ち止まり、立ち回り、あれこれ試行錯誤してなんとか勝てたと思ってたら10分過ぎてたという経験はありませんか?
その10分でなんと、PSCAVはもう湧いています。
PSCAVは音に群がると冒頭に話したように、漁る頃には実は近づいてることも多々あります。
タスクをこなしたいのに、倒したPMCを漁りたいのに、厄介ですよね。

ではこのPSCAVを避ける方法は?となると、これしかありません。10分以内にMAPでタスクを終えて帰ることです。

とは言ったものの、タスクによってはそれも無理なことが多いです。クエストアイテムは死亡すると失うので、余計な漁りはせずにダイレクトに湧いてる貴金属をササッと見る程度でサササッと帰りましょう。

4.MAPを覚えること

・公式Wikiの偉大なMAP

本当に公式Wikiとは偉大なもので、下の画像のようなとても見やすく直感的に操作ができるMAPが用意されてます。

SoTの初期湧きを知りたい場合の表示

これはSoTのPMCの初期湧きを表してるものです。
この初期湧きはとても多く用意されており、10回程度行ったぐらいでは覚えきれるものではありません。20回、50回と数を重ねて覚えていくものです。

私も2000時間程度遊ばせてもらっていますが、未だに全MAPの初期湧きを完全には把握できていません。しかし、湧いた場所の近くに湧いてるかもしれない危険な湧きポジ程度は把握しています。
この湧きポジを把握できて命拾いできたこともあれば、PMCキルタスクのシュタボと呼ばれるタスクも効率よくクリアできたりもしました。
タスクを生存効率よく進ませたいなら必修科目ですね。

・湧き位置からの逆走と従走

実はタルコフというゲームは湧き位置によって大体あそこで湧いた人はこの行動するよねという予測がある程度できるゲームです。
いやいや、そんな予想通りに動くわけ無いじゃんと思うかもしれませんが、本当におもしろいぐらい慣れると予測できるんです。

ファクトリーやラボのような狭いマップもSoTやWood'sなどといった広大なMAPも湧いた場所から逆走してきたらここで当たる、従走してたらここで漁ってる可能性があるというような予測ができるようになったら、もうそのMAPはマスターしていると思っていいでしょう。

それほどに、MAPを覚えることというのはタルコフを攻略すること、生存を上げることに直結していきます。

5.装備の選び方

・防具編

基本的に、生き残るために必須なのは知識はもちろんですが装備も大事です。時期によって、プレイヤーたちの資金やタスクもどんどん進んでいき買える弾や防具も変わっていきます。要するに、Metaがあります。
例えばワイプ直後の序盤はみんな貫通20の弾しか使えないのに6アーマーを装備してても過剰ですよね?その場合は3、4アーマーが適切となります。
ワイプから3ヶ月が経とうとしてる今、4アーマー以下はどうなの?となるとこれもまた適切とは言えません。
時期やタスクによって生き残りたいならお金を払ってでも5アーマーや4ヘルメットを用意する、これが本当に正しいお金の使い方で生存率にとって大切なこととなります。無論、フリマではなくトレーダーから購入が基本です。買えないなら買える最高値の店売りのものを買いましょう。

また、これは今季から変わってしまったことなのですが、今まで強かったアーマーが今季も強いとは限りません。
例として、6アーマーが一番強いはずなのに今季は大半の6アーマーが中身の追加装甲を引っ剥がされて、既存の5アーマー等に入れられ店に売られる現象が起きています。
これは、ソフトアーマーという追加アーマーの外側に位置する部分が関係しており、そのソフトアーマーの防いでくれる部分の多さが今季の防具Tierに直結しているためです。文にするとこれ以上はややこしくなる上に、長くなるため割愛します。そのうちNoteに防具編をまとめたいと思います。

・武器編

生き残るために自分で揃えれる範囲の最高の防具を用意したのに、肝心の武器がモシンやVPOのようなとても近距離で戦闘できるものでないなら意味がないですよね?
ドレスコードと同じでタルコフにも防具に相応しい武器、武器に相応しい防具があります。

目安として、そのレベルでトレーダーから買える武器の弾の貫通を見ましょう。貫通40を超える弾、7mmのM80が使えるなら5アーマーを、貫通38の856A1なら4アーマーといった感じで自分が使う弾の貫通より1個上を目安にアーマークラスを考えるとわかりやすいかもしれません。
勿論例外的に、ボルトアクションやピストル等といった戦闘自体があまりにも弱い武器、高レートで発射する弾数で敵を倒すSMGみたいに例外もありますが今回は割愛します。

まとめ

如何だったでしょうか。タスクに集中して、PSCAVという存在に気をつけ、MAPを把握して装備の基準を把握する。とても当たり前のようで難しいこの基礎中の基礎さえ理解できると生存率というものは飛躍的に上がります。

マクロ的な視点で今回はお話したので、戦闘時の立ち回りなどのミクロ的な部分は次回にしたいと思います。


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