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2.≪幸せの水先案内人≫

時々、嬉しいなぁ、と思うことが有ります。
なんか、嬉しくて、心がウキウキして、満ち足りているなぁと思うこともあります。
そして、これが『幸せ』だ、と思うことが有ります。
 
『幸せ』は、一日のうちでどれだけ『嬉しい』のウエイトが大きいか、かも知れません。人は辛い思いばかりしていると、ふと感じる人の優しさや、人のいたわりが本当に心に沁み入ることが有ります。
 
困っている時に、『なんか手伝おうか』とか、
落ち込んでいる時に、『どうしたの、何か心配事でもあるの』とか、
何気ないたった一言で、随分と気持ちが変わり『嬉しく』感じてしまうことが有ります。
 
話は変わりますが、人の味覚には、甘味、苦味、酸味、塩味、旨味が有ります。
太古の昔、人類は身体に悪いもの、毒性のもの、腐りかけたものなどを舌で検知して、防御していたという話があります。
苦味や酸味や強すぎる塩味の味を昔の人は避けていた、若しくは注意しながら食していたと言われています。それに対して、甘味は、自然界には少なく、体に必要なものとして、人類は無条件に食していたものと思われます。旨味は、物理的な見た目、食感、味などを超越した、もっと心まで癒されるような味として重宝がられていたかもしれません、ここではチョット別格。
自然界には、イヤな味が多過ぎるがゆえに、たまに甘いものが手に入ると人は感激したと思われます。
 
人も辛い思いや、悲しい思いを味わったことが有れば有るほど、人の優しさやいたわりを受け取る感受性がより強くなると思われます。『嬉しい』感情が増す気がします。
 
『嬉しさ』は外部から自身に与えられた喜ばしいものに対する喜びかも知れませんが、その『嬉しい』や『有難い』の感受性は人それぞれだと思われます。その感受性が鋭敏であればあるほど、その『嬉しさ』も大きくなるように思われます。
 
 
ダメ押しです、人は『嬉しい』と感じることが多ければ多いほど、『幸せ』と感じる空気に浸れるような、そんな気がします。
 
『嬉しい』を一杯、一杯感じて、『幸せ』の雰囲気にもっともっと浸れるようにしましょう。そうすると、身も心も軽くなります。周囲の人々にも『嬉しい』空気が、一杯、一杯伝わります、伝染するのです。
 
『嬉しい』は単なる感情ではないんです、『幸せ』の水先案内人です。
現代人は『嬉しい』の感情表現を少しばかり忘れています。
いつでも、どこでも、何度でも、『嬉しい』を、身体一杯で表現しましょう。
きっと、『幸せ』の空気が、周波数が、すでにそこここに流れているはずです。
折角の二度と無い人生、仲良く楽しく幸せに生きましょう(H/P 書窓けやき通り)
 

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