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南風の成田空港で16R出発便を撮る

こんばんは!
残念ながら天気の悪い週末でした。快晴が待ち遠しいですね。
本日は、南風の成田空港で出発便を撮るテクニックをご紹介したいと思います。

1. 天気予報
成田空港で撮影するときに、1番重要な情報は風向きです。成田付近は風が強いことが多く、滑走路運用は風向きに合わせて頻繁に変わります。傾向としては、3月頃から10月頃の快晴の日は南風が卓越、11月頃から2月頃の快晴の日は北風が卓越する日が多いように思います。

2. 滑走路運用

成田空港の出発便は原則としてA滑走路から離陸します。南風の時は図の右(北)から左(南)へ向かって離陸して行きます。従って出発便を撮影するならば図の⚫︎付近が好ましいエリアになります。

成田空港のレイアウト

3.撮影スポット
●付近にある成田空港公式撮影スポットが三里塚さくらの丘公園です。

地図→

ここからは、南風の出発便を撮影することができます。成田空港のA滑走路は4000mもあるため、テイクオフの位置は便によりまちまち。機材と行き先を見ながらシャッターを切るタイミングを予測する必要があります。
簡易ながらトイレと自動販売機あり。
アクセスは車ならば駐車場あり、バスならJRバス成田駅から航空科学博物館行きに乗り、住宅入口で下車。歩いて10分もかからない距離です。

4.撮影テクニック
(1)光線状態の良い季節と時間帯
滑走路が南北に走っているため、順光の時間帯は午後に限られます。9月から3月までは13:00~、3月から8月は14:00~が良い光線になります。撮影に向いた機材はB777(長距離線)、A380、B787-8,9,10と思います。他のA320やB737クラスのナローボディー機は上がりが早すぎて撮影には適さないでしょう。A330やA350については運が良ければ良い位置に来るかもしれません。

(2)2023/2024の冬スケジュールで撮影に適した便
OZ101 13:20 A380-800 (一部日程のみ)
BR197 14:00 B787-10
MF810 15:30 B787-8

今シーズン最も注目はアシアナ航空(OZ)のA380でしょう。

作例 OZ101 A380 さくらの丘公園

(3)必要レンズ
A380の場合、必要レンズは35mm換算で250mm程度です。


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