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フランケン通勤ラジオ_33

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今回もガチコンテンツです。業務の属人化についての考察、後編ですよ。

「第33話」属人化問題そのに!

・業務の属人化には2つの階層が存在する。

ビジネスモデルの「運用」に関わる階層
ビジネスモデルの「構築」に関わる階層

・運用にかかわる階層
これは一言で言えば効率の問題だ。
この階層における「脆弱性」とは単純にシステムの安定運用についてのリスクであり、回りにくくなることはあっても止まることを危惧するものでは無い。

・構築にかかわる階層
端的に表現すれば、ビジネスモデルの浸食だ。
キャッシュポイントに近い部分で、ある特定の個人がビジネスモデルそのものを変容させてしまうリスクを指す。
企業が収益を上げるキャッシュポイントが解析されており、企業が構築した既存のものより優れたシステムを属人的に抑えられ、コントロールができないのであれば、この企業は自らのイニシアチブでキャッシュポイントをトリガーできなくなる。

ビジネスモデルはマーケットの変化に合わせてアップデートが必要だ、といったが、勝手にアップデートされてしまったモデルを自分の手に戻すためには、ある種の取引が必要になる。

・最後のキーワード「労働者の進化」
属人化対策とは企業のスタンスに言及する問題だ。
つまりは効率の問題ではなく、企業の生存の問題だ。
あらゆるビジネス書が属人化問題を前者のリスクとして語る。正直な話、そんなレベルの問題などはどうでも良い。
家来と思っていた武将が城主の喉元に手をかけている。その時に進化してしまった武将をどう遇するかのスタンスが企業生存とともに問われるのだ。

・瀕死の優良企業
何を抽象的なことを、と感じるかもしれないが、すでに腹を食い破られる寸前までビジネスモデルを属人化されてしまっている企業は、驚くほど多い。
・自分が無自覚にどれくらい業務を属人的に切り取っているかを調べる方法

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