見出し画像

ご挨拶……27年ぶりのFrancisニューアルバム"Bolero"と今までの"小里誠"のこと

はじめまして、小里誠(オリマコト)です。

この度私がやっているソロユニットFrancisが27年ぶり(!)にニューアルバム"Bolero"をリリースいたします。Francis、ならびに私小里誠のことをご存知の方、初めて知る方に自己紹介いたします。

遡ること1994年、THE COLLECTORSのベーシストとして活動していた傍らFrancisというアーティスト名で活動始め、1stミニアルバム“Burning Bear!”リリースしました。当時、ブリティッシュロックの影響下にあったTHE COLLECTORSとは全く異なる、自身の志向するニューウェイヴ、フレンチポップ、NYガレージロックからの影響を網羅した内容は、マニアックなセンスをもった方々から絶賛されました。ただそれ以降、残念なことに次に続く作品のリリースには至らないまま何十年の月日が過ぎてしまいました。

2014年にバンドを脱退後、再びFrancisとしての活動を再開。バンドの素晴らしさ、大変さも熟知しているだけにひとまずPC1台あればどこでもライブが出来るスタンスで精力的にどこでもライブし始めました。ただどうしても1stアルバムには存在する女性ボーカルがいない物足りなさを感じずにはおれず、そのギャップを埋めるためにも知人の小川直人くんが紹介してくれた田島ハルコさんに協力してもらうようになり、次第に勢いを増して「ハルコとフランシス」という最強のニューウェイヴユニットが出来上がり2枚のミニアルバムをリリース。日本のアーティストでここまで洗練されつつも遊び心のあるユニットはいないのではないかと自負出来る最高なコラボレーションが出来ました。

一方で、Francisというソロユニットはもっともっと音楽性の幅も広く、さらに大衆にもアピール出来るものだという気持ちの中、いつかは現在進行形のFrancisの新作をきちんとリリースしたいという欲求も増していきました。そうした経緯の中、地道に作り続けた成果がこのニューアルバム“Bolero”です。

中には94年の1stリリース直後に出来た未発表で、今回アレンジしなおした楽曲なども入っています。後日noteでここの楽曲の説明が出来ればと思っていますが、そういう意味では私、小里誠=Francisの集大成のようなアルバムと言っても過言ではありません。

"Bolero"は適材適所、仲良くさせてもらっている素晴らしいミュージシャン達、レコーディングエンジニア達の力を借りて、今、一番カッコいいと自分でも思えるアンサンブルを最大限に表現できたら最高だなという思いで作ってきました。

2021年9月27日発売の"Bolero"をぜひ聴いてみてください。時代に左右されない音楽の力を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

ジャケ

どうぞよろしくお願い致します。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?