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自分を変えるか、環境を変えるか

他人を変える事は出来ない、というように、
特定の相手に自分を受け入れてもらう上で、相手と相反する部分があり、どうしても歩み寄る事が出来ない場合がある場合、自分を捨てる以外に方法はない。
しかしながら、歩み寄る事が出来ないという事は、それだけその部分は自分にとって『譲れないもの』だという事でもある。

『自分の考え』と、
特定の『相手に理解される事』と、
どちらの方が自分にとってより大事なのかを、まずはっきりさせる必要がある。

自分の考えが何より大事なのか?
この人から信頼させる事の方が大事なのか?
この2つの内、どちらがより大事なのかによって、自分のとるべき行動は変わってくる。
自分の考えが大事なら、今目の前にいるその特定の人に拘らず、自分の考えに合った人を諦めずに探し続けなければいけないし、
今目の前にいる人が何より大事なら、自分の考えなどといつ拘りは今すぐ捨てて、目の前にいる人の考えを理解しなければいけない。
この2つの優劣を明確にしないまま行動、発言をしてしまうと、目の前にいる人の理解は得られず、自分を理解してくれる人も現れないという、とても中途半端で、一番不快な状況に陥ってしまう。

もちろん、自分に嘘をつかず、素直に行動し続けていれば、自分の考えを曲げなくても自然と自分に合った人達だけが周りに集まってくるものではあるけれど。何があっても自分を曲げないという信念を持ち続ける事が必要であり、そんな人が現れるまでは耐え難い苦痛が続く。
自分が狙った、特定の人に理解される、という目的を第一とするならば、『その人を理解する』事に素直にならなければいけない。それはその人の感覚によっては『我慢』と言うのかもしれないし、『努力』と言うのかも知れない。

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